明日は待ちに待った解禁日だが・・、
天気予報は曇のち雨、水温も15度を割ってしまった。
鮎も体が冷えて、天候が回復するまで飛べそうもない・・・。
〈解禁まであと二日〉
みっちゃの網の準備は完璧。しかし川は台風の雨で大水だ。
水温は17度あるので、天気がよければ手前で飛ぶと思うのだが・・。
猿橋では早くも4人ほど場所取りにきている。
この雨で本隊が鮎滝に到達。昼ごろから鮎滝でも飛び始めた。
ここまで上ってきて、最初に飛ぶ鮎は元気のいい大きな鮎だ。
飛翔中の鮎はなかなかカメラに納まらないのだが、これだけ写っているということは、
かなりの数が飛んでいるということだろう。
WT=18.0℃・薄濁り(13:30鮎滝)
『黒瀬』と『橋場』に放流。
それぞれ100㎏ずつ放流したのだが、あっという間に散っていった。
待ちかまえているカワウやアオサギに喰われるなよ・・・。
NHKの取材有り。
少しでも綺麗な映像が取りたいと『ザワザワ』で必死で鮎に近づくカメラマン・・。
流石NHK。。でも、気をつけて下さいね・・。
(カマラマンの鮎を狙う姿はカワウやアオサギと変わらない。近づき過ぎると鮎も怖がって散ってしまう。)
11時頃川を見ると、新滝でパラパラと飛んでいた。
『少しは採捕出来るだろうから昼からとらまいかん』
と、組合長の山口さんと申し合わせて、13時から馬の背で鮎を掬った。
最初はそれほどでもなかったが、14時頃から鮎が集まってきた。
夥しい数の鮎が気が狂ったように我先に上ってきた。こうなると一度網ですくっても
すぐに集まってくる、15時30分頃まで掬って所用で現場を離れた。
(後を山口さんにお願いした)
今日、馬の背に集まった鮎は、ほとんどが5~6㎝の天然の鮎だ。
こんな小さな鮎が海から此処まで上って来るとはちょっと信じがたい。
自然は偉大である。
※AT=22.5° WT=16.5°(馬の背15:00)