滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

幻庵

2012年01月26日 | 地域

七久保道の間伐が進んできた。

入口から500m、間伐で透いた杉木立の間に何か見える・・・。
・・・コルゲートのドームだ。
そういえば、もう30年ぐらい前になるか、一時期、夏の間かなり
賑わっていたことがあって、夜通し音楽が聞こえていたのを思い出した。。
10年くらい前に七久保川に架かっていた木橋が落ちて、今は歩いて川を
渡らなければ辿り着くことができない。

地域との交流が殆んどなかったので、地元には誰が何のために建てたのか
知る人は少ない。

ネットでぐぐってみたら、建てたのは結構名の知れた建築家のようだ。
http://ishiyama.arch.waseda.ac.jp/www/worksfile/gen_an.html
http://blog.livedoor.jp/damedame226/archives/51535683.html

今では殆んど訪れる人もなく荒れ放題、コルゲートの耐久性は証明されたが、
自然と共生するにはエネルギーが要る。都会の生活をそのまま田舎に
持ち込んでも長続きしないということだろう。
体力もなく、ネットワークに生きる現代人が、庵を結んで隠遁するのは
どだい無理なのだ。

まさに『幻庵』

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七久保林道沿いの間伐が始まった。

2012年01月07日 | 出沢

以前は、山主が抜き切りした木を売って山の世話をしたのだが、
最近は木材価格の下落と人件費の上昇で、よほど出しのいい場所で、
しかも良い木でなければ、出材すると赤字になってしまう。

これでは山の世話をする気にもならず、山は荒れ放題、災害も起こる。
そこで県民から環境税を集め、山の整備をしようということになった。
それが『あいち森と緑づくり森林整備事業』である。
税金の使い方としては、少々問題があるような気がしないでもないが、
収益の見込みもなく、財産としての価値もほとんど見込めないとあれば、
山主に金をかけて山の世話をしろとも言えない。
相続の際に、二束三文で先祖伝来の山を手放す者が現れるのも無理からぬ
ことなのだろう。

何はともあれ昼でも薄暗かった七久保道が、間伐されて日の光が差し込み、
明るくなるのは嬉しいことだ。

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どッから入ってやらあかなぁ・・。

2012年01月06日 | 出沢

 イノシシと勝負だ!・・・はいいが、ちょっと狭苦しい・・。
 やっぱり、柵の外のから攻めるほうが楽しそうだ。

 獣害対策防護柵設置完了。

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