ホビット

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弥生間近

2005-02-28 21:07:23 | 日記・エッセイ・コラム
世の中には素敵な物があります。
たとえば、これ。

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開けてみると、

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チョコレートあられが出てきます。
京都の小倉山荘の製品ですが、このかわいらしさは絶品です。
明日から3月。ひなあられにこんなひねりを加えても佳いかもしれません。







じゅうよんのご

2005-02-28 15:36:14 | 日記・エッセイ・コラム
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 老人は不機嫌そうにしばらく黙り込み、コーヒーをすすった。「そして実際、私は何もかも忘れてしまったよ」
「亡霊だと思ったんですね」
「ああ、そうとも、一目でわかった。これは亡霊だってね」そして老人は笑う。「あれくらい完璧なものを生み出せるほど、私の想像力は昔も今も豊かではない」
「で、どうしました?」


1時だよ!全員集合!!

2005-02-27 11:48:17 | スポーツ
雪の壁に囲まれた札幌ドーム。
人工芝の張り替えの中、コンサドーレ札幌の選手お披露目がありました。

先ずはバンドのパフォーマンス・・・

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今回は靴が跳ばなかった。

続いて、ドールズ。

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新加入メンバーのカミングアウトがありました(これは後ほど・・・)

いよいよ選手の入場です。

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全員がいるのは初めてではないでしょうか?去年はいたのにいなくなって、途中で戻ってきて、今年はゲームキャプテンということもありました(キャプテンでさえ、シーズン途中で移籍するチームですから)。それよりも何よりも、社長も副社長もいないことにビックリ(いたけど挨拶しなかっただけ?)

グリズリーは本当にでかいです。曽ヶ端選手と同室での合宿で気まずかったことをカミングアウト。DVDで親睦を図っているそうです。

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この人はまじめです。「2シーズン監督が替わらないことが嬉しい」としみじみ述べておりました。坊主四天王の一人としての自覚でしょうか?

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徐選手は彼にも増してまじめです。態度も良く、好感が持てました。それに比べて監督の逆側に座っていた若者は・・・

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「ドールズに加入しました」とカミングアウトしたのが彼。もうアガリまくっていました。

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監督から「斉川が抜け、せっかく全員揃ったのに、もう一人移籍してしまった」と言われていました。

45分の予定が1時間あまりとなり、2週間後の開幕を前に元気をいただきました。

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それにしてものドーレ君。階段を下りるときは四苦八苦していました(^^)。


じゅうよんのヨン

2005-02-25 09:24:52 | 日記・エッセイ・コラム
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「しかし戦争が始まった。実に上手い具合にな。戦争は少しずつ私の心の痛みを消し去ってくれた。そして三ヶ月後に左足に榴弾を受け、広報に移送されるころには私ももうずいぶん落ち着きを取り戻していた。移送の最初の夜、私はある村の接収されたホテルに泊まることになった。立派な部屋だったよ。広くて気持の良い続き部屋で、ガラス張りのヴェランダまで付いていた。私が若い女の亡霊を見たのはそのヴェランダにある籐椅子の上だった」
「亡霊?」
「ああ、若くてとびきり美しい娘だった。何もかも忘れてしまいそうなほどに美しい娘だった。完璧な美、完璧な若さ、完璧な若さ、あんたはそういったものを見たことがあるかね?」
「いいえ」
「私はヴェランダのその籐椅子の上でそれを見たのさ」


じゅうよんのさん

2005-02-24 18:51:25 | 日記・エッセイ・コラム
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「ずっと昔、まだ人々が影を持ち、戦争を繰り返していた頃、私が若い中尉だった頃の話だ。私はその当時、さる令嬢に深い想いを寄せていたのだが、事は上手くは運ばなかった。私は若く、貧乏で、気持がはやりすぎていたのだな。結局のところ、絶望と哀しみ以外、私には何も残らなかった。女を殺すことも、自分が死ぬことも真剣に考えてみた。もしそのままいけば、つまりはその時戦争が起こらなければということだが、私は本当にそうしたかもしれないよ」