元 黒龍江大学日本語教師   

元黒龍江大学日本語教師としての思い出などを写真を交え、日記風に綴っていくもの。(No.812からは、故郷新潟から発信中)

黒龍江大学日本語教師No.158

2010年10月12日 | 日記
ハルビンは「紅葉」の季節を迎えた。黒龍江大学の構内は、様々な樹木に囲まれている。この樹木は、春から夏にかけて私達に「緑」と「新鮮な空気」を提供してくれていた。その樹木も10月に入り、このところの朝、晩の寒さに紅葉し始めた。特に、風の強い日の続いた10月初旬は、多くの落ち葉が道路上を埋め尽くす光景も見られた。この紅葉の中、早朝6時半頃にはいつものとおり教科書を読んでいる学生達の姿があった。この学生達、マイナス20度を記録する冬はどこで勉強することになるのだろうか。

赤や黄色に染まった葉は太陽の光に映え、なかなか美しい。1年のうち6ヵ月が冬のハルビン。もうすぐ寒さの厳しい冬が来ることになるが、さまざな樹木は、私たちの目にささやかなプレゼントを提供してくれている。私もハルビンの「紅葉」を十分楽しみたい。今週の天気予報では週末には最低気温が零下10度の予想も。冬が駆け足でやってきている。

写真は、黒龍江大学構内の紅葉 〔その1〕


赤く染まった木々〔その2〕


落ち葉の絨毯〔その3〕


落ち葉の絨毯〔その4〕