玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

この国をダメにする者

2019-03-01 10:00:16 | 政治

沖縄の県民投票率が思ったほどではなかった。大阪では選挙民をバカにしてるのか。維新の会の党利党略に使われて、府知事と市長の入れ替え選挙をやるとか。選挙というものが“単なる政権奪取の道具”になっている。選挙によって「何かが変わる、何かを変える」とみんなが思わなくなった。 

国レベルでは、衆議院選挙は政権とって権力をふるう為の単なる必要な道具であり、その投票数ではなく、獲得した議員数で政権権力を掌握する。 

今の政権になってからの、変わったことと言えば、“今までの政治家なら絶対にならやらないという次元の低いこと”を臆面もなく官僚に要求していることだ。

景気をよく見せるための統計資料の組み換えや、自分の妻の失態を隠すために根拠の公文書を後から改竄させるとか、自分の友人の学校に補助金を出す為に、岩盤に穴をあけるための委員会を造り、委員という学者?に「一点の曇りもない」と云わせるとか、国民を愚弄した行為はいくらでもある。 

そういえば、証拠隠滅のためには、首相官邸の来訪者の記録もなかったことにしてしまう。今まで、そんな中学生レベルの失態隠しを行政府の官僚に要求する政権なんてなかっただろう。さぞかし東大出の官僚も最初は驚いたことだろう。今ではすっかり常態化して、慣れっこだろうが。黙って従っていれば、良いところに天下りできるだから、殺人罪以外は何でもやる。 

お灸の為の政権交代の3年間に、あの自民党の人々は何を反省したのだろうか。自民党本部に誰も寄り付かなくなったことを心から嘆いたことだろうが、まったく反省なんかしていない。どうやって世論を封じて、どんな卑怯な手段を使っても選挙に勝って、まずは政権を握って、自らの栄華を延長させようとしか考えていなかったようだ。この国をダメにするのは、今の政治家たちであり、政党であるような気がする。

すぐそばには、基地。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする