第41回中山牝馬ステークス雑感・・・その後

東日本大震災から12年目の「アニバーサリー」でもあった3月11日当日のレース。

岩手大学出身の調教師の馬が1着で3着が福島出身の騎手。それでも馬連では絶対に取らせない1着3着というところがいかにも胴元さんらしいし、その両馬が2番人気と5番人気というサービスの悪さも今年のトレンドっぽいというか・・・。

岩手と福島と来たならば、その間の宮城県はどうなんだ？となるわけだが、翌日の中山競馬場のメインレース（アネモネステークス）1着馬が、宮城県の会社の社長さんの馬。太平洋に面している港が津波に入られた八戸出身の人という完璧さ（これで東北太平洋側はフルコンプ）。

しかしその馬も1番人気タイ・・・。

穴馬でそういう時事ネタ稼働をやって欲しいと願っているのに、もっぱら人気サイドでやっちゃうのがホント哀しい（たまに当たっても全然儲からん）。

3月11日の障害重賞（阪神スプリングジャンプ）で宮城県出身の騎手が10番人気で1着しているから、メインにこだわらず障害レースでも重賞ならば買えよってことなのだろうが・・・。


結果　中山牝馬ステークス（14頭）

01着　5枠08番　スルーセブンシーズ（ルメール・尾関）2番人気
02着　7枠12番　ストーリア（横山武・杉山晴）6番人気
03着　4枠05番　サトノセシル（田辺・堀）5番人気

04着　3枠04番　アートハウス（川田・中内田）1番人気
05着　6枠09番　クリノプレミアム（デムーロ・伊藤伸）3番人気