元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

黒龍江大学日本語教師No.168

2010年10月22日 | 日記
「長春大学野球部」のお話。ハルビンで一番強い野球チームが「ハルビン工程大学野球部」だ。毎年、黒龍江省を代表して中国大学野球全国大会に出場している実績を持つ。このチームと練習試合のため隣の吉林省長春市から「長春大学野球部」が先日、「ハルビン工程大学」を訪れた。黒龍江大学チームとハルビン市の社会人野球チームも参加し、4チームによるリーグ戦を行った。第一試合の「長春大学野球部」と「ハルビン工程大学野球部」の試合は逆転につぐ逆転の展開で、たいへん見ごたえがあった。

私の持論であるが、きちんとしたユニホームを着こなしていると、強そうで、そして、うまそうに見える。実際、強いチームも多い。硬い球を打つ硬式野球であればなおさらだ。常に危険が伴うため、ヘルメット、プロテクター、手袋、マスク、スライディングパンツなどキチッと身につけていないと大きな怪我をする。さすが「長春大学野球部」と「ハルビン工程大学野球部」の着こなしは素晴らしい。全員統一したユニホームを着こなし、練習も相当積んでおられる。その点、短パンにTシャツ、運動靴、そしてヘルメットなしのスタイルでは既に勝負は決まったようにもみえる。自分の身を守るためにも基本的な装備をしてから試合ということになる。

3枚目の写真にある看板は、「ハルビン工程大学」のグランドに掲げられている看板である。これと同じ文言が「東北林業大学」の体育館入口に掲げられていた。私はこの文言をすごく気に入っている。看板には中国語で“「毎天鍛錬一小時」「健康工作50年」「幸福生活一輩子」”と書かれてある。 既に皆さんもお分かりのことと思うが、これを日本語に訳すと“「毎日一時間の運動」を「50年、健康活動を続ける」と「幸福な生活を一生送れる」”との意味に。私もこの意味を頭に入れながら、毎日1時間の散歩を続けていくことにしたい。

交流試合が行われた「ハルビン工程大学」グランド


マチマチのユニホーム姿


健康の大切さを呼びかける大きな看板