ストレート・フロム・ザ・ボックス

飛行機プラモデルの作成で、少しの改造やディテールアップで組み立てた作品とその過程を綴ってみたいと思います。

デカール、デカール、デカール!!

2007-11-30 12:40:57 | ストックand制作機1/48


メッサーのデカール貼りが始まりました。主翼、胴体、機体番号、尾翼、スピナーとキット付属のデカールを使ったのですが10年以上前の物だったので水につけてもなかなか台紙から取れなくてあせりました(笑)しかも時間もかかりました。ただデカールをつけると機体がぐっと引き締まってきますなあ・・・

右側面です。あっそうそう、エンジンの排気管、尾輪、プロペラ、ラジエターなどをとりつけました。この後細かいデカールを貼りますが、それがまた量がた~くさんあります(汗)まあ現用のジェット機ほどではないですが・・・・したがってデカール貼りはまる2日かかりますなあ・・・

ほい、スピナーのぐるぐるです(笑)今回も前回のTa152と同様デカールでやりました。マスクをする自信がないので、塗装はきびしいです。前縁の波波もみえますか?この後シミソ様直伝のウェザリングをできる範囲でやってみたいと思います。

この機体で今年は27機目の完成です。あと3機で30機ですので何とか今年は30機で気持ちよく締めたいと思っているのですが、少々日程的にきついかな~


メッサーK-4上面塗装!

2007-11-28 12:34:17 | ストックand制作機1/48


さあメッサーの上面塗装を始めましょう。まずはライトブルー部分にかからないようにマスクします。今回はマジリ殿愛用の糸ハンダマスクをしようかと思いましたが、主翼と胴体部分のつながりがあまりないので、いつものどんどんマスキング法で進めていきます(笑)

1色目のRLM81ブラウンバイオレットを吹きますが、この色はかなりブラウンが強くオリーブドラブに近い色ですのでキット指定の304番を吹きます。乾燥後304に黒を少々加えてパネルラインに吹いていきます。

乾燥後、2色目のダークグリーンを吹くためにオリーブドラブを残す部分をマスクし2色目を吹きます。乾燥後、胴体と尾翼のマスクをはがしモットリング(斑点)塗装をします。1/72で使うこの型を1/48なのでキットからはなして使います。

尾翼のモットリングが決まりました。ここが一番緊張します(汗)さらに胴体には無数の線のような模様がありますのでブラシを絞ってキットに近づけて線を入れていきます。

メッサーの上面塗装が終了しました。主翼の波波や尾翼のモットリング、さらに胴体のダークグリーンの線などいかがでしょうか?まだまだ細部の塗装やデカール、ウェザリングなどが残っていますが、何とか11月中に目途をつけたいと考えています。

あっそうそう、スピナーのグルグルがまだ残っていました。大戦後期のドイツ機はなかなか塗装が大変ですな~(汗)しかし上手くいくと他の国の戦闘機にはない感激がありますなあ・・・がんばろうっと。。


全体塗装開始!!

2007-11-26 14:41:57 | ストックand制作機1/48

さあ、日本各地でかっちょええメッサーが続々とロールアウトしておりますのでワシも少々あせってきました。早速塗装を始めます。前回サフを全体に吹き付けましたので今回は本土防空を表す緑帯を尾翼の前部分に吹き付けます。ビン生のグリーンはイメージが違うので自衛隊の迷彩で使う緑(No319かな?)にグリーンを混ぜて使いました。この緑帯は第27戦闘航空団を表します。

帯の部分をマスクして、シミソ殿のブログで紹介されていたNo118からNo117を吹く順でやってみたいと思います(シミソ殿に感謝)さらに今回は大戦末期の機体を再現するためコントラストをドギツク入れたいと思いNo118にジャーマングレーを少々加えて明度をさらに落としました。それを機体の下面全体と胴体の左右に吹き付けます。この段階ではまだまだ暗~い印象ですが・・・・・

No117をパネルライン以外の部分に吹き付けます。大分コントラストが付いてきました。写真では調度いい感じですが、実物は強烈に明暗がついています。ちょっとやりすぎたかな・・・・(汗)実はこの塗装も今回初めて試しました。雑誌やブログで黒を全体に吹き付けてからラインを残すように吹いていくという技法が出ていていつかはやってみたいと思っていたのですが、なかなかできずにいました(1度試したのですが機体色をラインにも吹いてしまいほとんど効果がなかった)今回はNo117を控えめに吹いたのでかなりの明暗の差が出ました。さあ機体上部の塗装に進めましょう。この後マスクをして主翼前縁の波波とモットリングです。ドイツ機塗装最大のヤマ場です。失敗すると泣きたい気分になりますので慎重にいきましょう(笑)

1/48 メッサーK-4 全体塗装準備

2007-11-24 12:53:42 | ストックand制作機1/48


メッサーのK-4を進めます。まず塗装機体を確定させます。垂直尾翼の前に本土防空の緑帯があるこの機体にします。いろいろな資料をみましたがこの機体の実機写真は発見できませんでした。他のオプションデカールも持っていないので今回はキットのデカールを使います。ただ胴体の緑帯は塗装で(キット指定はデカール)スピナーのグルグルはデカールで、主翼の前縁に波波があるのかが不明です。この時期(1944年後期)のドイツ機は大抵波波なのでそのように塗装します。ご存じの方がおられましたら、ご教示ください。

機体はサフを吹いて、コックピットをマスクしておきます。今回はコックピットを開けたいので、いつもはキャノピーは先付けなんですが今回は後付けにします。今夜塗装です。

近所の100円ショップに海洋堂の零戦シリーズがありました。もちろん100円でしたので、大人買いしてしまいました(笑)零式練習戦闘機や2式水戦、21型や52型などいろいろ入っていました。さらにプロペラが回る土台も一機当たりました(ラッキー)

さっ塗装塗装っと。。。


ネタがないもんで・・・・今月の買い物!

2007-11-22 12:26:04 | 買い物・その他

え~、昨日は飲み会で一昨日は映画鑑賞と忙しく模型が弄れませんでしたので、ネタがありません(汗)仕方ないので今月模型屋やオークションで購入した模型をここで紹介しますね。。。

これが今月の購入機です。在庫が500機くらいあるので(実際は何機あるのかわかりません)もう購入は控えようと思うのですが、どうも模型屋やオークションで入札する時には自分が大量の在庫があることを忘れてしまうようです(爆)

新製品は右の下、シトロエンw/クルーとその上のラッパのP-40B/Cです。ラッパのキットは1/144以外持っていないので製作が少し楽しみです。その上のキットは行きつけの模型屋(天昇堂)でいつものように4箱ほど(零戦32型、P-40B/C、飛燕Ⅱ型改等)を購入したところ店主に「これ売れないからあげるね」と頂きました(おばちゃん、ありがとう)チェコ製のキットで戦後に作られたチェコの訓練機のようです。

今月最大のキットはAirfix1/72イギリスの飛行艇「ショートサンダーランドMkⅢ」です。そもそも飛行艇のキットは2式大艇と97式大艇、後はカタリナがあったかな・・・・これで当時の世界の3大海軍国の飛行艇が1/72で揃いました。まあいつ作るかはまた別の問題です(笑)

頂いたキットです。1950年代のチェコのトレーナー機のようですが、詳しいことはわかりません。中身はデカールも大丈夫なようで、2000円以上はすると思われます。

トランペッターの1/72 P-40B/Cです。このスケールでB/C型はなかったような気がするので良かったかな・・・・・さらにトランペッターのキットは1/144しか持っていなかったので少し楽しみです。

1/72のフェアリーフルマーとアブロ・アンソンです。先ほどのショートサンダーランドと一緒にオークションで落札しました。イギリス機はハリケーンやスピットファイア以外はあまり知りませんが、こんなのもあるんだな~というノリで購入しました。

ファインの飛燕Ⅱ型改です。飛燕と言えばⅠ型が大部分ですがⅡ型もあったんですね~しかもファインからキット化されているとは・・・・Ⅰ型は作ったことがあるのですがⅡ型はないのでこれも製作が楽しみです。

しかし、1か月に2~3機がせいぜいなのにこんなに購入してしまうと蜜柑山の標高が高くなるばかりでどうもいけません。ということで来年は1か月に5機の完成(1年で50機以上)を目指していこうと決心していますが、実行できるかはかなり疑問です。今後もタミヤのシュトルヒやハセガワの屠龍など多分購入するので頑張らねばいけません。。これから忘年会シーズンなので製作時間はさらになくなる可能性が高いですなあ・・・・


完成!エデュアルド1/144 メッサーシュミットBf109F-4

2007-11-20 10:11:39 | ストックand制作機1/144




エデュアルド1/144 メッサーシュミットBf109F-4が完成しました。まあ練習でサクッと作ったので恥ずかしい作品ですがなかなかの雰囲気です。モットリング塗装は久しぶりに0.2mmのブラシを使いました。その結果、次の事がわかりました・・・①塗料がちょっとでも濃いとすぐに詰まってしまう。②1/144のドイツ機の塗装もこれで何とかなる、という事です。尚、手を加えた個所はキャノピー後部に伸ばしランナーでアンテナ支柱を追加、機体左側の空気取り入れ口を0.8mmのピンバイスで開口。。以上です。まだまだアンテナ線の追加やピトー管の自作等、手を加えればまだまだできそうですが1/48の方が疎かになりそうなので、そこそこで完成させました。




大きさを比較するために色々な物を置いてみました。1枚目は手のひらの上の機体。2枚目は「タミヤセメント」の横、3枚目は現在制作中の1/48との比較です。1/144がいかに小さいかお分かりになりますか?あっそうそう、スピナー先端のスカイブルーはストローでマスキングして塗り分けました。このキットを作るときはデカールが柔らかいので注意して下さい。すぐにバラバラになってしまいます。

一応この機体を作ったつもりですが、これに見えますか?これは第53戦闘航空団本部付き司令官 ギュンター・フォン・マルツァーンハンス・バイスヴェンガー中尉乗機 1942年 シシリー です。それにしてもこれ以外に1/144が4機もあるんだよなー・・・メッサーは機体のバリエーションが多く、東部戦線の機体やTrop仕様にすればまあ何とかなるか。。

さ~て48のK-4を作りましょう。


エデュアルドとおゆまる君

2007-11-18 11:03:04 | ストックand制作機1/144

土佐工廠で「型思い」なる道具が使われておりまして、羨ましく思い早速ホームセンターで探しましたが、ありませんでした。群馬には売ってないのかなあ・・・・でも代わりと言っては何ですが、子供の紙粘土コーナーに「おゆまる」なる物がありました。ゴムの板のような物が7枚はいっていてお湯に入れるとかなり柔らかくなるようです。今度これで細かいパーツの型取りをしてみようと思います。300円くらいでした(笑)詳しい使い方は土佐工廠に出ていますのでご覧になってみて下さい。

さて1/48のメッサーですが現在パテを持った個所をヤスって細かいパーツをつけています。その合間をぬってこの1/144のメッサーのF-4をやっていました。機首の空気取り入れ口を1mmのピンバイスで穴をあけて胴体後部の白帯と機首下面の黄色を筆塗りしました。この後RLM74/75/76の塗装をブラシで施します。

この機体にしようと思っています。1/144にモットリング塗装を施すのは初めてなのでどうなることやら・・・・ですが下面と上面1色は0.3mmで上面のもう一色は0.2mmで吹いてみようと思います。それにしてもピトー管くらいつけようかな~と思っていましたがあまりに小さいので止めました(笑)まあ、練習、練習。。。。

メッサーシュミットBf109K-4「士」の字に・・・

2007-11-16 13:03:47 | ストックand制作機1/48

今回は珍しくワシがどうやって組んでいるか載せてみますね。

このキットはもともとG-10だったようでK-4にするには何点か改修が必要です。上の図面はモデルアート増刊「メッサーBf109G/K」にあったK-4の1/48の図面です。見てわかるように主翼に追加のパネルラインがあります。インストにもその図が出ています。早速これを再現してみましょう。

道具はこれを使います。ハセガワのトライツールで確か細彫り用と太彫り用がありまして、確かどちらも所有しているのですがワシはこのラインを引くのを苦手としております。ラインが曲がってしまうのです(汗)こういう道具は一度購入すると滅多には買い換えませんので思い切って買ってしまいます。

さて、ラインが曲がらないようにガイドのテープを貼ります。図面をよく見て100円ショップのビニールテープを貼りました。これは適度な厚さがほしいからです。薄いテープではガイドになりません。

下の方が若干まずいですが、まあまあ上手く引けました。下の方はサフとヤスリで修正します。この曲がるというのがワシのライン引きの最大のネックです。

もう少し図面を眺めるていると第一キャノピーの右側面に信号弾発射口が付いていることに気付きました。0.8mmのピンバイスでそれを再現します。

さあ、鬼門の作業「キャノピーマスク」です。今回は古いエデュ○ルドのマスクを発見したのでそれを使いますが、これはこのままでは粘着力が弱くはがれてくるのでカーター台にマスキングテープを貼り、その上にこのマスクを貼ってそれをガイドにして切り出します。

そうして切り出しが終わった物はまた元の台紙に戻しておきます。こうすると何度でも使用できますしキャノピーマスクもうまくいきます。

そうこうしている間に機体の方は「士」の字になりました。合わせもよく、ほとんどパテはいらないのですが気になった箇所にちょっとだけ使いました。この状態で乾燥させてこの後ヤスリをかけ、下地を作って塗装に備えます。

さあ、形になってきました。プロペラの基部は先に接着しておきました。いよいよ塗装です。スピードを上げていきます。


メッサーK-4コクピ完成!

2007-11-14 12:15:46 | ストックand制作機1/48

メッサーの今回のキモ、レジン製コクピットが完成しました。1mmにも満たないようなエッチングパーツが何点か残っていますがそんな物はつけても、つけなくても誰も気付きませんのでパスです(爆)さらにこのレジンセットにはクリアーキャノピーが付いているのですがキットの物とどちらを使うか悩みましたが今回はキットの物を使います。それにしてもこのレジンのセットはこれで1200円だそうですが、リアルさという点ではインジェクションとは比較になりません。ただいつもこれを組み込むのはいささか辛いと思いますが・・・何かの本で「モデラーとはお金を出して苦労を買うような人」という記事を読んだ覚えがあるのですが、正にそんな感じでした。でもこうやって完成すると満足して悦に入るんだよなあ・・・これがあるから止められん!(笑)

コクピが完成したので、この後はサクッと行きましょう。今回はエンジンを入れたりしませんのでこれ以上は弄る個所はあまりありません。。ただこのキットはもともとG-10だった様なのでそれをK-4にするためにパネルラインの追加、主脚収納部の改良コクピ後部の雑具入れ追加等、細かい箇所がいくつかあります。とにかく実機の写真が極めて少なく、あっても破壊された機体の写真が多く実機がどうなっていたのかは推測もたくさん入っています。

何とか今月中に2機は完成したいと思っていますので急ぎましょう。。。1/72のメッサーも作りたいなあ・・・・


メッサーK-4の修正点

2007-11-12 13:15:16 | ストックand制作機1/48

こんなものを見つけました(嬉)もちろんキャノピーマスクです。ワシの鬼門の作業でセロテープやマスキングテープでやるとキャノピーにカッター傷がつき、最初のころは塗料がはみでたのでラッカー溶剤で拭いて曇らせ、マスキングがうまくいったと思いきや剥がしたきに塗装面に段差があり修正しようと思ったら塗装した箇所も修正してしまったり(爆)とにかく苦労がたえません。この作業を数百円で代行してくれて且つ美しい仕上げになるのであれば頼みたいといつも本気で考えています。。

ただしこのマスクはこのまま貼りつけると塗装時に端の方がめくれてきます。したがって一旦普通のマスキングテープに貼りつけてそれをカットし貼るという作業が必要です。それでもワシにとっては直接マスクするよりはいいのです。。。

シミソ様のブログでメッサーの上部・下部にはパネルラインがあるという事実を知ってしまいましたので早速キットを修正します。それとコクピの後ろに通信関係の四角い物が付いていましたが、それはG-10の物なのでカットし代わりに小物入れようの扉をつけます。コクピの側面も製作中です。今回はなかなか「士」の字になりません(汗)この祭りですでに2機も完成しているつわものもいるのですが(しかも上手い)ワシの方は遅々としてすすみません。

実は今週は土曜日は朝から晩まで仕事、日曜日は義弟の結婚式と大変忙しく模型を弄っている暇は取れませんでしたので、今日からやるぞ~という感じです。