9月も最後だ。もう10月がすぐ後ろに立ちすくんでいる。
風に倒れた秋桜はそれでも花を開き、その謳歌を見せている。
秋を彩る秋桜のさりげなさが太陽の下で輝いている。
そりゃぁもう真っ赤に色づきましたぜ。北海道の紅葉はナナカマドの実から始まるっていうようなものでこれ以上の赤はないかもしれないくらいに赤い。そんな赤は血の赤よりも赤いのかもしれない。
もし、青いナナカマドがあったらなんて考えたくもないくらいだ。
駐車場が少ないので乗り合わせてきてください。特に雨が降ったら駐められません。そういうアナウンスがあるにもかかわらず、一人一台で出発する。常識がない人間たちには拍手するしかないのだろうか？
雨が降ったり止んだりしている。狭間が一番綺麗なのだけれども、そうも言ってはいられない。自転車乗りにとっては雨はきつい。ましてや今日は風が強いのだ。
秋は長雨だと言うけれども、北海道は秋から冬への急加速のサインでしかないのだろう。
雨は余り好きではないけれども、狭間の空気は好きだ。
3週も3連休が続くのに何も出来ないことがある。本当に何もすることがなく3連休が過ぎているのだ。これでよいのかと感じてしまう。それでも秋は確実にその影を延ばし、気温は少しずつ下がっていく。それでもいいかもしれないと感じてしまうのだ。