ストレート・フロム・ザ・ボックス

飛行機プラモデルの作成で、少しの改造やディテールアップで組み立てた作品とその過程を綴ってみたいと思います。

祝・完成!フォッケウルフTa152H-1 成層圏気流

2007-10-31 13:33:19 | ストックand制作機1/48


どりゃ~!!完成しました。松本零士祭り 1/48フォッケウルフTa152H-1 成層圏気流 エアハルト・フォン・ラインダース機です。整備中を意識してコックピットは開状態にしました。0.8号のテグスでアンテナ線を張り細かいパーツを取り付けてやっと完成しました。今回のキモはピッカピカの塗装です。皆様のアドバイスのおかげで、なかなかうまくいきました。これでカーモデルの車体の塗装もできそうです。よ~く考えるとエンジンのパイピング、機銃管の真鍮管への変更、ピトー管をファインモールド製に変更、アンテナ線の追加以外何もしていません(汗)躍人様後は宜しくお願いします。

今回のもう一つの見せ場はやはりこのユンカースJumo213Eエンジンです。今、あらためてエンジンを見るとアラがあちこちにみえますがとにかく水冷エンジンを組み立てること事態初めてだったのでまあよしとしましょう。「ピッカピカのボディからチラッと見えるエンジン」これが今回のワシの作りたかった物なのでまあ90%は満足ですなあ(残りの10%はパイピングをもう少しやればよかったと反省しています)それにしてもTa152はかっこええ~です。クルトタンク博士の設計の美しさと性能の良さは感激ものです。高度12500mで速度750kmを出すレシプロ戦闘機なんて残念ながら当時の我が国では夢のような機体です。

私の名はエアハルト・フォン・ラインダース。当時のドイツ空軍大尉だ。私はこの時、戦闘機フォッケウルフと共に死ぬべきだったのかもしれないと思っている(ザ・コックピット「成層圏気流」より)・・・というイメージで1/48のドイツ士官のフィギャーを塗って置いてみました。やはり「人」がいると臨場感が出てきます。そして人を置くとこの機体の大きさが引き立ちますなあ。。それにしてもつくづく主翼の長い飛行機でいかにも高高度戦闘機のフォルムですが主翼だけみるとグライダーのようにもみえるかも・・・(爆)

もう少しTa152!

2007-10-30 14:36:48 | ストックand制作機1/48

いよいよTa152が完成に近づいてきました。マスキングを剥がし、主脚がついて、機銃管、ピトー管もつきました。胴体下のループアンテナ等はエッチングパーツがもともと付いていますのでそれ使いました。主脚にブレーキパイプを追加し主翼の端に透明パーツで着陸灯を取り付けてアンテナ線を張り終えたら完成です。長い長い道のりでしたがなんとかここまでたどり着きました。次回は完成報告ができると思います。

さて早くも次作の予告です。これです。シミソ殿主催のメッサーシュミットBf109祭りに参加の機体K-4です。多分オークションで購入したと思いますが、コックピットのレジンパーツが付いています。これを作ってみたいのでこれにしました。今回はエンジンを載せるのはハヤテ殿やシミソ殿に任せて(載せるんですか?)コックピットを弄ってみたいと思います。

今回の制作にあたっていろいろ資料を物色したところ出てくるは、出てくるはさすがにメッサーはいろいろあります。現在これらを読みあさっていますが、だからといってめっちゃディテールアップをするか?というと自信も腕もありません(汗)

主力になりそうな本です。コックピット内の詳細な様子が出ているのは大変助かります。これ以外に図書館の本が数冊、エアロディテール、MA誌(2002年4月号)などが有力な情報源です。これらの本は眺めているだけで大変おもしろく、時間がすぐに過ぎ去ってしまいます。

ところで先日行きつけの模型店に行ったところ、ハセガワ主催のJMCで大賞をとられた方にお会いし(飛行機モデラーです)いろいろ教えていただきました。その方は補聴器をされていてどうみても65歳以上に見えましたが、製作されたイタレリの1/72 フィアットC.R42を見せてくれました。しびれました。びびりました。ちびりました。すごいです。。手のひらに乗るくらいの複葉機なのですが塗装といい張り線の張り方といい、機首周りの工作といいワシとはレベルが違います。。「こんなのを作り出したら1機で1年かかるよ~」とおっしゃっていました。かっこええな~と思いました。そしておもむろにSWEETの1/144メッサー数箱とMGのおまけ1/72零戦等5~6箱を購入されていました。そして「この零戦はファインがモデラーに作れるもんなら作ってみろと言っているキットだね」とおっしゃっていました。この方の作った1/72零戦がみたいと思うのはワシだけではないと思いますので、見せていただいた暁にはきっちりと写真に納めたいと思っちょります。その模型店にはその方の作品を始め大賞を取った方の作品がたくさん飾られています。ワシのファントムもあったな・・・恥ずかしいから撤収しようっと(爆)

ピッカピカTa152H-1

2007-10-28 23:58:24 | ストックand制作機1/48

今回のキモ。。。ピッカピカのTa152です。クリアーが滴り落ちるくらいスプレーしました。ご覧になってお分かりになるように周りの様子が写っています。まさにワシがやりたかったのはこれです!!まあ実機がこの塗装をしたら、目立ってしょうがないでしょうが・・・・ただワシのイメージではラインダース機はこれなんです(笑)

これが胴体後部及び尾翼です。とにかく初めてのことだったのでハヤテ殿をはじめ皆さんにいろいろアドバイスを頂いて大感謝です。この後は2~3日このままにしていよいよ研ぎ出しです。これも初めての作業で楽しみだなあ・・・このツヤツヤがどこまでピッカピカになるんだろう(ワクワク)

土佐の工廠ではもう完成してしまったかもしれませんが、一応載せておきます。「成層圏戦闘機」です。2式単座戦闘機 鍾馗 かっちょええ~

この2枚の映像から、スピナーの色や垂直尾翼のマーク等を参考にしていただければ幸いです。これは明らかに新撰組を意識してるなあ・・という感じです。ただ話の内容はかなりシリアスで当時の米軍にはこれに出てくるB-29のような機体もあったんだろうと想像されます。(いわゆる空中指揮機ですな)

私事で恐縮ですが、本日は天気も日柄もよかったので少し早いんですが娘たち(上七歳、下三歳)の七五三詣に行ってきました。これは神社の境内での長女の映像ですが、いっちょまえに振袖なんぞを身に付けておすましさんでした。それにしても髪型といい、帯の締め方といいすばらしいです。

さて乾燥を待つ2~3日間手持無沙汰なので1/72の皇軍機を弄っちゃおうと思います。何にしようかな・・・・ファインの零戦の速攻レビューでもいってみようかな、ちともったいないか・・・

Ta152H-1デカールは終了

2007-10-26 12:43:57 | ストックand制作機1/48

エアハルト・フォン・ラインダース大尉のTa152H-1の全容が見えてきました。デカールを貼り終えると黒一色だった機体がグッと引き締まります。プロペラのスパイラルもいい感じです。デカール保護のため水性クリアーを極薄く吹きました。この後乾燥にかなり時間を取らなければなりません。

機体を横から見るとこうなります。。これを眺めていると「私の名はエアハルト・フォン・ラインダース。当時のドイツ空軍大尉だ。私は大空で2度も汚名をきせられてしまった。しかし後悔はしていない・・・」というセリフが頭の中をよぎりますなあ(笑)

乾燥を待つ間にいろいろと小物の製作と塗装をしておりましたがこれは左からピトー管、機銃管です。ピトー管はファインモールドの物、機銃管は真鍮管から切り出したものです。これらの金属パーツはプライマーを塗って塗装に備えます。

昨日本屋へ行った所、これが並んでいました。ダメです。我慢できませんでした。そもそもワシは皇軍機が大好きで航空機を作っているので出来がいいと言われている零戦が目の前に置いてあって自分が持っていないという状況が我慢できませんでした。気づけばレジに向かっていました(爆)そういえばオマケ(?)でMGが付いていたけど零戦の記事は楽しかったなあ

と言う事で、そろそろ皇軍機を作りたいという思いがメラメラ湧いてきました。1/72くらいの何かを2~3日でお気軽製作しようかな・・・

全体塗装と小物塗装

2007-10-24 12:24:21 | ストックand制作機1/48

最近、風邪が流行っているようです。季節の変わり目なので体調などには十分留意して模型を作りましょう。

さてTa152sですが、一応黒の全体塗装は完了しました。パネルごとに半艶の黒と艶消しの黒を塗り分けてみましたがこの映像からは分かりにくいですね(汗)この後デカール貼りになりますが、デカールを貼るとグッと「成層圏気流」らしくなると思います。

全体塗装の乾燥途中にプロペラや主脚、尾輪などを作りました。特に今回はスピナーのスパイラルをデカールで再現しました。初めての経験だったのでどんな出来になるのか自分でも楽しみでした・・・・そしてこの映像のようになりました。爪楊枝に刺してグルグル回して「おおー」といいながら楽しんでいます(変かな・・)

最近模型屋さんに行っていなかったので気になっていたのですが久々に行ってまいりました。キットは年末にかけて①ファインモールドの1/72零戦21型(MGがおまけ)②タミヤ1/48スピットMk.Ⅴb/wイギリス空軍兵士(購入思案中)③タミヤ1/48シトロエン11CV・クルー(購入思案中)④タミヤ1/72フォッケFw190D-9 JV44(多分購入)⑤ハセガワ1/482式複戦 屠龍(前向きに検討中)⑥ハセガワ1/72 B-24(前向きに検討中)このように目白押しですので購入は差し控えて今回は道具を眺めておりました。そうしてこのテープを発見・購入してきました。0.7mm、1.0mm、1.5mmの極細テープです。1/144のキャノピーや1/72のキャノピーに使えそうです。ワシの懸念は常にキャノピーマスクなのです(爆) 

Ta152塗装開始!!

2007-10-22 10:47:19 | ストックand制作機1/48

Ta152の全体塗装を開始しました。軽くサフを吹いて、乾燥後セミグロスブラックを薄く全体に吹きました。しかしキャノピー前部分に接合部の処理をしていない箇所がみつかりましたのでこの後処理をしてもう一度全体に黒を吹きたいと思います。それにしても黒を吹くと一気に「成層圏気流」っぽくなってきました(笑)

当然ですが、後から機体に取り付ける小物もここで塗装しておきます。カウル、エンジンカバー、スピナー、主脚カバーなどです。ここで気がついたのですが黒塗装をおもちゃっぽく見せないように塗装するのはなかなか難しいなあ・・・この後、接合部の処理ー2回目の塗装ーデカールと進みます。

土佐工廠より「勇者の雷鳴」のリクエストがありました。戦死扱いになった歴戦の戦闘機乗りが実は死んでおらず雷電装備の秘密基地に集い米軍とたたかう話です。これらの雷電はP-51Dをガンガン落とします。強いっす。。。土佐工廠が松本零士祭りに参加されて心強く思っておりましたが1/144とはいえあっという間に3機も実戦配備されるようです。そのスピードと出来の良さに敬服です

遅々として・・・・

2007-10-20 11:51:51 | ストックand制作機1/48

Ta152の主脚収納部です。こんな時じゃないとなかなか写真を撮らないので載せてみました。木曜日に東京ドームに行ってやけ酒を飲んで(ひそかにG党)寝てしまったので作業が進みません。1日1作業は心がけていますので少しづつは進んでいるのですが、目に見えて進むわけではないので間が持ちません(笑)

コックピットです。まだ完成ではないのですが、シートベルトは付属のエッチングを使いました。コックピット内は艶消し色でウォッシングして、フラットアルミで軽くドライブラシをかけました。この後照準器を取り付けてキャノピーを付けるのですが(そう言えばワシは先付け派)キャノピーの後ろ部分の工作が時間がかかりそうです。

さていよいよ全体塗装に入るのですがインストの指定では33番になっているのですが今回はピッカピカにします。その手順ですが、①サフを軽く吹く ②セミグロスブラックを吹く ③光沢クリアーを乾く前に2~3回吹き十分に乾燥させる ④2000番のペーパーで全体を落ち着かせる ⑤コンパウンドで磨く ハヤテ殿こんな感じでしょうか?


土佐工廠で日本軍仕様の「地獄猫」が実践配備されました。これは松本零士祭りの「復讐を埋めた山」に出てくる機体です。でそのシーンが上なのですが、できた機体は上の物にそっくりですなあ。このマンガを読んでいないと聞いていましたがよく特徴を把握されていますなあ。。。地獄猫には日の丸がよく似合う・・・(爆)

Ta152士の字に・・・

2007-10-18 11:36:44 | ストックand制作機1/48

ふう~やっとここまで来ました。主翼の組み立てに時間がかかってしまいました。主脚収納部が精密にできているのはいいのですが合いがよくありませんので削る、ヤスル、合わせる、削る・・・・の繰り返しでやっとできました。キャノピーのマスクも完了(ワシにとっては鬼門の作業)しやっと塗装に近づいてきました。ここからは好きな作業に入ります。

それにしても1/72もそうでしたが主翼の長さには驚かされます。。

順番が逆になりましたが今回参考にした資料です。今回はエンジンを作ったのでパイピング等で非常によくみました。特に「ミニタリーエアクラフト」誌には大変お世話になりました。この本は現在は販売されていないようですがなぜなくなってしまったのでしょう?まさかネタ切れ・・・?
あっあとモデルアートの「Fw190&Ta152モデリングガイド」も参考になりました。

そしてこれがワシのTa152の在庫キット群です。真中がトライマスターのキットで多分これがオリジナルでしょう。ホワイトメタル・エッチングがバリバリのキットです。一番上が今回作っている「成層圏気流」バージョン、一番下はドラゴンの物でトライマスターのホワイトメタルをプラパーツにした物と考えられます。いずれにしてもTa152のスタイルをほぼ正確にとらえている名作キットだと思います。

ただもうしばらくはTa152は作らんかなあ・・・いささか食傷ぎみです(笑)

エンジン搭載

2007-10-16 14:35:58 | ストックand制作機1/48

エンジンを搭載しました。飛行機にエンジンを載せること事態初めてだったので嬉しくて誰かに見てもらおうと妻に見せたところ「すっご~い」と言ってくれました。この後コックピットの工作、主翼の工作、機体全体の工作、機体の塗装とまだまだ続くのですが、ここまではええ感じです。

この機体のシートです。シートベルトもキットに附属しております。ただ装着にはちょっとコツがあると思うのですが、その点はインストには書いておりません。このキットを作ったことのある方はわかると思うのですが・・・ベルトの色の指定もヘンテコですのでワシなりにアレンジしてみました。

どうもワシはこういう小道具が好きなようで、模型屋でこういうのを見つけるとついフラフラとレジに向かってしまいます。ただいつ購入したかは覚えていません。マスクは秋葉原で、ピトー管はオークションで安く購入したと思います。確かTa152はハセ・ドラの機体をもう一機とトライマスターのをもう一機在庫していますのでこのマスクは2機分で300円くらいだと思いますが、なかなか使えます(笑)個人的にはカットする手間はありますが、端の方がはがれないのと安価なのでエデュ○ルドの物より好きです。「マスキングテープやセロテープでやれ!」と言われそうですが、これだと楽ちんだしきれいなんだもんなあ・・・そもそもワシはキャノピーのマスクがきらいです(キッパリ)

あまり進んでません(汗)

2007-10-14 12:58:06 | ストックand制作機1/48

主翼の内部の工作と塗装をしていました。コックピットはまだ弄っていません(汗)どうも時間がありません。え~と特に何をしているわけでもないのですが、今月発売のスケビを読んだり、「俺は君のため~」のDVDを見たりとこの2日間はそれなりに充実はしていますが模型を弄る時間がないのでした・・・

それにしてもタミヤからは1/48のFi156とフィギャーがたくさん、ハセガワからは1/72のB-24や1/48の屠龍など新製品が見白押しでまた在庫が増えて、財布は薄くなるなあなどとニヤニヤしながら考えています。屠龍、楽しみですなあ・・・

土佐の工廠から「音速雷撃隊」の資料要請がありましたのでここに載せておきます。尾翼のマークまで確認できるのはこのページだけのような気がします(汗)しかも胴体下に「桜花」を抱いています。1/144なら残りランナーで胴体を作ってプラパンで主翼と尾翼を作れそうですが・・・どんなもんでしょう?

全体像をとらえているシーンです。この後この一式陸攻はグラマンに全機落とされてしまいます・・・とまあ師匠こんな感じでよろしいでしょうか?(敬礼)

ところで皆さん1/48の屠龍、5000円を超えますが皆さんどうします?ちなみにワシはビール代を削ってでもGetします(爆)