引きこもりは侮れない。この本を読むと、本当は世間と接触したがっているのだと思う。季節の中で登場人物は色々な巡り会いを通して、自分自身を見つめ直しているように感じる。人物設定がしっかりしていて、生き生きした姿が見えてくる。あとは食事だ。こだわっているだけに、もう少しつっこんで欲しいと思う。
あとはいつから読み始めるかだ。「大聖堂」が長すぎる。でもこちらに浮気しそうな気持がありありです。これを読み終えたら、あとは最終刊を待つばかりになる。
国産名車の掉尾が360だと言うことは、誇るべきことだろう。
精密なミニチュアカーとして登場したテントウ虫は、可愛いの一言だ。自分としては、あとは２０００GTがあれば満足してしまう。本文中のチェリーの姿にはグッと来てしまった。
休みでなければ読めない本たちがいる。というか、読みたい本が年末に刊行されたので、集中して読むことになった。
「文明崩壊」は難しい本だ。私たちが学ばなければならない警鐘を与えてくれた。「ローマ人の物語」はキリスト教に制圧されたローマを描いている。いつもながら塩野さんの文章は素晴らしい。「容疑者Xの献身」は読む機会が無くてここまで読まなかったが、文字の世界が紡ぎ出すドラマだった。
こういう時は、グレン・グールドのピアノがピッタリくる。