Yori氏のグッタリブログ_| ̄|○

週1ペースで・・・

大つけ麺博 ~第三陣~

2010-10-04 23:18:45 | ラーメン

最後の3週目となった大つけ麺博

第三陣も頑張って食べ尽くしました。。。
疲れましたよ…。

結局3週ともに初日の木曜日は雨模様という
なんとも運の無いイベント。

でも自分的には雨降ってくれたほうが
お客がかなり減るので良かったんですけどね。

なぜかこの3週目は別トッピングの値段が
グンと上がりました。

今まで¥400くらいがMAXだったのに、
今回は¥500どころではなく、
¥1000とか、なんと¥3000!!とかもありました。

もうどっちがメインだか分からんだろう。


今回の最初に食べたのは「道場六三郎×大勝軒 山岸一雄」の
「つけ麺維新」です。

実はこの店は事前チェックでは
あまり期待していませんでした。

まず写真を見ただけで
「なんだもう大勝軒じゃねーじゃん。
ゴマダレベースならきっとアッサリ系なんでしょ?」
なぁんて思っていたので、後回しにしようと思っていたんです。

でも当日行ってみて、
雨の中、とみ田と共に行列になっていたので
「客が少ない日のうちに1つ行列店に行っておこう。
とみ田は食べたことあるから、
道場さん&山岸さんに行ってみるか…。」
となんとなくで最初に食べることにしたんです。

一口食べて衝撃がっ!

つけ汁はゴマダレベースではありますが、
味は濃厚でコッテリ系です。

その中に入っているいろいろなものが
いれかわり複雑に口の中に広がってきます。

ゴマダレのまろやかな味の中に
木の実がナッツの食感と風味を感じさせたり、
それでいて後味は山椒でピリリと痺れる辛さを感じたりと
とにかく面白い!

また別トッピングの豚ちゃーしゅー(ほぐし豚)もおいしいです。

そして大勝軒の麺がこれらにベストマッチしていて
すばらしいコラボレーション。

道場さんと山岸さんのコラボ麺というよりは、
道場さん考案のつけ麺に、麺は大勝軒へ発注したという感じです。

いやぁ道場さんの料理というものを
はじめて食べましたが、さすが料理の鉄人。

あらためて驚きと感服をしてしまいました。
すばらしかったです。


1食めの道場さん&山岸さんので
結構お腹にきてしまったので
2食めはアッサリ系にしました。


「69'N ROLL ONE×Due Italian」の
「超純水による塩つけ麺 BE COOL!黄金の69」です。

まず店前にあるトッピングメニューと料金を見て驚き。
うずら卵6ヶ¥300が最安価格。
あとは¥500が4種です。
¥1000のフォアグラとかキャビアとかいらないし…。

とはいうものの、つけ麺にどうやって合わせているのか
気になったので、安めの
「仔羊骨付きステーキ バルサミコ風味(¥500)」を注文。


で、でてきたのは別皿で単品の仔羊ステーキ…。

つけ麺とカンケーねーじゃん。

厨房でDue Italianの店主がこのステーキを
自慢げに作っていた姿を思い出し、
ただ店主の趣味で作っているんだとガッカリ。

ラーメン以外のことで自分の腕前を自慢したいなら
他でやってくれ・・・。

あ、つけ麺のほうですが、
なかなかでした。

ただ"みちゅ"と呼ばれるとろみのあるあんかけのようなものが
麺の上にかかっているのですが、
これが麺をガッチリ固めてしまっていて食べずらいです…。
麺を一口分だけ持ち上げたいのですが、
固まってしまって大量に持ち上がるという状態でした…。

味はシャレててなかなかだったんですけどね。


「本枯中華そば 魚雷×東京Walker」の
「信州牛つけそば 牛雷ウォーカー」です。

ザックリ言うとすき焼きです。

つけ汁はすき焼きテイストな甘辛ダレ。

中にはいっている具も信州牛や
焼き豆腐、生卵、エノキ茸など
すき焼きテイストなわけです。

麺は韓国唐辛子やパプリカを練りこんであるそうで
赤い麺になってます。

韓国唐辛子って真っ赤っかなのに
それほど辛くないというのを思い出しました。

なるほど、それほど辛さは感じませんでした。

ま、すき焼き好きならどなたでもおいしく食べれますよ。


徳島県からきた「徳島つけ麺 東大」の
「徳島つけ麺」です。

徳島ラーメンというと甘辛醤油ベースのスープに
甘辛に煮た豚バラ肉や生卵が入るというイメージ。

でも今回のつけ麺は削り節などで和風テイストに仕上げ、
つけ麺にあうような仕上がりになっています。

麺はさぬきうどんにも使われる小麦を使っているそうですが
コシは全くありませんでした。

生卵があれば麺に絡めて食べてみたかったなぁ。

でもバランスよくまとまっていて、おいしかったですよ。


宮城県仙台にある「五福星(うーふーしん)」の
「紫蘇とがごめ昆布のみぞれつけ麺」です。

ハッキリいえば創作系のつけ麺です。
とにかく味わったことの無いようなつけ麺。

またトッピング類もかき揚げやラスクなど
つけ麺にあうのか?と思うようなものが入ってますが
つけ汁自体が概念を覆すようなものなので
なんとなく合っていますよ。

ただ麺に練りこんだ紫蘇(しそ)は
好き嫌いがでるんじゃないかな?
紫蘇の風味としては控えめですけどね。


日暮里方面にある坦々麺系の店「桃天花」の
「坦々つけ麺」です。

つけ汁が見た目真っ赤ですが、
坦々麺ということもあって
食べ進んでいくと赤みはなくなり、
ゴマベースの白いつけ汁になっていきました。

自分としては見た目よりもそれほど辛味は感じなかったです。

本格中華のスパイシーな風味も合っておいしいです。
浅草開化楼の麺もよく絡んでおいしかったですよ。


博多にある「博多だるま」の
「呼び戻し博多つけ麺」です。

今回の第3陣の中ではダントツに行列が短かったです。。。

やっぱりつけ麺ではトンコツは人気が無いんですかね…。

だるまとしては物産展などで何度か来ているので
今回が初めてというわけではありません。

で、つけ麺も完全にトンコツ。

麺も極細でまさにつけ麺で豚骨ラ-メンを味わえます。

自分としては先週の新風も食べたので
このくらいド豚骨でやってくれたほうが
他店との違いも出せるし、いさぎよいと思うんですけどね。


最後は松戸の「中華蕎麦 とみ田」の
「厳選 国産小麦」です。

考えた結果、大つけ麺博の最後はとみ田にしました。

まぁこれまでつけ麺博で食べてきたので
ある程度味がわかっていたというのも理由ですが、
最後は"うまかった"と思えるものにするには
最も適したお店というのが一番の理由です。

事前情報でつけ汁は松戸のものと同じものだそうで、
今回は麺にこだわったそうです。

なるほど麺は太く、コシの強くて
これはおいしいです。

まさしく理想どおり最後のシメには
最適なつけ麺でしたよ。



全店制覇して言うのもなんですが、
こんなん全部食べるもんじゃありません。。。

やっぱりある程度厳選して食べるべきですね。

それが分かったのが今回一番の収穫(笑

でもどの店も個性があるなと感じました。

店の名前を知ってもらおうと
気合入れて頑張っているところもあれば、
やる気を感じなかったり、
悪ノリかと思うようなこともしているところもあったり…。

まぁいろいろですね。


えー、次回は1ヵ月後の駒沢公園ですかね。
東京ラーメンショー2010ってのがありますよ。

確か5日間で28店舗の出店だとか。

さすがに全店制覇なんてしませんよ…。

しばらくは少食な生活で過ごしたい。。。

でもラーメンは日々新しいお店がオープンし、
進化し続けているのだ…。