初ラーメン、そして・・・。

本日、タイトルにもある通り昼飯は外食で「ラーメン」を食しました。

ここ２，３年は最初のラーメンを必ずお気に入りの店（私の中では一番）の
「坦々麺」と決めておりまして本日もそこに行きました。

本来ならばここでその坦々麺がどのように”ウマイ”かを書きたたったのですが
とんでもない場面に遭遇してしまいその事を書かずにはいられなくなりました。

ということで「坦々麺」のことはまた後日・・

ここからはその”とんでもない事”を書きます。

１１時４０分頃その店に入りました。
その時お客さんは１名、私を入れて２名です。
歳は６０歳ぐらいでしょうか、ちょっとハゲあがった頭にＧジャン姿・・。
その人は一人なのにカウンターではなく４人がけのテーブル席で
黙々とラーメンをすすっておりました。
私はカウンターでいつもの「坦々麺」を注文して待っていると
その客はラーメンを食べ終わったのかレジのところへ歩み寄ってきました。

店のおばちゃん「有難うございます、６３０円になります」

その客「＊％＃”％＆＋・・・」（聞き取れず）
店のおばちゃんは聞き取れたらしく・・・

店のおばちゃん「はぁ・・・。」

おばちゃんの笑顔が硬直・・・。

その客・・・無表情・・。（久しぶりにここまで”無”な無表情を見ました）

２０秒ほど沈黙のあとおばちゃん業を煮やしてカウンター内の店主に
事の状況を伝える。

おばちゃん「この人、お金持ってないそうです。」

その一言で、私、店主、もう一人の店のおばちゃんの３人が状況を把握。
そして３人とも「はぁ」と声をだし一斉に固まる・・・。

店主は一瞬ものすごい顔をしてオヤジを睨み付けてはみたものの
例の”無表情”はかわらず諦めたのか私に苦笑いを見せた後
「もういいよ」と店のおばちゃんに言い、
おばちゃんは「今度来た時に払ってくださいね」と二度と来ないであろう
そのオヤジに言いました。

オヤジはそそくさと店を後にしました、悪びれる事もなく、謝るでもなく・・・。

今後加速度を増して進むであろう「二極化」の末端を見た気がしました。

そしてこのオヤジは別の店で同じ事を繰り返すのでしょう。

現実に目にしていないだけでこんなオヤジ国内に何万人といるんだろうなぁ・・。

お客様商売をする私としては考えさせられました。


ちなみに「坦々麺」は相変わらず”最高”でした。