「広島・長崎への原爆投下がなくても、日本は降伏していた」
「原爆投下は、新世界におけるアメリカの覇権を誇示するものだ
った」
「日本に無条件降伏を呑ませるための切り札」この項の最後
「彼(ルーズベルト)にとってスターリンは仲間ですから、北海道を
分割占領させてもいいくらいの考えでした」な訳ないだろ、
勝手に創作するな!
国家首脳の会談で取り決めたことを無原則に適応範囲を拡大するこ
とは国際政治上、有り得ないことだ。ましてアングロサクソンはそ
ういう連中ではない。これは藤井氏の、あくまでルーズベルトを悪
者するための創作に過ぎない。
次の「トルーマンが、ソ連対日参戦の前に戦争を終わらせたかった
理由」
「しかし、ソ連がやると言ったら、同盟軍ですからアメリカに拒否
することはできません。それに、日ソ中立条約を一方的に破棄して
攻めてくる国ですから、あえて言えばアメリカの承諾なんて別にも
らわなくても構わないわけです」
ところがweb記事は
「1945年2月4日から11日にかけて、ソ連クリミア自治ソビエト社
会主義共和国のヤルタ近郊にあるリヴァディア宮殿で行われた、ア
メリカ合衆国・イギリス・ソビエト連邦による連合国首脳会談であ
る。アメリカとソ連の間でヤルタ秘密協定を締結し、ドイツ敗戦
後90日後のソ連対日参戦、および千島列島・樺太・朝鮮半島・台
湾などの日本領土の処遇も決定」とある。
ソ連の対日参戦はアメリカが要請してヤルタで協定を結んでいるの
で「ソ連がやると言ったら・・・アメリカは拒否することはできま
せん」とはならないので、これは藤井氏の恣意的な記述。
次の「日ソ中立条約を一方的に破棄して攻めてくる国ですから」と
事後のことを事前のことのように時間軸を無視したトンチンカンな
文章。これが「国際政治ジャーナリスト」の文章だから驚く。
そして次の「徹底抗戦を叫ぶ陸軍統制派は、社会主義革命を望んで
いた」の冒頭
「そもそも日本側もソ連に仲介を頼むなんて、完全に間違った選択
でした」
「国際政治ジャーナリスト」が、なにをバカなことを書くかと言い
たい。そもそも当時のソ連は国際連盟の常任理事国で、日本にとっ
ては中立条約を結んでいた国に、和平の仲介を頼むのは理に叶って
いるし、当然だ。共産主義を貶めるために故意にこういう記述をす
る。
それから「陸軍統制派は、社会主義革命を望んでいた」?アホ
どこまで歪曲する気かっ
ネットを見る限り、そういう記述はどこにもない。
国内の改革を進めるうえで、レーニンの手法を取り入れるべきだと
いう方法論であって、天皇制を打倒して労働者階級の社会を目指す
というものではない。
webの記録
「統制派は、大日本帝国陸軍内にかつて存在した派閥。
当初は暴力革命的手段による国家革新を企図していたが、あくまで
も国家改造のため直接行動も辞さなかった皇道派青年将校と異な
り、その態度を一変し、陸軍大臣を通じて政治上の要望を実現す
るという合法的な形で列強に対抗し得る「高度国防国家」の建設
を目指した」
そして、その中核一人の東條英機
「1935年(昭和10年)9月21日には、大陸に渡り、関東憲兵隊司令
官・関東局警務部長に就任[注釈 8]。このとき関東軍将校の中でコ
ミンテルンの影響を受け活動を行っている者を多数検挙し、日本軍
内の赤化を防止したという」
「陸軍管理事業主懇談会において「支那事変の解決が遅延するのは
支那側に英米とソ連の支援があるからである。従って事変の根本
解決のためには、今より北方に対してはソ連を、南方に
対しては英米との戦争を決意し準備しなければならない」
と発言し、「東條次官、二正面作戦の準備を強調」と新聞報道された」
東條を首相に推薦した、昭和天皇の側近・木戸孝一の言
「東條は、お上への忠節ではいかなる軍人よりも抜きん出ている
し、聖意を実行する逸材であることにかわりはなかった」
「開戦日の未明、首相官邸の自室で一人皇居に向かい号泣しながら
天皇に詫びている」このような東條英機が天皇制を打倒して「社会
主義革命を望む」わけないだろっアホ
天皇は戦前まではあくまで「現人神」だったのだ。
統制派も皇道派も、天皇を中心とした改革を目指したのであって
「社会主義革命」など目指してはいない。
「統制派は親ソ連で、親社会主義派でした。・・・・統制派の連中
は、戦争末期に至っても徹底抗戦を叫んで、最後まで戦争をやりた
がっていました。なぜなら、おそらく戦後革命を志向していたから
です。社会主義革命を考えている連中は、徹底的に日本を破壊して
、ソ連が日本まで攻めてきてくれたほうが、社会主義革命をやりや
すいという考えでした」
統制派は徹底抗戦をして戦争を長引かせる。ルーズベルトの無条件
降伏も戦争を長引かせた。ルーズベルトも統制派も親ソ連なので、
裏で繫がっていて「戦争を長引かせようとした。あるいは長引かせ
た」終いには、こういうふうになる。論理矛盾も甚だしく、荒唐無
稽そのものだ。
以前のブログでも述べたが、とにかく藤井氏の共産主義・社会主義
に関する批判の仕方は、古過ぎる。30年以上前の手法だ。1991年に
ソ連が崩壊してから、すでに社会主義国家を樹立している国を除い
た共産主義政党は衰退の一途を辿っているはずだ。
「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽29ここでも共産主義に言及し
ているので参考にしてください。
「原爆投下は、新世界におけるアメリカの覇権を誇示するものだ
った」
「日本に無条件降伏を呑ませるための切り札」この項の最後
「彼(ルーズベルト)にとってスターリンは仲間ですから、北海道を
分割占領させてもいいくらいの考えでした」な訳ないだろ、
勝手に創作するな!
国家首脳の会談で取り決めたことを無原則に適応範囲を拡大するこ
とは国際政治上、有り得ないことだ。ましてアングロサクソンはそ
ういう連中ではない。これは藤井氏の、あくまでルーズベルトを悪
者するための創作に過ぎない。
次の「トルーマンが、ソ連対日参戦の前に戦争を終わらせたかった
理由」
「しかし、ソ連がやると言ったら、同盟軍ですからアメリカに拒否
することはできません。それに、日ソ中立条約を一方的に破棄して
攻めてくる国ですから、あえて言えばアメリカの承諾なんて別にも
らわなくても構わないわけです」
ところがweb記事は
「1945年2月4日から11日にかけて、ソ連クリミア自治ソビエト社
会主義共和国のヤルタ近郊にあるリヴァディア宮殿で行われた、ア
メリカ合衆国・イギリス・ソビエト連邦による連合国首脳会談であ
る。アメリカとソ連の間でヤルタ秘密協定を締結し、ドイツ敗戦
後90日後のソ連対日参戦、および千島列島・樺太・朝鮮半島・台
湾などの日本領土の処遇も決定」とある。
ソ連の対日参戦はアメリカが要請してヤルタで協定を結んでいるの
で「ソ連がやると言ったら・・・アメリカは拒否することはできま
せん」とはならないので、これは藤井氏の恣意的な記述。
次の「日ソ中立条約を一方的に破棄して攻めてくる国ですから」と
事後のことを事前のことのように時間軸を無視したトンチンカンな
文章。これが「国際政治ジャーナリスト」の文章だから驚く。
そして次の「徹底抗戦を叫ぶ陸軍統制派は、社会主義革命を望んで
いた」の冒頭
「そもそも日本側もソ連に仲介を頼むなんて、完全に間違った選択
でした」
「国際政治ジャーナリスト」が、なにをバカなことを書くかと言い
たい。そもそも当時のソ連は国際連盟の常任理事国で、日本にとっ
ては中立条約を結んでいた国に、和平の仲介を頼むのは理に叶って
いるし、当然だ。共産主義を貶めるために故意にこういう記述をす
る。
それから「陸軍統制派は、社会主義革命を望んでいた」?アホ
どこまで歪曲する気かっ
ネットを見る限り、そういう記述はどこにもない。
国内の改革を進めるうえで、レーニンの手法を取り入れるべきだと
いう方法論であって、天皇制を打倒して労働者階級の社会を目指す
というものではない。
webの記録
「統制派は、大日本帝国陸軍内にかつて存在した派閥。
当初は暴力革命的手段による国家革新を企図していたが、あくまで
も国家改造のため直接行動も辞さなかった皇道派青年将校と異な
り、その態度を一変し、陸軍大臣を通じて政治上の要望を実現す
るという合法的な形で列強に対抗し得る「高度国防国家」の建設
を目指した」
そして、その中核一人の東條英機
「1935年(昭和10年)9月21日には、大陸に渡り、関東憲兵隊司令
官・関東局警務部長に就任[注釈 8]。このとき関東軍将校の中でコ
ミンテルンの影響を受け活動を行っている者を多数検挙し、日本軍
内の赤化を防止したという」
「陸軍管理事業主懇談会において「支那事変の解決が遅延するのは
支那側に英米とソ連の支援があるからである。従って事変の根本
解決のためには、今より北方に対してはソ連を、南方に
対しては英米との戦争を決意し準備しなければならない」
と発言し、「東條次官、二正面作戦の準備を強調」と新聞報道された」
東條を首相に推薦した、昭和天皇の側近・木戸孝一の言
「東條は、お上への忠節ではいかなる軍人よりも抜きん出ている
し、聖意を実行する逸材であることにかわりはなかった」
「開戦日の未明、首相官邸の自室で一人皇居に向かい号泣しながら
天皇に詫びている」このような東條英機が天皇制を打倒して「社会
主義革命を望む」わけないだろっアホ
天皇は戦前まではあくまで「現人神」だったのだ。
統制派も皇道派も、天皇を中心とした改革を目指したのであって
「社会主義革命」など目指してはいない。
「統制派は親ソ連で、親社会主義派でした。・・・・統制派の連中
は、戦争末期に至っても徹底抗戦を叫んで、最後まで戦争をやりた
がっていました。なぜなら、おそらく戦後革命を志向していたから
です。社会主義革命を考えている連中は、徹底的に日本を破壊して
、ソ連が日本まで攻めてきてくれたほうが、社会主義革命をやりや
すいという考えでした」
統制派は徹底抗戦をして戦争を長引かせる。ルーズベルトの無条件
降伏も戦争を長引かせた。ルーズベルトも統制派も親ソ連なので、
裏で繫がっていて「戦争を長引かせようとした。あるいは長引かせ
た」終いには、こういうふうになる。論理矛盾も甚だしく、荒唐無
稽そのものだ。
以前のブログでも述べたが、とにかく藤井氏の共産主義・社会主義
に関する批判の仕方は、古過ぎる。30年以上前の手法だ。1991年に
ソ連が崩壊してから、すでに社会主義国家を樹立している国を除い
た共産主義政党は衰退の一途を辿っているはずだ。
「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽29ここでも共産主義に言及し
ているので参考にしてください。