活性化の会で4月13日に【宮田】に蒔いた蕎麦が芽を出した。
細く赤い茎の先に丸い小さな葉っぱ。そばの芽の赤は「アントシアニン」。
鹿のオードブルになってはかなわんと、ミッチャとせっちゃんがネット張。
※スプラウトとは、貝割れ菜やアルファルファなど、食べられる芽のことです。
ブロッコリー、クレソン、そばの芽、赤キャベツなどの種類があります。
滝川の檻でデカいの二匹獲ったから、今年は良いだろうと思っていたら
いつの間にか籔中ボコボコ穴だらけ。イノシシの目残りにありつけるかどうか・・。
花の木の方から来たのだろうか?、宣戦布告なしに夜中にゲリラ戦で来るから
如何ともし難い。尤も、此方もイノシシをいじめているから仕返しに来ても
文句は言えないのだが。
■お知らせ
《キラッと奥三河観光ナビ》で【鮎滝】を紹介して頂きました。
『走ってきたヨ!』
今年も、鮎滝のハッピを着て名古屋を走ってきたと、
なみ子さんが写真を持ってきた。
お疲れさま。なみ子60歳、フルマラソン完走。あんたは偉い。
本日、里山会・中山間地・活性化の会、3つまとめて総会。
出沢の集りといえば、お寺・お宮・老人クラブ・八平会・檻クラブ・・・。
ざっと数えただけでも10ぐらいは直ぐ思い浮かぶ。だが、名前は違っても、
各会のメンバーの顔ぶれは殆んど同じだ。出沢の戸数は40戸弱しかないの
だから当然と言えば当然の話だ。
普通はいちいち総会などしないのだが、この3つの会は補助金をもらっているので
総会を開催して記録を残さなければならないのだ。確かに補助金を頂けるのは
有り難いが、書類の山とそれに掛かる時間と労力を思うと考えさせられる。
今はミッチャが全部やっているので何とかなってはいるが・・・。
谷下の檻の〔こんくらべ〕はまだ続いている。
ミッチャもなかなか忙しい。
出沢活性化の会で【三州マタギ小屋】を訪ねた。
『日間賀島でいっぱい飲むか、』
で始まった話なのだが、出沢の連中は真面目?だ。
『ただ、飲んでばかりいても仕方がない、途中でどっか見ていくか』
とイノシシのがあるという、
岡崎市夏山町の【三州マタギ小屋】を訪ねることになったのだ。
本宿を回り込んできたので、えらく遠くに来たように思ったが、
よく考えてみれば出沢からここまで直線距離で20キロもない。
作手高里の向う側、同じ巴山の山裾だ。
イノシシが悪さをするからやっつける。捕ったら勿体無いから
解体して食べる。これで金儲けしようと思っているならやめたほうがいい・・。
小屋・わな・解体道具・・、必要なものは金をかけずに自分たちで作る。
なんとか後継者をつくろうと、仲間を募りNPOを立ち上げた・・・。
代表の日浅さんの説明は明快だ。
箱ワナはともかく、自作したという解体ナイフは道具の域を超え芸術品だ。
山あいの渓谷の脇の小屋、人懐こいのと、やたらと吠えまくっているのと
二匹のワンコ。おおらかそうな奥さんも周りにマッチして収まっている。
羨ましい。ここは日浅さんの遊び場だ、日浅ワールドだな・・。
日浅さんの話を聞いているうちにるミッチャの目が輝きだした。
長年の付き合いでよく分かるのだが、ミッチャがあの目をした時、
頭のなかには、すでに【出沢マタギ小屋】が建っている。
西沢の檻に20㎏ぐらいの♂猪2匹。
ミッチャと4人の仲間で、2時間ほどで処理。
数日前にイケメン「佐川男子」(韓ドラ狂の家内の話)が、
届けてくれた【真空パックん】を早速使ってみる。
意外と簡単だ。仕上がりの感じもいい。これなら冷凍庫もスッキリする。
但し、数を作るとロール代がかさみそうだ。
龍泉寺が、泰俊和尚になって初めて迎える正月は穏やかな正月だ。
昨年の正月は、泰成和尚が年頭祈願を務めたのだが、その月、1月の15日
に亡くなり、今年は息子の泰俊和尚が後を継ぎ出沢の平安を祈った。
一昨年は大震災で大変な年だった。昨年は静かな年だと思っていたら、
年末に国会が解散し衆議院の選挙になって慌ただしい年の瀬になってしまった。
【日本を取り戻す】と声高に叫んだ安倍自民党が圧勝した。
この3年間の混乱を思えば、必然の結果なのだろう。
時は過ぎ、世界は変わる。すべて昔の戻ればいいというものではない。
取り戻してはいけないものも数多い。
だが、目標が明確でなければ、行き先が定まらない。
取り戻すべきは日本のプライド、定めるべきは明確な目標。
頑張れ安倍内閣、頑張れニッポン。
『どうせなら、どデカイのを作ろう。』
『イヤ、デカけりゃ良いってもんでもない、庇よりは低くしとこう。』
今年も公民館に門松を飾ることになった。
松はあの山、竹はあの藪、梅はゴロウさんの畑、南天は・・、ウラジロは・・、
門松の材料なら出沢では直ぐに揃う。去年も作っているので尚更だ。
門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるそうだ。
氏神様のご加護で、無事に過ぎた今年に感謝しつつ、新年の平穏を願う。
「門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」