東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

東京タウンウォッチング スタッフが創るコピーで売上増!!

2008-03-24 23:09:22 | 吉祥寺・中央線・下北沢
  東京タウンウォッチング スタッフが創るコピーで売上増!!

 「またまた 自殺うさぎの本 ~岩盤浴ぐらい~癒されます」…素人のお店のスタッフが考えた本のコピーである。これが大いに売上増に貢献しているという。本と雑貨のヴィレッジ・ヴァンガード下北沢店のこと。
本は、装丁と同時に帯が売上を大いに左右するらしい。その帯を押しのけて、勝手な感じで、スタッフがコピーを考え出す。
 自殺うさぎ…なんていう本があるらしい!?? こちらには何のことか解らないが、同年代の若い人達にはピンと来るのだろう。
 頭を使って面白がる→反応が出る→やる気がでる…という好循環が生まれるという事らしい。雑然と見える陳列も意外性があって、びっくり箱のような面白さ、楽しさになっているらしい。価値観は年代でかなり違うモノだと実感するような店である。
 株式を上場している勢いのある話題の会社。…ということで、六本木ヒルズに大型のショップを出店したが、いつの間にか撤退。客層が合わなかったのだろう。街とお店の関係は、基本が土地の客層にあることを示す事例だ。若い人が多い、音楽や演劇に反応する下北沢ならヴィレッジ・ヴァンガードがピタリと嵌りそうである。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京タウンウォッチング 居... | トップ | 東京タウンウォッチング 下... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

吉祥寺・中央線・下北沢」カテゴリの最新記事