岩湧の森

大阪府河内長野市の岩湧山の四季の風景

梅雨の晴れ間の岩湧の森 2014年6月5日

2014-06-05 23:34:39 | 岩湧の森の四季の風景

関西地方は昨日 入梅宣言が出され、今日は大雨の予報だった。しかし朝から薄日が差して、雨は降りそうに無かったので、久しぶりに岩湧の森を歩いた。 

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一番下の駐車場にバイクを留めて、「杉木立の道」をゆっくり登り始める。周りの新緑がいい匂いだ。やがて 新緑の向こうに岩湧寺の屋根が見えてきた。

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そのまま尾根道を歩くと、やがて岩湧山の山頂が見えてくる。山頂も山焼きから完全に回復して新緑が濃い。

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編笠山から岩湧寺へ降りてから、「きゅうさかの道」を登る。40分ほど登り山頂を少し行き過ぎて 滝畑側へ少し下りた場所。いつもの私のお弁当ポイントだ。

山頂は風がきつかったが、ここはいつも風が弱い。

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お弁当を食べた後、再び山頂へ登り返す。今日二度目の山頂へ。

山焼きのあとの萱もかなり伸びている。蕨や薇もまだまだあちこちにある。

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山頂から見る河内平野と生駒山。なんか空は夏空のようだ。

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関空とゲートタワーの先に淡路島が見えているが、なんとその先に小豆島が見えているではないか。小豆島の寒霞渓の山だ。直線距離で約80キロある。

今日は風が強く 黄砂や煤煙が吹き飛ばされたようだ。

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ダイトレを東へ歩く。正面には金剛山系最高峰の葛木岳が見えている。

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その横に 先週満開ツツジを見に行った「大和葛城山 」も見えている。今日は向こうからもこちらが良く見えるだろう。

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ダイトレの「岩湧の道分岐」から岩湧の道を下る。

展望台横の「行者の道」は半年以上経っても未だに通行止めのままだ。四季彩館の職員も 毎日暇そうにぶらぶらしているが、自分で道を直そうとはしない。市民税から給料をもらっていながら、市民の為に何もしない。

河内長野市も、無駄な農道建設には巨額の支出をするが登山道はほったらかしだ。お寒い田舎行政だ。そんなことだから大阪府でトップクラスの人口減少率なのだ。税金泥棒たちめ。

去年の台風で崩壊した 金剛葛城山系の山道も奈良県側の道二箇所は速やかに復旧工事され、大阪府側の千早村の道も年末には復旧していたのに。 

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この日見た花たち

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笹ゆりの蕾があちこちで大きくなっている。

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この笹ゆりは背丈も大きくつぼみも大きく、もう数日で開きそうだ。

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丸葉空木の花が 今が盛りと森のあちこちで満開だ。

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黄色い「小衝羽根空木(こつくばねうつぎ)」の花も咲き出した。

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森の中で「小昼顔」が咲いている。ピンク色の「昼顔」に対して花が小ぶりで白い花だ。周りに蕾も沢山合った。

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「鳴子ゆり」もあちこちで一斉に咲き出した。

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二人静も見つけた。「二人静は花軸が二つ」といわれるが、実際は1から5本あるそうだ。名前の由来は「静御前とその亡霊の舞姿」を二軸の花に例えたというから、なんともはや 優雅な名前だこと。

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山の中で出会った岩湧の達人「あつきさん」に教えてもらった「稲森草」は山の斜面にひっそりと咲いていた。

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江戸時代に名古屋の花屋が鈴鹿山系稲森山からこの花を採取して売り出したのが 名前の由来とか。小さな可憐な花だ。今では西日本に自生しているという。

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落葉低木の雁皮(がんぴ)も咲き出した。雁皮とは紙の原料名らしいがこの木で紙がつくれるのか不明。

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山アジサイも咲いている。アジサイを見ると梅雨という気分だ。

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花火が開いたような 「犬柘植」の花も咲いている。

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栗の花が咲くと あたり一面に独特のにおいがぷんぷんと漂う。バッタも吸い寄せられている。

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捩木(ねじき)の花も鈴なりに咲いている。木の幹が捩れて育つから付いた名前だそうだが、硬いけど柱には使えず、傘の柄などに使われるという。

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薩摩稲森の小さくてふわふわした花も日陰の山道に咲いていた。

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立浪草も山道のあちこちで見かけるようになった。叩き付ける浪のようにみえるから付いた名前らしい。

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白糸草が咲き出した。白糸と言うよりは「ビン洗いのブラシ」にしかみえないけどなあ。

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下山して林道を第6駐車場(一番下)まで歩いていると、見慣れない花が咲いていた。

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なんか変わった花だ。調べてみると「アメリカ石楠花」というのだそうだ。日本の石楠花とは 花の形がずいぶん違う。別物のようだ。

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