元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

黒龍江大学日本語教師No.157

2010年10月11日 | 日記
「ハルビン日本人教師の会」のお話。昨日、久しぶりに「日本人教師の会」が開かれた。場所は黒龍江省人民政府の建物に近い日本料理店「鈴蘭」。私は何回もこの「日本人教師の会」に参加しているが、過去最多の51人の参加があった。この中には、黒龍江大学を始めハルビン理工大学、東北林業大学、ハルビン師範大学などに勤務する日本語教師のほか、会社役員、日本人留学生、日本語を学ぶ中国人学生など、年齢、職業も多彩な顔ぶれが集まった。全員の自己紹介の中では、心を打つ話、なかなかユニークな話などが披露され、私も楽しく聞かせていただいた。

私と同じ年齢63歳で大学留学を決意された方。商社マンから日本語教師になられた方。あるいは日本の高校で国語や英語を教えていた教師、小学校の教師を定年退職し「第二の人生」として、日本語教師の道を選んだ方も何人かおられた。大学院を卒業されてすぐ日本語教師になられた若さみなぎる若い女性も何人かおられた。中には新潟日報社の記者OBでハルビンで2人目の日本語教師になられた方も。ご夫妻で来られた方、単身赴任の女性など様々。心強いことに、私と同じ新潟県出身者も柏崎市出身の学生を含め合わせて6人も参加。

逆に日本の大学での留学を強く希望している中国人学生も。どこの大学の中国人学生も強い向学心をもって日本語を勉強されている。私は学生達のこの積極的な姿勢に、いつも感心させられている。ハルビンでは最高級の日本料理店「鈴蘭」の「巻き寿司」「さんまの焼き魚」や「枝豆」など久しぶりの日本料理を楽しみながら、和気藹々と話が進む中で「会」はお開きとなった。幹事長のハルビン師範大学の一瀬先生を始め幹事の皆様、毎回ありがとうございます。

久しぶりの「巻き寿司」


盛大に開催された「ハルビン日本人教師の会」会場


参加した新潟県出身者など