じゅうよんのに 2005-02-23 18:28:13 | 日記・エッセイ・コラム そのあいだ僕を看護してくれたのは隣室の老人だった。彼は冷やしたタオルを取り替え、かゆ状の温かい食事を朝と夕方に運んでくれた。 雨の降りしきる金曜日、僕がようやく意識を取り戻し始めたその午後、老人は窓際のソファーに座ってコーヒーを飲みながら古い思い出を語ってくれた。