![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1d/4bfda4721d86d46a63ad3300db23ee7a.jpg)
He162A-2フォルクスイエーガー(ドイツ語で国民戦闘機)が完成しました。これでこの空軍士官も一安心です。とにかくこのキットはいろいろと勉強になりました。以前は当たり前のようにしていたこと(ピトー管を真鍮線と真鍮パイプからの制作、ブレーキパイプの追加等々)を思い出させてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/f7/e12d0ab9e50cb58d3c79eada7ba1a355.jpg)
19年前のデカールはデカールリキッドを使って再生してぎりぎり使えました(汗)この機体は第1戦闘航空団第1中隊ヘルムート クネッケ大尉乗機です。ドイツ敗戦直前にこれを実用化してしまうドイツの工業力には脱帽します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/50/8a17130514642850eb5ce8917a48f073.jpg)
とにかく主脚収納部はすごいの一語です。メタルとエッチングがテンコ盛りでプラ用の接着剤は役に立ちません。完成後にエナメルの黒でウォッシングしました。これを見ていると主脚の収納部はこうなっていたのかーと勉強になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/21/80c6c160a071c0c4876373fc5ba1f56b.jpg)
右側面です。背中のBMW003E-1ターボジェットエンジンでこの機体で840kmの最高速度をだします。速度だけなら連合軍のスピットファイア、P-47D、P-51Dなどに十分に優速です。しかも機首にMG151・20mmを2門装備し敵戦闘機はもちろん、重爆撃機にも対抗できるようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/e2/edc75687d2e9c82b8a902d0dd19a6eda.jpg)
ドイツはこの飛行機を終戦までに112機生産し国民すべてを戦闘機パイロットにしようと計画します。しかし実際にはこの飛行機の操縦はベテランでも難しく国民すべてをパイロットにするのはいささか無理があったようです。それでも実際にこの飛行機でイギリスのホーカータイフーンが撃墜されています。しかし戦果はそれしか報告されていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a5/54a6d08e073f2d5189add6e8141ecb73.jpg)
以下は彼の弁です。
ふう、やっと完成したか。。まあ工作や塗装は汚いが飛べないことはないだろう。さあとりあえずこの機体をヤーパンから我が国に持ち帰らなければならんな。しかも1機では足りんからもっとたくさん制作してもらわんといかん。しかしヤポネは我がゲルマン民族に比べると器用だがすべて手作業なので時間がかかってかなわん!!さあドイツに帰ろう。。えっ戦争は60年前に終わってる?(大爆)
さあーて、次は何を作ろうかな・・・・・・・