今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

古きを訪ねて…

2005-11-15 23:39:21 | 日記・エッセイ・コラム
先週、博多座へ「モーツァルト!」を観に行った時、少し巡って来ました。

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福岡市博物館
国宝「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)の金印があります。



長い名前です(爆)
教科書に載ってましたねえ…そういえば…

実物は小さなものです。3センチ角くらい?
ちょっと見、チョコレートのような…(笑)
でも、金だけあって、光りが違う…気がしました。
真金は外せず…まさに、そんな感じ…

西暦57年、後漢の皇帝からいただいたそうで…
う~ん 1948年前からあるんだあ…
ちょっと、想像できない年数!

小さくても、重厚な重みの感じられる印でした。

そして、思わず立ち止まった展示が…
「島原の乱と九州大名の出兵ー1638年2月25日原城総攻撃ー大名名と出兵数」

原城総攻撃の時に九州の各大名が何人軍勢を送ったか、という図だったんです。
もろ、「SHIROH」を思い出して…胸がいっぱいになっちゃって、涙が出そうになりました。
数字だけで表されて客観的事実のみ、ですけど、それがかえって真実味を持って胸に迫る…
こんなにたくさんの軍勢に取り囲まれてたのか…

改めて「キリシタン三万七千人全滅」の悲劇を考えてしまいました。
そういえば、大阪でゲキシネ、始まりましたネ…














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櫛田神社
博多総鎮守
小さいけれど、どっしりした神社でした。











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門の天井にある方位盤
カラフルです。やじるしが今年の干支を指し示しています。
来年は戌年…アッキー、年男ですねえ…(笑)






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神社の境内の横にある、やまがさ…
デッカイ!
最初、これが動くのか?と思ったのですが…(爆)
これは「飾り山傘」といって、飾って置くものだそうで…
動かすのは、もっと小さくできたものなんですね。
ちょっと、安心…(爆)



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山傘は表だけではなくて、裏にも表と同じような飾りがあります。
「見送り」と言うそうです。
表は「勧進帳」でしたが、裏は「卑弥呼」でした。
金印もあります(笑)
…それにしても豪華だ!


櫛田神社の近くにある資料館の手織り体験コーナーで博多織りを少しだけやってみました。


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頭ではわかっていても、実際やってみると難しい…
でも、ちょっと、楽しいです。


なんだか、由緒ある古い場所とかものって大好きで、小学生の時は「郷土クラブ」なんて、超地味なところに所属してました(笑)
東京のど真ん中だったんですけど、いろいろ街を巡るのが好きで…


で…、こんな所にも行ってしまいました。


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板付遺跡
福岡空港のすぐ近くです。

帰りの飛行機の窓から、はっきり見えました。
住宅地の中に、緑地があってその中に卵形に掘られた壕の形が…
その形がそら豆みたいな可愛い形で…
ほっこりするような、可愛らしい形でした。