滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

いのししの産屋

2013年03月30日 | 瑠璃光浄土

『ほぇ、イノシシの巣を見たことがあるかん?』
 「ヌタ場はあっちこっちで見るけど巣は見たこと無いのん」
 解体が一段落して一服しているとき、長老の久栄さんが話しだした。

 久栄さんの話によると【又ヤ】にイノシシの巣があるという。
【コデロ】にもあるが【又ヤ】のは県道のすぐ近く、歩いて4・5分
のところにあって、イノシシはその中で子を産み育てるのだそうである。
面白そうだ、毎日通っているところなので、話の種にちょっと寄って見ることにした。

 久栄さんに聞いたとおりに、豊川新城線、総合公園北口の向かいの山道を
100メートルほど上って行くと、木立が途切れ少し開けた萱場の中にそれはあった。
差渡し3メートル、高さは60~70センチぐらい、中が空洞になるように
上手く萱を組み合せ丸く積み上げてある。これなら雨露を凌げるし人目にもつかない。

 好き放題にヌタ打ち、ところかまわずボコボコにするイノシシが、
こんなきれいに巣を作るとは信じ難い。手は使えないはずだから、
口で萱を噛み切って並べるのだろうが、生まれて一年ほど経てば、
誰に教わることもなく作る。大したものだ。

 イノシシの母は強い。産屋の準備、出産、子育て、外敵への備え…
誰の助けも借りぬ、全部自分一人だけでやる。大したものだ。感動する。
 尤も自然界ではこれが普通で、自分では何もできない人間のほうが異常なのだ。

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デカッ!!

2013年03月29日 | 瑠璃光浄土

 西沢檻♂猪、80キロ超の大物。

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総合公園五分咲き

2013年03月28日 | 瑠璃光浄土

 花が咲き、芝が芽を吹き、小鳥が囀る。
 寒くもなし暑くもない。今が総合公園の一番いい季節だ

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桜渕七分・花の木三分

2013年03月27日 | 瑠璃光浄土

 春になるとサクラが咲く。
 ぱっと咲く。一度に咲く。知らんうちに咲く。
 こっちが疲れていても、困っていても、悩んでいても
 そんなコトはお構いなしだ。
 先のことが全くわからんこの世界で、
 『そろそろかな』と、思っていると必ず咲いてくれる。
 このシンプルな確実性が嬉しい。

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出沢を守る会

2013年03月22日 | 出沢

 本日、里山会・中山間地・活性化の会、3つまとめて総会。

 出沢の集りといえば、お寺・お宮・老人クラブ・八平会・檻クラブ・・・。
ざっと数えただけでも10ぐらいは直ぐ思い浮かぶ。だが、名前は違っても、
各会のメンバーの顔ぶれは殆んど同じだ。出沢の戸数は40戸弱しかないの
だから当然と言えば当然の話だ。
 普通はいちいち総会などしないのだが、この3つの会は補助金をもらっているので
総会を開催して記録を残さなければならないのだ。確かに補助金を頂けるのは
有り難いが、書類の山とそれに掛かる時間と労力を思うと考えさせられる。
 今はミッチャが全部やっているので何とかなってはいるが・・・。

 谷下の檻の〔こんくらべ〕はまだ続いている。
 ミッチャもなかなか忙しい。

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H25寒狭川下漁協総会

2013年03月17日 | 寒狭川下漁協

 玖老勢コミュニティーセンターで寒狭川下漁協総会。
 山口組合長の挨拶で始まり、平成25年度の運営方針を決める。
遊べる川、釣れる川を取り戻すために何が出来るか、何をすべきか。
放流時期・放流場所・種苗の選定、河川環境の整備、経費の節減・・・。
組合の存続をかけて試行錯誤が続く。

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どうだ、参ったか!。

2013年03月15日 | 瑠璃光浄土

 〔滝川〕の檻でようやくイノシシを捕らえた。50キロぐらいの♀だ。
 
 毎年今の時期は竹やぶに出没し、好き放題荒らしまくっていた奴だ。
ずる賢くてなかなか仕掛けを落とさなかったが、【根競べ】の末なんとか捕らえた。
これで今年は、少しは竹の子にありつくことが出来そうだ。

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コンクラベ

2013年03月07日 | 瑠璃光浄土

 2月14日で狩猟期間が終わり、一息ついているイノシシたちだが、
今度は居るだけで悪いと害獣駆除で追われる。

 箱ワナなんぞに近寄りたくもないのだが、ミッチャが撒いたエサの匂い
につられて、ついフラフラと出て来てしまう。

 さすがに狩猟期間を生き延びたイノシシはずる賢い。
そう簡単には騙されない。
よだれを垂らしながらもオリの周りをぐるグルグル。

 身の危険を感じ、オリの外から手(?)の届く範囲のエサを掻き出す。
それでも我慢しきれずに入り口からジリジリと奥の方にエサをなめていく。
10㎝、20㎝、30㎝・・・。あと少しで・・。

※『もっと食いたいが、何かあやしい・・・』
 『今日はこれで我慢するか・・』。

 イノシシとミッチャの【こんくら~べ】は続く。

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