いつもありがとうございます。
昨日の記事に説明不足がありました。
型紙をご自分で製図する方へ・・
カットソーの型紙には縫い代が含まれています。
製図終了後、裾以外はすべて1㎝の縫い代を付けてください。(裾は1.5~2㎝)
洋裁の型紙を利用する方は・・
製図用紙に型紙を写し、上記縫い代を付けて取り直してください。
糸交換について・・
ロックミシンの中には 糸通しが楽に出来る
エアースルー機能がついているものもあります。
これはパイプの中をエアー(空気圧)で通すもので、
初めての方には便利な機能です。
このミシンをお持ちの方は、
取扱説明書及び使い方CD等、良くご覧になって下さい。
今日は、エアースルーのないロックミシンの
糸交換についてご説明します。
まず、覚えてほしいのは・・
向かって右から、下ルーパー糸、 上ルーパー糸、
針糸(4本ロックミシンは2本ついています。)
糸交換の仕方
1、糸通し棒を上まで上げます。
2、糸が棒に絡まっていないか、はずれていないか確認します。
3、付いている糸を切ります。糸巻のすぐ上を切るようにしてください。
4、交換する糸と、あらかじめ付いていた糸を結びます。
まず、下ルーパー糸、上ルーパー糸、は2本揃えて結びます。
しっかり結んで、両側から引いて 抜けないか確認してください。
最後に 針糸(4本ロックミシンは2本)を 結びますが・・
写真の様に結んでください。
(注・・これは私の長年の経験でのやりかたです。
60番の糸は太いのでこの結び方以外は通りませんでした)
(1)右の糸を上にします。
(2)下になっている糸を、上から下にくぐらせます。
(3)左の糸を上から下にくぐらせます。
(4)4本の糸を均等に引いてください。
(5)帯締めの止め方と同じです。左右逆に結んでも可。
これで完了です。つぎに・・
5、押え金具を上げます。
6、先に出ている糸を後ろ斜めに 左手で軽く引っ張ります。
(あまり強く引っ張ると糸が切れるので注意)
引けるところまで引いて、少しでも引っかかる感じがしたら
糸をピンとさせたまま、止めて下さい。
(メーカーや機種により糸調子ダイヤルを、0にしないと引けないのもあります。
その場合は、ダイヤルを0、にして、糸交換後、もとの数値に戻してください。)
引っかかる感じがしたら、左手で糸を軽く引いたまま、
右手ではずみ車を 時計回りにゆっくり回していってください。
糸が抜けたら、はずみ車を止め、左手で糸を引いていきます。
また引っかかったら、はずみ車を回して・・
その繰り返しを続けていると、やがて糸の結び目が出てきます。
全ての糸の結び目が出てきたら 5~6㎝残して糸を切ります。
7、最後に必ず、押え金具を下しておいてください。
(写真が暗くなってしまいました。すみません。)
こちらは Sさんのカットソー作品です。
このデザインは細く見えるからと とても気に入って下さっています。
Sさんの2枚目の作品です。