龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

第78回セントライト記念当日の中山競馬場にて&セントライト記念雑感・・・その後

2024-09-20 22:03:15 | horse racing
最終的に4着になった馬が3着に残ってくれればかろうじて勝ちだった。その鞍上の津村ジョッキーが馬券圏内に残るのを願ってレース映像を眺めていたが、そういう願い事はえてして裏切られることに慣れきっている。これも競馬の効能だと思われる。

結果は3番人気以内3頭。いい加減にしろよと思うけれども、この日は中山競馬場に出撃していて、場内をうろうろしていると、たったの5年前と比較しても隔世の感。

(我々)ジジーどもだらけだったはずの場内隅のスペースにも、随分と若手が増えた。そういう場末っぽい片隅にあるモニターで粛々とレースを眺め、外したら淡々とその場を離れ、当たったら人の姿があらかた消えるのを待って換金して帰る。

こういう感じだったのだが、ちょっとうろつくとひたすら周囲は若返り、女子の比率も確実に増している異様な空間なのだ。

闊歩する兄ちゃんたちのグループ、それにオタクっぽい女子ならこれまでにも目にすることはあったけれども、ごく普通の夫婦+子供たち、配布された競馬グッズなど速攻でゴミ箱に捨てそうな「さばけた」女子二人組(結構洒落ている)が、場内でもらったと思しき名馬の描かれたクリアファイル?を大事そうに扱いながらキャッキャやっている光景などを見せつけられると、この人たちどこで洗脳されてしまったの?・・・とただただ驚嘆する。

考えられるのは、あのスマホゲームでしょ?・・・となるわけで、入場者の露骨な変化を認識している胴元さんは、ビギナーさんたちに簡単に当たる馬券の喜び体験をしてもらって、「競馬沼に嵌め込め!」と着順管理部門に厳命しているものと思量する。

しかし低配当の上位順当レースをいくつ取っても、栄枯盛衰サイクルの早いスマホゲーム同様、一時的ブームで終わるのでは?という感じもある。人は忘れるもの。ちょっとやそっとでは。

やはりしかるべき配当の馬券をかなり早い段階でゲットし、「感動と実利!」を刷り込めていないと長くは続かないだろう・・・と。感動だけでは弱い。すぐ忘れるに決まっとる(たぶん)。


結果 セントライト記念(14頭)

01着 1枠01番 アーバンシック(ルメール・武井)2番人気
02着 5枠08番 コスモキュランダ(デムーロ・加藤士)1番人気
03着 4枠06番 エコロヴァルツ(岩田・牧浦)3番人気

04着 6枠10番 ヤマニンアドホック(津村・辻)4番人気

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