岩湧の森

大阪府河内長野市の岩湧山の四季の風景

今年も岩湧山の山焼きが行われました。 その2  2024年4月7日

2024-04-16 12:16:43 | 岩湧の森の四季の風景

岩湧山の山焼きその後 その2

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平野(たいらの)までおりてきました。山頂から標高差ちょうど100mを

降りてきました。南斜面はここから火を放つのでここから 上が焼けています。

ここから登り返します。

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もうすぐお弁当ポイントです。平野から標高差50mのぼってきました。

そこでお昼ご飯にします。

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食後また登り返します。このあたりは 笹百合が特に多い区域です。

梅雨頃になると この焼け跡から ちゃんと笹百合が花を咲かせるから不思議です。 

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登り続けて山頂が見えてきました。

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黄砂で霞んでしますが 正面奥にどっしりとしている山が この前散々てこずった

大阪府第二の高峰、南葛城山です。

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この火であった春の花々

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岩湧全山で満開なのが タムシバです。ほとんどが大木なので 遠くからしか

見えません。

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中には 若木もあり 近くで花を見ることができます。

コブシの花と非常によく似ています。

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こちらがコブシの花です。花の付け根に 葉が一枚付いているのが コブシで

タムシバは 葉が花の付け根にはありません。

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藪椿も あちこちで満開です。今はきれいでいいのですが 夏になると

葉や茎に 茶毒蛾の幼虫が発生して 体に葉が降れると 空中に毒針をまき散らすので

山道に近いところの枝は極力切り落とすようにしています。

毒針は目に見えないくらい小さくて こいつにやられると1週間くらい 夜も

眠れないほどかゆいのです。マダニのように噛まれて死ぬことは無いのですが。

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紫花奈(むらさきはなな)、別名を花大根、またの名を大紫羅欄花(おおあらせいとう)

または諸葛采(しょかっさい)とたくさんの名前を持つこいつは 岩湧の麓の道端に

群生しています。

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この菫はなんという菫なのでしょうか。鉾葉菫の葉にはこんな白い筋はないし。

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黄華鬘(きけまん)もあちこちで咲いています。

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沢筋や水辺では 山ネコノメソウがたくさん咲いています。

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ミヤマカタバミも咲きだしました。京都冷泉家の家紋は この葉ですね。

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破れ傘(にしのやまたいみんがさ)もびっしりと 生えてきました。

夏を過ぎると こいつらは とても地味な花をつけます。

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雪笹(ユキザサ)の蕾も出てきました。もうすこしすると 線香花火のような

かわいい花をつけますが、ユリ科の花です。あのユリとは想像できませんが。

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いつもの群生地に白花猩猩袴を見に行くと やっと花を咲かせていました。

今年は例年より 1か月ほど遅いですね。なぜでしょうか。

いつものように冬積雪しなかったからでしょうか。

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おわり

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