データサイズが100MB、USBメモリが4GBと使われる、「MB(メガバイト)」、「GB(ギガバイト)」はコンピュータの単位です。
これらの単位について理解しておくと、データの大きさ、各種メモリの容量などが分かるので、なかなか便利ですね。今回は、このコンピュータの単位について説明します。
なお、「MB」、「GB」の「M」「G」は何倍を表現する単位です。日常生活でも重さが「4Kg」と使いますが、
「K」は1,000倍を示し、「M」はKの1,000倍(100万倍)、「G」はMの1,000倍(10億倍)
を表します。最近良く聞く、「T(テラ)」はGの1,000倍(1兆倍)を表します。
なお、コンピュータの世界では、K・M・G・Tの後ろに「B(バイト)」をつけますが、これは英文字1文字分を記憶する大きさです(日本語だと2B必要です)。まあ、「B」は”おまじない”だと思えば良いですね(^^♪
MB・・・M(メガ)は1,000,000倍のこと、B(バイト)は英文字1文字分を記憶する大きさ
つまり、英文字=100万文字が入る大きさ
GB・・・G(ギガ)はM(メガ)の1,000倍、B(バイト)は英文字1文字分を記憶する大きさ
つまり、英文字=10億文字が入る大きさ
コンピュータの中のデータの大きさを表す最小単位は「B(バイト)」です。
この「B」という単位は、”英文字の1文字分を記憶する大きさ”です。 ”日本語 1文字”を記憶するには、その2倍の「2B」が必要です。
なお、コンピュータの単位の用語を添付の図で説明しています、参考にしてください。図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。
http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20120218230130
■
■ K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
■
なお、日常生活で、”1,000g=1Kg”、”1,000,000円=1M円”と表現しますが、この“K”や“M”は一般的に「単位の倍量・分量単位」で用いられ、「何倍を表現する単位」です。
K(キロ)は1,000倍
M(メガ)は100万倍
G(ギガ)は10億倍 を意味します
パソコンの世界でも、よく次の様に言われますね。
(1) 画像データのサイズが250KB
(2) 光・インターネットは最大100Mbpsの高速通信、
(3) 320GBの大容量コンパクトHDD
(4) 高速2.53GHzのCPUを搭載のパソコン
”250KBのK”、”100MbpsのM”、”320GBのG”、”2.53GHzのG”これらは全て、単位の何倍かを表現しています。
K(キロ)は1,000倍
M(メガ)は1,000,000倍 (100万倍) 1,000Kのことです
G(ギガ)は1,000,000,000倍 ( 10億倍) 1,000Mのことです
T(テラ)は1,000,000,000,000倍( 1兆倍) 1,000Gのことです
”K(キロ)が1,000倍”で、それを1,000倍するごとに、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)となります。
(注)なお、コンピュータの世界は2進数なので、正確には、K(キロ)は1,024倍、M(メガ)は1,024×1,024倍になります。
少し前までは、G(ギガ)が最高だったんですが、最近、HDD(ハードディスク)の保管容量が増えて、T(テラ)というG(ギガ)の1,000倍の大きさが出てきました。
データも文字情報から、画像、動画が増えてきて、保管する容量もどんどん増えていきます。この先、どうなるんでしょうか・・・・?
■
■ データ容量の計算: USBメモリ、音楽プレーヤー、デジカメ
■
■ USBメモリの容量
”4GBのUSB”というときは、正確には、”4G(ギガ)B(バイト)”の文字データを入れることができるUSBメモリ”ということになります。
4GB(ギガ・バイト)のUSBメモリの大きさ
=4×10億×B(バイト)= 40億英文字 = 20億日本語
■ 音楽プレーヤーに記憶できる曲数の計算
音楽CDの1曲4分の音楽をパソコンに取り込むと、その容量は約4MB程度(MP3形式)になります。
*CDの音楽データをパソコンに取り込む際は、データを圧縮して取り込むので、CDに保存されているデータ容量の約1/10になります。
では、音楽プレーヤーの保管容量を4GB(ギガ・バイト)として、一体どれぐらい保管できるか計算すると次のようになります。
4GB(ギガ・バイト)の音楽プレーヤー = 4,000MB(メガ・バイト)
= 約1,000曲(4,000MB/4MB)の音楽保存可能
(注)1曲4分の音楽 = 約4MB(MP3形式)
■デジカメに記憶できる写真の数
デジカメに入っているメモリの大きさが2GBとすると一体、どれぐらいの写真が入るのでしょうか?
1000万画素の画像だと、1枚が約2~5MB程度と言われていますので、下記のようになります。これは、あくまでも目安ですので、正確には、デジカメのカタログを見て下さい。
2GBメモリが入っているデジカメ = 2,000MB
= 約400枚(2,000MB/5MB)の写真保存可能
(注)デジカメ写真の1枚のサイズ(1000万画素の画像) = 約2~5MB
なお、高画質でとると、1枚が1MB以上のデータサイズになるため、インターネットでSNSやブログに貼り付ける場合は、サイズを縮小させることが必要になります。
≪補足≫ デジタルカメラの画素数とサイズの目安
写真サイズとピクセル寸法
http://photoshop.miyaginet.jp/a-Size.htm
200~300万画素 1枚の写真サイズ 約0.6MB(JPEG方式)
500~800万画素 1枚の写真サイズ 約2.8MB(JPEG方式)
600~1200万画素 1枚の写真サイズ 約4.6MB(JPEG方式)
■
■ デジタルとアナログ
■
よく使われる”デジタル(digital)”という言葉は、デジタル時計で時分秒を数値で表現するように、「ある一定の間隔で、そのときの大きさを数値で表現する方式」です。
”アナログ(analog)”は「連続的に大きさを表現する方式」です。針がついたアナログ時計や温度計を考えると、分かり易いと思います。
コンピュータの世界は、”デジタル(digital)”の世界で、全てを”0、1”で表現することになります。
なお、デジタルで作られたものは数値を扱うため、アナログに比べて複製などが容易で、データの劣化も非常に少ないという特徴を持っています。
■
■ コンピュータの基礎単位
■
コンピュータは”0、1のみの2進数”で処理しますが、”ビット”とは、コンピュータが処理する最小の単位で、2進数の1桁に当たります。
しかし、コンピュータの基本的な単位としては、この”ビット”ではなく、通常、”バイト(略称、B)”が使われます。
1バイト =8ビット (2進数の8桁) * バイトは”B”と表現
このように言ってもピンとこないと思いますが、1B(バイト)は英文字の1文字を記録する大きさと考えると分かりやすいと思います。
日本語の1文字は2Bで記録されます。
1B(バイト)=英文字1文字分を記録する大きさ(半角)
2B(バイト)=日本語1文字分を記録する大きさ(全角)
*日本語の1文字は2Bで記録されます。
英文字の1文字は、1バイト=8ビットで表現
「a」 → 「0110 0001」 *JISコードの1バイトコード
日本語の1文字は、2バイト=16ビットで表現
「あ」→ 「0000 0100 0000 0010」 *JISコードの2バイトコード
文書・表計算データのサイズ、画像データのサイズ、HDDの容量、USBメモリの容量、これらの単位も、”B(バイト)”です。
文字コード表 JISコード(ISO-2022-JP)
http://charset.7jp.net/jis.html
■
■ 《補足》 コンピュータの世界は2進数
■
日常生活は10進数、つまり”0~9”の数字で数えますが、コンピュータの世界は2進数で、”0、1”の数字しかありません。
10進数は、0から9までの10個の数字を使って数を表現します。数は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9と順に増え、次に位が増えて10になり、次に11、12、13、14、15・・・となります。
2進数は、数字0、1の2個の数字を使って数を表現しますので、数は、0、1と順に増え、次に位が増えて10になり、次に11、100、101、110、111・・・となります。
10進数 0 → 2進数 0
10進数 1 → 2進数 1
10進数 2 → 2進数 10
10進数 3 → 2進数 11
10進数 4 → 2進数 100
10進数 5 → 2進数 101
10進数 6 → 2進数 110
10進数 7 → 2進数 111
10進数 8 → 2進数 1000
10進数 9 → 2進数 1001
これらの単位について理解しておくと、データの大きさ、各種メモリの容量などが分かるので、なかなか便利ですね。今回は、このコンピュータの単位について説明します。
なお、「MB」、「GB」の「M」「G」は何倍を表現する単位です。日常生活でも重さが「4Kg」と使いますが、
「K」は1,000倍を示し、「M」はKの1,000倍(100万倍)、「G」はMの1,000倍(10億倍)
を表します。最近良く聞く、「T(テラ)」はGの1,000倍(1兆倍)を表します。
なお、コンピュータの世界では、K・M・G・Tの後ろに「B(バイト)」をつけますが、これは英文字1文字分を記憶する大きさです(日本語だと2B必要です)。まあ、「B」は”おまじない”だと思えば良いですね(^^♪
MB・・・M(メガ)は1,000,000倍のこと、B(バイト)は英文字1文字分を記憶する大きさ
つまり、英文字=100万文字が入る大きさ
GB・・・G(ギガ)はM(メガ)の1,000倍、B(バイト)は英文字1文字分を記憶する大きさ
つまり、英文字=10億文字が入る大きさ
コンピュータの中のデータの大きさを表す最小単位は「B(バイト)」です。
この「B」という単位は、”英文字の1文字分を記憶する大きさ”です。 ”日本語 1文字”を記憶するには、その2倍の「2B」が必要です。
なお、コンピュータの単位の用語を添付の図で説明しています、参考にしてください。図は、下記の”はてなフォトライフ”にも掲載しています。
http://f.hatena.ne.jp/yougo-school/20120218230130
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■ K(キロ)・M(メガ)・G(ギガ)とは何か?
■
なお、日常生活で、”1,000g=1Kg”、”1,000,000円=1M円”と表現しますが、この“K”や“M”は一般的に「単位の倍量・分量単位」で用いられ、「何倍を表現する単位」です。
K(キロ)は1,000倍
M(メガ)は100万倍
G(ギガ)は10億倍 を意味します
パソコンの世界でも、よく次の様に言われますね。
(1) 画像データのサイズが250KB
(2) 光・インターネットは最大100Mbpsの高速通信、
(3) 320GBの大容量コンパクトHDD
(4) 高速2.53GHzのCPUを搭載のパソコン
”250KBのK”、”100MbpsのM”、”320GBのG”、”2.53GHzのG”これらは全て、単位の何倍かを表現しています。
K(キロ)は1,000倍
M(メガ)は1,000,000倍 (100万倍) 1,000Kのことです
G(ギガ)は1,000,000,000倍 ( 10億倍) 1,000Mのことです
T(テラ)は1,000,000,000,000倍( 1兆倍) 1,000Gのことです
”K(キロ)が1,000倍”で、それを1,000倍するごとに、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)となります。
(注)なお、コンピュータの世界は2進数なので、正確には、K(キロ)は1,024倍、M(メガ)は1,024×1,024倍になります。
少し前までは、G(ギガ)が最高だったんですが、最近、HDD(ハードディスク)の保管容量が増えて、T(テラ)というG(ギガ)の1,000倍の大きさが出てきました。
データも文字情報から、画像、動画が増えてきて、保管する容量もどんどん増えていきます。この先、どうなるんでしょうか・・・・?
■
■ データ容量の計算: USBメモリ、音楽プレーヤー、デジカメ
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■ USBメモリの容量
”4GBのUSB”というときは、正確には、”4G(ギガ)B(バイト)”の文字データを入れることができるUSBメモリ”ということになります。
4GB(ギガ・バイト)のUSBメモリの大きさ
=4×10億×B(バイト)= 40億英文字 = 20億日本語
■ 音楽プレーヤーに記憶できる曲数の計算
音楽CDの1曲4分の音楽をパソコンに取り込むと、その容量は約4MB程度(MP3形式)になります。
*CDの音楽データをパソコンに取り込む際は、データを圧縮して取り込むので、CDに保存されているデータ容量の約1/10になります。
では、音楽プレーヤーの保管容量を4GB(ギガ・バイト)として、一体どれぐらい保管できるか計算すると次のようになります。
4GB(ギガ・バイト)の音楽プレーヤー = 4,000MB(メガ・バイト)
= 約1,000曲(4,000MB/4MB)の音楽保存可能
(注)1曲4分の音楽 = 約4MB(MP3形式)
■デジカメに記憶できる写真の数
デジカメに入っているメモリの大きさが2GBとすると一体、どれぐらいの写真が入るのでしょうか?
1000万画素の画像だと、1枚が約2~5MB程度と言われていますので、下記のようになります。これは、あくまでも目安ですので、正確には、デジカメのカタログを見て下さい。
2GBメモリが入っているデジカメ = 2,000MB
= 約400枚(2,000MB/5MB)の写真保存可能
(注)デジカメ写真の1枚のサイズ(1000万画素の画像) = 約2~5MB
なお、高画質でとると、1枚が1MB以上のデータサイズになるため、インターネットでSNSやブログに貼り付ける場合は、サイズを縮小させることが必要になります。
≪補足≫ デジタルカメラの画素数とサイズの目安
写真サイズとピクセル寸法
http://photoshop.miyaginet.jp/a-Size.htm
200~300万画素 1枚の写真サイズ 約0.6MB(JPEG方式)
500~800万画素 1枚の写真サイズ 約2.8MB(JPEG方式)
600~1200万画素 1枚の写真サイズ 約4.6MB(JPEG方式)
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■ デジタルとアナログ
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よく使われる”デジタル(digital)”という言葉は、デジタル時計で時分秒を数値で表現するように、「ある一定の間隔で、そのときの大きさを数値で表現する方式」です。
”アナログ(analog)”は「連続的に大きさを表現する方式」です。針がついたアナログ時計や温度計を考えると、分かり易いと思います。
コンピュータの世界は、”デジタル(digital)”の世界で、全てを”0、1”で表現することになります。
なお、デジタルで作られたものは数値を扱うため、アナログに比べて複製などが容易で、データの劣化も非常に少ないという特徴を持っています。
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■ コンピュータの基礎単位
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コンピュータは”0、1のみの2進数”で処理しますが、”ビット”とは、コンピュータが処理する最小の単位で、2進数の1桁に当たります。
しかし、コンピュータの基本的な単位としては、この”ビット”ではなく、通常、”バイト(略称、B)”が使われます。
1バイト =8ビット (2進数の8桁) * バイトは”B”と表現
このように言ってもピンとこないと思いますが、1B(バイト)は英文字の1文字を記録する大きさと考えると分かりやすいと思います。
日本語の1文字は2Bで記録されます。
1B(バイト)=英文字1文字分を記録する大きさ(半角)
2B(バイト)=日本語1文字分を記録する大きさ(全角)
*日本語の1文字は2Bで記録されます。
英文字の1文字は、1バイト=8ビットで表現
「a」 → 「0110 0001」 *JISコードの1バイトコード
日本語の1文字は、2バイト=16ビットで表現
「あ」→ 「0000 0100 0000 0010」 *JISコードの2バイトコード
文書・表計算データのサイズ、画像データのサイズ、HDDの容量、USBメモリの容量、これらの単位も、”B(バイト)”です。
文字コード表 JISコード(ISO-2022-JP)
http://charset.7jp.net/jis.html
■
■ 《補足》 コンピュータの世界は2進数
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日常生活は10進数、つまり”0~9”の数字で数えますが、コンピュータの世界は2進数で、”0、1”の数字しかありません。
10進数は、0から9までの10個の数字を使って数を表現します。数は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9と順に増え、次に位が増えて10になり、次に11、12、13、14、15・・・となります。
2進数は、数字0、1の2個の数字を使って数を表現しますので、数は、0、1と順に増え、次に位が増えて10になり、次に11、100、101、110、111・・・となります。
10進数 0 → 2進数 0
10進数 1 → 2進数 1
10進数 2 → 2進数 10
10進数 3 → 2進数 11
10進数 4 → 2進数 100
10進数 5 → 2進数 101
10進数 6 → 2進数 110
10進数 7 → 2進数 111
10進数 8 → 2進数 1000
10進数 9 → 2進数 1001
