ミュージカル ジャージーボーイズ
チームブルー、観てきました。
9月17日 マチネ
9月22日 マチネ
出演 中川晃教、矢崎ひろし、伊礼彼方、Spi
太田基裕、阿部裕、畠中洋、綿引さやか、小此木まり、まりゑ、遠藤瑠美子、
大音智海、白石拓也、山野靖博、石川新太
トミー役の伊礼さん、ニック役のSpiさんが、今回の再演から参加の青チームを見てきました。
良かった〜
伊礼さん、かっこいいトミーでした。トミーはチンピラというか、盗みとか、不法侵入とか、文書偽造とか、
かなり立派な犯罪者であるにもかかわらず、憎めない人懐っこさ、面倒見の良さが魅力。
仕切りたがりの親分肌、そんな感じが良く出てたと思います。
ニック役のSpiさん、初めて拝見。
背が高くて体格が立派。ニックはおとなしめの役だけど、トミーとのホテル同室のエピソードをぶちまけるところはそれまでの抑えた気持ちが爆発する。Spi さんのニックはとても素直な感じがします。
だから、トミーと同じく刑務所に入ったりするけど、ワルには見えない。
演技が自然です。
ただ、低音担当の役だけどそこがちょっと弱くハーモニーの幅がどうしても白に比べてしまうと残念な気がします。
ボブ役は矢崎さん。
いや〜歌が凄く上手くなられてびっくり。
安心して聴けます。
ボブは他の3人とは違い前科がなく、親がビジネススクールに行かせたがっている裕福な家庭育ちという雰囲気がぴったり。
作曲の才能もあり、他の3人が厳しい環境から這い上がってきたのとは違う。
そんなエリート感というかお坊ちゃん感が良く出ていたと思います。
アッキーは新メンバーを迎えて引っ張っている感じがあったと思います。
ちょっと思い詰めた感もあり、演技に深みが増したと思いました。
特に2幕はほとんど出ずっぱりで、台詞と歌の連続です。
年齢を重ねてグループの成功の裏で家族の不幸に見舞われた後に歌う「 Fallen Angel 」には泣かされました。
というか、その後のロックの殿堂入りでの「 Rag Doll 」から最後の 「 Who Loves You 」までの流れはもう胸がいっぱいになります。
白チームに比べてハーモニーの弱さは確かにあるけれど、その点はしっかりコーラスが支えています。
出演者皆さん歌の上手い方たちで安心して聴けるし、演技の面では17日に観た時より22日に観た時の方が確実に
深みを増してるし、熱が入っている。
凄く良くなってると思いました。
千秋楽までどこまで進化するんでしょうか。
凄く楽しみです。
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