非才無才の雄叫び

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「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽20

2020-10-12 22:54:45 | 日記
つづきです。

太平洋において米国が過去100年間に犯した最大の政治的
過ちは、共産主義者をチャイナにおいて強大にさせたことだと
私は考えます
」アメリカ議会合同委員会でのマッカーサーの発言。
反共主義者のフーヴァーの意見そのままであろう。

しかし、そうであるならば、フーヴァーの商務長官時代のロシアへ
の「人道支援」も裏を返せばロシアへの「経済援助」となる。その
「経済援助」で共産主義国家は革命後の疲弊した状態から、復興を
早めることができたのだ。
ただ第二次大戦後のソ連と現在の中国を考える時、マッカーサー
の、いやフーヴァーの意見も当を得ていないわけではないが、
それはルーズベルトだけが責任を負うようなものではないだろう。
枢軸国・日本、ドイツ、イタリアに対する包囲網を形成するために
アメリカが供与した武器で周辺国を制覇し、毛沢東軍を支援した
ソ連により中国の軍事バランスは変わりつつあったが、
そもそも蒋介石政権は汚職が蔓延していて、アメリカの援助を
食い物にして、軍の規律も目に余るものがあったようだ。
たとえば「南京大虐殺」では、蒋介石軍の規律もない兵士たちが
南京市内に出没して、婦女暴行、略奪、殺戮の蛮行を平然と行い
蒋介石政府に批判がいかないように、日本兵を名乗ていたという
説もある。だから毛沢東率いる中共軍に勝てるわけがない。
それを鋭く見抜いたトルーマンが蒋介石への支援を打ち切った為
結局、中共軍との内戦に敗れて台湾に逃げ込んだと言われている。

藤井君
君は知っているだろう。これくらいのことは。
知っていて、敢えて以下のように書く。

アメリカが日本を占領してみて初めて、過去半世紀にこの地域で
日本が直面し、対処してきた問題と責任をアメリカが代わって引き
受けなくてはならなくなりました。共産主義の脅威と最前線で相対
峙しなければならない、それまでの日本の立場に立ってみると
チャイナに対しても、日本がやったようにやらなければならない
結論に達したとされています。しかし、フーヴァーによれば、それ
は間違いだったのです。
実際のところ私は、マッカーサーは初めからそんなことはわかっ
ていたと思います。だけど軍人ですから、上からの命令があった
ら、どこの国とでも戦わなければいけなかったということです


何を言いたいのか?
「過去半世紀」というと
明治維新、間もない頃じゃないか。
その頃の「チャイナ」は清国だろう。ロシアはニコライ2世の帝政
ロシアで、どちらも共産主義とは関係ない。
その頃の日本は地政学的な問題は抱えていないはずで、列強に伍し
て朝鮮半島に権益を求めて進出して清国と対立し、日清戦争で勝利
した。また、ロシアの南下を嫌うイギリスと組んで、イギリスの代
わりにロシアと戦って勝利した。
日本が直面し、対処してきた問題と責任
藤井君
混乱していないか?
マッカーサーの話ではなく、吉田内閣の時の「日米安保条約」
締結のいきさつと・・・。

しかし、フーヴァーによれば、それは間違いだったのです

本当に分かりづらい文章を書くよね。
どのように間違っていたか書くべきだろう。

それと、なんだ?「実際のところ」この文言はっ
君は56年前の1964年に没したマッカーサーに生前、取材でもして
来たと言いたいのか?
この文言は発言した人物と接触したか、国際的な検証がなされて
確定した歴史的事実を語る場合にしか用いないはずだ。

別注や脚注もつけずに
「実際のところ」などと
記述すべきではない


マッカーサーは初めからそんなことはわかっていたと思います。
だけど軍人ですから、上からの命令があったら、どこの国とでも
戦わなければいけなかったということです


藤井君、何を言っているんだ。
マッカーサーは分かっちゃいないよ


朝鮮戦争で仁川港上陸作戦でソウルを奪還して、気をよくして、
「38度線を越えるな」というトルーマン大統領の命令を無視して
北上し、中朝国境の最深部まで深追いして、前線が伸びたところ
を中共軍に突かれ、敗退して、再びソウルを中共軍に奪還された。
そこで派遣されたリッジウェイが反撃に出て38度線まで敵を
押し戻した。
その後のマッカーサーの発言がこうだ。
リッジウェイの成功が明らかになると、自分の存在感をアピール
するためか「中国を1年間で屈服させる新しい構想」を策定したと
シーボルドに話している。のちにこれは「最長でも10日で戦勝で
きる」に短縮された。その構想とは、戦後マッカーサーが語った
ところによれば、満州に50個もの原爆を投下し中ソの空軍力を
壊滅させた後、海兵隊と中国国民党軍合計50万名で中国軍の背後
に上陸して補給路を断ち、38度線から進撃してきた第八軍と中朝
軍を包囲殲滅、その後に日本海から黄海まで朝鮮半島を横断して
放射性コバルトを散布し、中ソ軍の侵入を防ぐというもので、
この戦略により60年間は朝鮮半島は安定が保てるとしていた


マッカーサーは好戦的で、自分の名誉だけを気にする人間だった。








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