政治家というモノが一部の者たちの家業になってしまった。あるいは、一発逆転の高収入転職先になってしまったのではないか。
外では、統一地方選とかで市議会議員候補の選挙カーが名前を連呼して走っている。
四年に一回の選挙以外に市会議員の顔、名前、ポスターも見た事がない。特別に、何か自分が困った事がなければ議員に用がないのである。
市町村には議会が必要なのだろうか?例えば、4,630万円の誤振り込みのあった山口県阿武町と大雑把に比較してみた。
ネットで調べたら、阿武町は人口3,000人程、議員は7人、報酬月額19万円、予算額約31億円。一方、藤沢市は437,000人程、議員は36人、報酬54万円、予算約1,613億円だ。
藤沢市と阿武町との比較は、人口は145倍、議員数は5倍、議員報酬2.8倍、予算額は52倍。比較すると、阿武町の予算が高く、藤沢市の議員報酬が高いことが解る。
此処まで来ると、衆参国会議員も調べた。月額129万円、夏冬ボーナスを入れると、年収2,180万円とか。
以上、候補者に何を期待しよう、又は庶民に何ができよう。選挙があっても、選ぶ人がいないのが現実だ。まして信頼できる政党もない。結局は選挙の在り方に、そして何より代議制度に疑問がわく。