ストレート・フロム・ザ・ボックス

飛行機プラモデルの作成で、少しの改造やディテールアップで組み立てた作品とその過程を綴ってみたいと思います。

完成!!エレール1/72 Bf109G型フィンランド空軍

2007-12-30 13:18:00 | ストックand制作機1/72




エレール1/72 メッサーシュミットBf109G型フィンランド空軍仕様が完成しました。今回は初めて筋彫りなるものに挑戦しましたがやはりラインが曲がってしまい難儀しました。塗装はまあまあ上手くいったと思います。この機体はフィンランド空軍第34戦闘飛行隊 司令官ルーッカネン少佐乗機(MT201号機)です。フィンランドNo.3のエースでソ連のポリカルポフやラボーチキン、ミグ、ハリケーンなどと激しい戦いを経験した機体です。



キットは凸モールドで細部は最近のハセガワやファインに比べると見劣りするのは止むを得ないですが、凹モールドにするだけで大分見栄えが良くなると思います。手を加えたのはほとんどありませんが、お決まりのピトー管、アンテナ線、ブレーキパイプなどをキットのものから交換しております。


最後にルーッカネン少佐本人と彼の乗機を乗せます。完成機と似てますでしょうか?人口わずかなフィンランドがどのようにしてソ連に対抗し独立を守ったのかは「北欧空戦史」に出ております。興味のある方はぜひ一読して下さい。

これで私の2007年は28機の完成で終了です。この1年間見て頂いた方、有難うございました。また来年も宜しくお願いします。m(_ _)m


デカールとステンシル

2007-12-26 12:36:52 | ストックand制作機1/72


キット付属のデカールです。もちろん今回はこのデカールは使わないのですが、そもそも使えない可能性が高いです・・・しかもメッサーのデカールはこんな少なくないと思うのですが、ステンシルがほとんどありません(汗)

これが今回使うスーパースケールのデカールです。フィンランド空軍のデカールはきれいでこれを貼るのは楽しみです。でもやはりステンシルがないのでどうしよう・・・・今回はオミットしちゃおうかな~。。それならすぐにでも完成しそうだな。よーしそうしよう!!!

そしてこれが現在の状況です。細部の塗装と細かい装備品をつけていました。それにしてもメッサーのG型は今回はじめてつくりましたがドイツ機らしくない流麗な形で美しいです。無骨な感じがしないのでまるで皇軍機のようです。このあとピトー管をファインモールドの物に交換してブレーキパイプとアンテナ線を追加、デカールを貼って墨入れをして、クリアーを吹いて艶を整えて完成となります。

最近仕事が超忙しく、なかなか模型を弄る時間がなくなってきております。しかし何としても今年中に完成したいと思っております。29日まで仕事が入っておりますので、完成は30日に、完成報告は大晦日になってしまうかもしれません。


製作再開! メッサーフィンランド仕様

2007-12-23 14:34:28 | ストックand制作機1/48


体調が大分回復してきましたので、メッサーを再開します。いつものどんどんマスキング法で全体塗装まで終了しました。細部の塗装はこの後です。今回は機首部分、主翼下面の端と胴体後部をまず黄色(RLM04?)で塗装後、機体下面と機体側面をRLM76で塗装、乾燥後下面をマスクして上面をRLM74から塗装し、乾燥後グレーバイオレットを残す部分をマスク後、RLM75を吹きました。

胴体のモットリングは主翼を塗装後、胴体のマスクをはがしブラシの圧と塗料の量を絞って吹きました。いつものモットリング用のプレートを使用しています。フィンランド空軍機は北欧で使用された機体なので、少しライトブルーを残して明るめの機体にしたいと思い軽~く吹き付けております。

ちょっとピンボケですが、乾燥を待っている間にプロペラも塗装しておきました。スピナーの1/3が白、2/3がブラックグリーンです。ただクレオスのNo18のブラックグリーンは緑が強すぎるので黒を大量に混合しております。

現在このような状況ですが、なんとなく年内に完成する目処が立ってきました(安堵)
この後、細部の塗装をしてデカールを貼ると大分それらしくなって来ると思います。このところドイツ軍機ばかり作っているので、この後は違う国の飛行機を作りたいなー(笑)


病気でした。。

2007-12-21 14:32:05 | ストックand制作機1/72
すっかり、更新をしていませんでしたが、実はおたふく風邪のような症状が出て療養しておりました。妻に模型を弄るのを硬く禁じられておりましたので、1/72のメッサーも弄れませんでした。さらにごく近い親類に重大な病気が見つかり、そのお見舞い等でとても模型を弄る気力も時間もありませんでした。まさにこの1週間は悪夢のような1週間でした。このようなブログを見てくださっています皆様にはご心配をおかけしましたm(_ _)m 今後は少しずつではあると思いますが、更新して行きますので、どうぞたまに覗いてみてくださいますようお願いします。皆様の健康を心よりお祈りしております。

2007年12月の買い物

2007-12-16 21:57:34 | 買い物・その他


1/72のメッサーは忙しくて弄れなかったので、本日は今月、オークションで落札したキット達を紹介します。ワシはオークションで破格の値段で出ていると自分の意志とは無関係に勝手に入札してしまいます(爆)それで購入した1/144のキットです。上から順にドラゴンのメッサーMe262B、2機セット。ミニクラフトメッサーBf110CにドラゴンのF-14トムキャット ラストクルーズです。今月は現用機が多いのですが、1/144は大戦機が入っていますね。

次に1/72です。これは3機そろって落札したF-4EJ改ファントムⅡです。模型的に見栄えが良さそうなので作ってみようと思いました。この他にコードロン ルノー714とD520ビシー政府軍の両フランス機が蜜柑山に積んであります。まったく1~2機完成させる間にこれだけ落札したのではキットは増える一方で減る気配がまったくありません。完全に病気です(笑)

そして、1/48です。次の祭り(?)に備えてフォッケのG型をゲットしました。A型やF型、さらにD型はタミヤ・ハセガワ・トライマスター・エデュアルド・プロモデラーなどを在庫していますが、G型はありませんでした。ドラゴンのキットなんですが、これ少し形が変だなあ・・・と感じるのはワシだけ?この他にホビークラフトのメッサーのB型、さらに先日模型屋でゲットした屠龍と・・・・まあこんな感じです。その他エッチングパーツやデカール、資料本などを安価でゲットできるのでオークションは便利ですなあ。。しかし、もうどう考えても収納不能になりそうなので2008年は控えようと思っちょります(汗)そして土佐工廠のように年間50機の完成を目指したいと思います(無理?)

明日はまたもや忘年会ですので模型は弄れそうもありません。。どうやらワシは今年はエレールのメッサーがラストになりそうです。え~と今年は28機完成させました。土佐工廠のちょうど半分くらいだなあ・・・・・仮に来年から、全くキットを購入せずに在庫のみをこのペースで製作しても20年分くらいはあるなあ~(爆)


サフ吹き完了!

2007-12-14 12:39:40 | ストックand制作機1/72

1/72のメッサーのサフ吹きが終了しました。いよいよ全体塗装に入ります。今回はフィンランド空軍仕様なので黄色が機首部分、垂直尾翼前、主翼の裏側等にあります。それでなくともそのままでは塗料の乗りが悪そうなのでサフ吹きは必須です。主翼やエアインテーク上部のバルジはG-2にはないようです。さらにキャノピー後部のループアンテナもないようです。しかも予備タンクもあるのですが、それを装着している実機写真がないので今回はそれもオミットしてしまいます。

昨日、近所の模型屋でこれをゲットしました。買うかどうか一瞬悩んだのですが、どうせいつか購入すると思うので思い切って買いました。

中身はこうなっています。屠龍そのものより付属のいすずTX-40(燃料補給車)の方が目立ちますなあ。。しかもこれ、なかなかできが良いのではないでしょうか?フィギャーも付属していますし・・・しかし最近のキットはフィギャー付きで値段が張るキットが多いなーと思うのはワシだけでしょうか?確かタミヤのフィーゼラーもロンメル将軍のフィギャーが付属して5000円以上するしスピットやムスタングに車両やフィギャーをつけて再販しているし、皇軍機にくろがね四起をつけて出したりしているもんなあ。。さすがにスピットやムスタングに日本機は見送っていますが、フィーゼラーは多分購入するんだろうなあ・・・いっそのことそれをフィンランド空軍仕様にしようかな、でもデカールがないか・・・

フィンランド空軍、勉強中!

2007-12-12 12:14:59 | ストックand制作機1/72


フィンランド空軍機を作ると言っておきながら、恥ずかしながら同空軍に関して全く知識がありませんでしたのであわててこの2冊を購入しました。左はオークションで半値(だって3000円もするんだもん・・・)、右は新品です。現在「北欧空戦史」を読んでおりますが、これはおもしろい!!フォッカーD21やバッファローをこんなに使いこんで活躍させた空軍はフィンランドしかありません。しかもイギリス製、フランス製、イタリア製、ドイツ製、アメリカ製、ソビエト製、オランダ製と当時の日本を除く世界中の2級(後には1流)の戦闘機がほとんど出てきます。これは驚きです。

左の本でワシが現在制作中の機体の実機写真が載っておりました。これがその機体です。メッサーシュミットBf109G-2フィンランド空軍 ルーッカネン少佐乗機。彼はフィンランド空軍の精鋭を集めた第34戦闘航空団の指揮官で54機撃墜のフィンランドNo.3のエースです。もとは第24戦闘航空団の小隊長でした。氷点下40度の中を出撃していくパイロットと整備兵、凍った湖を滑走路にする基地、人間はいざとなれば何でもできるんだなあ・・・と感心してしまいます。

エレールのメッサーは現在こんな状態で、「士」の字になっています。キャノピーのマスクも終了しました。手を加えた個所は機体全体を筋彫りにし、照準器がプラパーツだったので削って透明な塩ビで自作、シートベルトはマスキングテープでそれらしく製作しました。これがかっちょよく完成したら、フィンランド空軍にはまりそうな予感がします。バッファローやモラールソムリエやフィアットを作りたくなりそうです(笑)しかしキットはあるけどデカールがないなあ・・・しかも塗装がなかなか難しそうです。

今日は忘年会ですので中断します。あ~弄りたいなあ・・・・


停滞中・・・・

2007-12-10 13:17:03 | ストックand制作機1/72
2日に一度更新しようと模型制作をがんばっているのですが、この2日間は忘年会と仕事で模型を弄れずでした。今週も忘年会があり時間が取れず、あまり進展が期待できません。中毒症状が出そうです(笑)

写真がないのも悲しいので、メッサーを載せてみます。これは出戻りの極初期に製作したメッサーです(タミヤ1/48Bf109E-4/7)今見るとひどい出来で恥ずかしいです。もちろんモットリングなんぞできません(ブラシを持っていませんでした)ので直線的な塗り分けのみ、しかもマスクもしていない・・・(汗)でも飛行機の楽しさを教えてくれた貴重な機体です。でもそろそろ置場の関係でリストラの対象になりつつあります(爆)

これはご存じハセガワ1/32メッサーシュミットMe(Bf?)109E型です。ワシにとっては1/32は鬼門で一度も製作したことがありません。。在庫は15機くらいあるのですが、なかなか製作する自信がありません。大きいとしっかりと作らないといつものゴマカシがばれてしまいます(爆)まだまだ修行が必要です。

こうやって中身を覗いて頭の中で製作をするのが好きです。大きい分モットリングやスプリッター迷彩は楽そうです。1枚目の写真からすると3年で塗装は大分進歩しましたがやはり基本工作がまだまだだと自分では思います。これからも修行がつづきますなあ。。。。

初めての筋彫り

2007-12-08 12:05:50 | ストックand制作機1/72


さあ、初の筋彫りをやってみたいと思います。こんなこともあろうかと道具は各種取り揃えておりました。ワシの大量の在庫の中には凸モールドの物が大量にあり、それをいつか凹モールドに変えてやろうと目論んでいたからですが、ワシの筋彫りは曲がってしまいそうなので大変怖いです。

定規を当てつつ最初にケガキ用の針でかるく線を付けてやり、その後細彫り用のナイフ、太彫りにしたい個所は太彫り用と使ってやります。曲がらないように、曲がらないように・・・・

あれ?この機体は主翼上面にバルジがあります。これはG型の主脚の収納のための物でしょうが、フィンランドに供給されたG-2にはないはずです。ヤスリで削り取ります。

何とか機体の筋彫りが完了しました。完了後に機体全体にペーパーをかけてみると線がまがってるなー(爆)曲がっている線は塗装前にもう一度修正しましょう。

しまった!この後コックピットの塗装に入ったのですが、このフランス製のキットを洗浄するのを忘れておりました。塗料の乗りが悪いです(汗)しかもインストはすごいです。一つのイラストで組み立てが終わっています(笑)タミヤやハセガワのインストに慣れていると全く意味がわかりません。しかもフランス語・・・・次に続きます。。。


次作はこれで・・・・

2007-12-06 12:04:12 | ストックand制作機1/72

「次は何にしようかな~」と世傑を眺めていたところこの写真を発見しました。記事を読むとドイツからフィンランドに供給されたBf109G-2とのこと・・・・しかもフィンランド空軍は当時ソビエト空軍と交戦中でしたが、後には連合軍としてドイツと戦うことになったと書いておるではないですか・・・・・つまりBf109対Bf109が起こっていたということ?(驚)

無性にこれが作りたくなってきました。そこでワシの蜜柑山と机の中のキットとデカールを検索したところ出てきましたよ。

これが(笑)・・・かなり昔のキットでもちろんどのように入手したのかは全く覚えておりません。しかもデカールがカピカピで使えるかは微妙のうえ凸モールドという今後も製作するかはかなり微妙なキットです。

そこで決心しました。。「よ~しこのキットを成仏させたるで~祭りじゃ祭りじゃ」(なぜか関西風)で、凸モールドを凹モールドに変更します(所謂筋彫り)初めての経験です。

デカールも発見しました。スーパースケールの1/72の物です。ラッキー!!しかもこのマークはドイツからのG-2の供給1号機のようです。今回は実機の資料がほとんどないので想像で作れるかな?さあはたしてこのキットはきちんと完成できるでしょうか?ちなみに製作者本人は完成までたどり着く自信が少ししかありません(爆)

では行ってみましょう!!