すみれの花咲く頃

新宿コマ劇場　桜絵巻狸源氏／ショー・イズ・オン　を観て来ました。
宝塚のＯＧによる絢爛豪華な舞台
この企画ももう４年めということですっかり定着した感があります。
鳳蘭さんを中心に榛名由梨さん、汀夏子さん、安奈淳さん、峰さお理さん、平みちさん、麻路さきさん、こだま愛さん、月影瞳さん他「狸組」の皆さん。
お芝居は他愛のないといっては何ですが、特にこれといったひねりもないストーリーですが、さすがに宝塚でトップを張った方達の達者なお芝居で、最後はほろりとしてしまいました。
そしてショーはＯＧによる宝塚名曲オン・パレードといったところ。皆歌が上手い！そして現役時代の代表作の歌を歌っていて、その歌唱力、気持ちの込め方など今の現役ジェンヌには及ばないオーラがあって、感動してしまいました。
峰さんの「コルドバの光と影」、安奈さんの「愛の宝石」など私の好きな歌がたっぷり聴けて嬉しかった。
峰さんはお芝居でも「紫子」を歌っていて歌のうまさを改めて実感しました。
全体としてみると今の宝塚の舞台より何倍か「濃い」感じ。特に歌。好きですねえ、こういうの。
麻路さきさんも相変わらずかっこよかった。現役時代はあまり好きじゃなかったのに、今になってかっこよさを再確認してしまいました。丁度立ち位置が私の目の前でした。
こういうふうに感じてしまうのは、私が年とった証拠かも。

そして強く感じたこと、それは宝塚の名曲はいい！　ということです。