前から予告編を見ていて筋が予想できたので観なかった。近頃いい映画が無く、好きな女優なので結局観た。
兎も角、文芸的なものは展開が遅い。結末だけがどうなるかが気になった。
結末は、人の心に遺す話としては、実際の真実より人の胸に残る虚構の方が良いというセリフがあったが、真実を晒した。
だが、どうせ始まりも虚構なのだから最後も虚構の方が良いのではないか。
英国は繁栄が終わった大国なので、映画の終わり方が良くない。近頃のこの國の映画も終わりが雑である。
どうせ噓ならお終わりも完璧な嘘を。
最も現実の政治では嘘はあってはならないが、こちらの方が嘘ばかりなのは困ったものだ。
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