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パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

ヘッドフォンのエイジング

2020-05-12 08:40:53 | 趣味


緊急事態宣言の延長で野鳥撮影には行けず、しばらくぶりの投稿となります。
ステイホームに徹しながらPCオーディオを本格オーディオ並みにしようと、5月初めに購入したヘッドフォン「ゼンハイザー MOMENTUM G」(以下、MGとします)。
ほぼ10日間、ひたすらに50時間ほどエイジングを行いました。
購入直後に聴いた感想は、私の既に持っているヘッドフォン「AKG K240 Monitor」(以下、K240とします)に比べて「メリハリのあるクリア」な音・・・という印象ですが、硬質で角があり、特に高音が刺さるところあるような気がしました。




エイジングの方法は、ピンクノイズを1日7、8時間MGで流しっぱなしにする方法です。
そもそもエイジングとは「慣らし運転」のようなもので、スピーカーやヘッドフォン、イヤフォンなどを一定期間鳴らすことで音がこなれ、聴きやすくなる(する)ことで「経年熟成」という表現がわかりやすいと思います。エイジングは振動幅の大きいスピーカーには効果的ですが、ちっぽけなユニットで振動が少ないヘッドフォンなどには効果がない!する意見もあり、賛否両論です。エイジングの時間も様々で30時間もあればOKという人もあれば、100時間は必要とする人もあり・・・とりあえず50時間を目安にエイジング効果の検証にトライです。

さて、その成果といえば・・・もちろん、劇的な変化などあろうはずもありませんが、聴き比べした4曲で最初に気になっていた「オーケストラ演奏で突然入ってくるピアノの高音の刺さり」や「バックコーラスの女性スキャットのきつい声」、「女性ボーカルの高く澄んだ声の生々しさ」などが改善され、全体的に柔らかで聴きやすくなってきたような気がします。・・・まあこれは、あくまでそんな気がする程度のことですが・・・そもそも、音をどう感じるか?なんて人それぞれの感覚的なものなので何とも言えませんが、自分としてはエイジングの効果はある!と思います。動きの伴うものなら道具でも機械でも、ある程度使いこんだほうが動きが滑らかになる道理です。




これが私が今まで所有していた「AKG K240 Monitor」です。1985年から2000年まで販売されたK240シリーズの原点ともいえる名機です。
インピーダンスは何と600Ω!上記のMGの16Ωに比べればモンスター級のものです。ではなぜK240が600Ωなのか?・・・それはこのK240はレコーディングスタジオなどのモニター用に開発された、いわばプロ用のヘッドフォンだからです。プロ用の器材(楽器やミキサー、アンプ、スピーカーなど)はすべて出入力は600Ωでやりとりされるため、K240もそのような仕様になったわけです。だから、このK240はスタジオモニターらしく「色づけのない、ナチュラルでピュア」な音が特色といえると思います。
ではインピーダンスとは何か?というと・・・一言でいうと「交流回路で電流の流れ難さを表す量」で・・・これ以上の説明は割愛しますが・・・要はインピーダンスが高ければ高いほど電流の流れは悪くなり、インピーダンスの高いヘッドフォン(スピーカー)には出力が高いアンプが必要となってきます。
PCのちゃちな音声出力ではこのK240を鳴らし切るのには無理があります。




そこで必要になってくるのがヘッドフォンアンプです。
このAudinstのアンプのインピーダンスは初期設定で16~300Ω、中の基盤のジャンパーピンを差しかえれば300~600Ωに対応することなので、K240を鳴らすために買い増しました。
ここで一つ問題が・・・K240を鳴らすだけならアンプ設定を300~600Ωにすればいいのですが、16ΩのMGを鳴らすときはどうするか?・・・いちいちアンプの箱をあけて回路を変えるなんてことはできません!つまり既定の16~300で600を鳴らすか、600に変えて16を鳴らすかの選択になります。
ここで、一つの法則が・・・「ロー出しハイ受け」です。オーディオ(電気工学?)では低いインピーダンスから高いインピーダンスに流すのは問題がなく、その逆だと機器に影響を及ぼすことがあるそうです。
つまり、16~300→600はOK。600→16はNG!ってことです。よって、私はこのヘッドフォンアンプのインピーダンスの設定は初期設定のままにしておくことにしました。

ステイホームで何をするか?手軽に、気軽にPCオーディオを楽しむのもまた一興かと・・・
皆さんも、それぞれ思い思いの興味あることに向き合っておられると思いますが、早く緊急宣言の解除や終息に向かって欲しいものですね。

コメント (2)
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久々のオーディオ

2017-01-20 12:57:36 | 趣味
有給休暇の今日は鳥撮りの予定でしたが、予報では雪あるいは雨・・・とかで思わしくなく、また相変わらず風邪が抜けず・・・
出かけたくても、出かけられず籠の鳥状態!
持て余した時間を久しぶりにオーディオを鳴らしてみることにしました。
実は正月、WOWOWの桑田佳祐の年越しライブを録画中、オーディオの音が出ていないことに気が付きました。
考えてみれば・・・ここ数年、このオーディオシステムを動かしたことはありません。なにせ、もう30年以上前の古い機材なので不具合があって当然、壊れてしまっても仕方ない状態です。

比較的多趣味の私は学生時代からオーディオには興味があり、アルバイトで貯めた金で秋葉原の電気街で当時はやり始めた小型コンポを手に入れた時の喜びは今も忘れません。当時テクニクスが発表したコンサイスコンポが人気でしたが、私の手持ちでは買えず・・・結局アイワのミニサイズのアンプとレシーバー、カセットデッキ、ダイレクトドライブのターンテーブルのセット、スピーカーも予算の関係でFOSTEXのキット完成品に・・・憧れのコンサイスコンポを買うことはできませんでしたが、実際、自分の耳で聞き購入を決めたこのアイワのセットは充分いい音を鳴らしてくれました。
このころは、まだまだアナログの時代です。
なお、このアイワのアンプはオンキョーのスピーカー、リバプールとのセットで今も次女が使っています。

社会人になり、結婚をし、娘が生まれたのを機に自宅を新築。
この時、建築費の借り入れに予算を盛り込んで購入したのが今の機器です。もっと、もっと上級機種への欲望もありましたが、薄給サラリーマンにはこれでもちょっと背伸びをした決断でした。

メインスピーカーは・・・パイオニアS-99T 1988年発売 定価108,000円(1台)
斬新なトールボーイ型のデザイン。ツィーターを上下のウーハーで挟んで音源を限りなく1点に集中させる仮想同軸のスピーカーとして一世を風靡したパイオニアの名器です。


サブスピーカーは・・・BOSE501Z 1990年代 定価109,200円(セット)
わずか10cm立方のキューブスピーカー4個とベースBOXが素晴らしい低音と音場を響かせてくれる・・・当時小型スピーカーで有名なBOSEが発表したセンセーショナルなスピーカー501Xの後継機です。見た目、こんなちっぽけなスピーカーからこんな音が出るとは!!誰もが驚くスピーカーです。


アンプは・・・SONY555ESG 1989年発売 定価128,000円
このころは、紛れもなくオーディオブーム(全盛期はいつか?はわかりません)。
オーディオ各社も競って自信作を発表!惜しむことなく資材を投入し、優れた製品が送り出された時代でした。
SONYの5シリーズはSONYの中でも上級機種にあたり、ジブラルタルシャーシと呼ばれる防震性が特徴の人気シリーズでした。


CDデッキは・・・SONY557ESD 1987年発売 定価180,000円
オーディオもアナログからデジタルへ・・・
このころのCDデッキの上級機種はとても高価なものでした。

この機器でCDを鳴らしてみると・・・
最初はメインスピーカーのパイオニアS-99Tでは、左スピーカーのウーハーから音が出ず!
音量調節やスピーカーバランスのつまみを動かしてみると、すぐ音が出るようになりました。
サブのBOSE501Zは問題なく、ダイナミックな音を出してくれています。
アンプも立ち上げから時間の経過とともに、ウォーミングアップも済めば力強い稼働をみせています。
今の家に建て替えてから6年くらい・・・その間、あまり聴くことがなかった私のオーディオ・・・いずれも往年の名器ばかりですので、もっと聴かないとダメですね!これを書いている今も、ずっとCDを鳴らしっぱなしにしていますが、昔通りのいい音が復活したようです。

今のオーディオの世界は・・・
かつての賑わいは見る影もなく、オーディオから撤退した会社、倒産や統合などでオーディオを扱う企業は少なくなり本当に寂しい限りです。
スマホやPC、タブレットやポータブルオーディオなど音楽を手軽にどこでも聴ける機器や環境が揃ってくると・・・仕方のないことかもしれませんね!
私個人としては・・・マークレビンソンやマッキントッシュのアンプでJBLのスピーカーを鳴らしてみたい!という夢はまだまだあるのですが・・・
オーディオの世界はピンキリ、天井知らずでそんな金はなく、はかない夢で終わってしまいそうです。

今回は古い機材の写真なので、アンティークぽくセピア調に仕上げてみました。
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パソコンの買い替え  ハードディスクの増設

2016-02-14 14:40:58 | 趣味
昨日は、新しいPCのセッティング。今日は、春一番と雨が重なって大荒れの日、午後になって雨は上がったものの風強し!!
これじゃ鳥撮りは無理と・・・久々の鳥さん以外のブログアップです。

ずいぶん前からPCの調子が悪く、Windowsが起動しなかったり・・・、途中で黒い画面に訳のわからないメッセージが出たり・・・、突然画面が砂嵐のようになったり・・・、それでも次にPCを立ち上げるとちゃんと起動するから困ったものです。
ただ、完全に壊れるのは時間の問題と、新しいPCを購入しておきました。

今までのPCはパソコンショップのものを3代にわたって使用してきました。
なぜPCショップのものにしたかと言うと・・・地元駅前にショップがあり、いざというときに便利。BTO式でオリジナルなPCができること。パーツのグレードアップや増設など拡張性があること。それになにより価格が安いということで、ずっと使ってきました。
でも、考えてみると大体、5・6年で故障、買い替えを繰り返しており、このサイクルはどう考えても短すぎます。
そこで今回は同じBTO式ですが他のメーカーのものにしました。
CPUはコストパフォーマンスが高いAMD社製のものにし、その分より高性能のものにすることができました。
OSは迷った末、最新のWindows10に・・・これは失敗でした!
今までのWindows7から見ると、10は別物のような感じです。
まあ、操作はいずれ慣れてくれば問題ないのですが・・・昨日は四苦八苦しながら古いPCからバックアップしていたデータ移行やアプリケーションソフトのインストールを行いましたが、プリンターは認識しないし、メール設定はできないし・・・ハード&ソフトとも、まだまだ解決しなければならない問題山積です。

今日は古いPCで写真用に使っていたハードディスクを新しいPCに移設・増設しました。
なんてことない作業ですが、その経過をUPします。

古いPCではリムーバブルケース(通称ガチャポン)でスロットの出し入れで使っていたHDD。


新PCではこれがないのでPCケース内の空きベイにHDDを設置することになります。
マザーボードの空きSATAスロット。


スロットは1・2はすでに使用中のため、3にSATAケーブルを接続。


電源ケーブルを探すと・・・なんと?ほんの数センチ短くて届かない!


そこで自転車を飛ばしてラゾーナの大手カメラ量販店へ・・・延長コードを購入!
わずか数センチ足らないのに、50センチのコードしかなく・・・まあ、仕方ないか?



これで電源確保。SATAケーブルもつないで・・・持て余したケーブル類はタックで留めてスッキリと・・・


PCで確認すると、増設したHDDはボリュームFとして認識されています。
めでたし、めでたし・・・!!?

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今さらながらの、BIGな話題!

2013-03-10 00:19:57 | 趣味
Img006

東京港野鳥公園では昨年9月来、野鳥マニアの間で大変なことになっています。
東京で初めて見られる「タカサゴモズ」が住みついているのです。関東では16年前に横浜で観察された記録があるだけの珍しい鳥で、東南アジアや中国南部に生息し、どういうわけかこの野鳥公園に迷い込んで来たようです。
冬羽根に衣替えして、越冬。公園側も普段は冬場にヨシ原のヨシを刈り取ってしまうようですが、「タカサゴモズ」の生息環境を守るため、ヨシの刈り取りを今年は行っていません。
そんなわけで、いつ行ってもこのヨシ原を見渡せる観察小屋は野鳥マニアがいっぱい・・・
広いヨシ原にわずか20cm足らずの小鳥を探すわけですから、皆、凄い望遠レンズのカメラを揃えています。それこそ、車が買えるくらいの凄いレンズが並んでいます。
私はと言えば・・・子供用自転車をいかに車並みの性能にするか?いろいろ工夫をこらしています。


Dsc_2773

Nikonのミラーレスカメラに500mmのミラーレンズをつけると、1350mmの望遠になります。
この焦点距離はかなり強力です!
ミラーレンズの構造はよくわかりませんが、鏡で光を集め、レンズで拡大するようで、いわばパラボラアンテナのような構造ではないでしょうか?
このレンズの最大の長所は、なんと言ってもコンパクトなことです。
1000mmを超える望遠レンズとなると、大砲のように大きく、重たくなりますが、このコンパクトさは驚異的です。
短所は、絞りがF8と暗く固定式であること。ピント調整の動き幅が非常に小さく、ピント合わせが難しい。画像にシャープさがない。・・・などが挙げられます。
また、リング状の「ボケ」は好き嫌いが別れるところですが、私はこの独特の味が好きですね。



Dsc_2663

これは、そのミラーレンズで撮った「ジョウビタキ」ですが、バックのボケがいい感じで撮れたと思っています。


Dsc_0430

これは、50m以上離れた「ノスリ」の写真ですが、大きく捉えることができました。
バックのボケは、ちょっとうるさいかな?




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サイクリング

2009-12-17 17:03:55 | 趣味

この秋から健康のためサイクリングを始めました。ウォーキングでは行動半怪が狭すぎる・・・車ではアッと言う間に過ぎてしまう・・・程良い範囲でさりげない発見や新鮮な出会いができる魅力があります。

私の住む川崎は多摩川、鶴見川に挟まれ、それぞれ川沿いにサイクリングロードがあってサイクリングを手軽に楽しめる環境にあります。川崎生まれ、川崎育ちの私は初めて多摩川の河口を見てきました。都心や横浜あたりも数時間で回ってこれます。まだ1日の走行距離は50Kmほどですが、そのうち1日100Kmを目指したいと思います。

Dsc07845

愛車のクロスバイク、ルイガノRSR4。 ドロップハンドルのロードバイクも検討しましたが、街乗りにカジュアル感覚で乗るにはこのほうがスマート? 神宮外苑で・・・

Dsc07838_3

台風一過の澄み切った青空に富士山が美しい・・・ 多摩川河川敷

Dsc07829

横浜、港の見える丘公園から見えるベイブリッジ

Dsc07850

有栖川公園

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