もしウィスキーのことばが僕らにわかるなら 2004-07-30 05:38:23 | 日記・エッセイ・コラム ミニチュアボトルというのは、コレクションされるのが前提でほとんど飲まれることがありません。 そんな彼らを並べてみました。 この中には数奇な運命のモノもあります。 元々クライネリッシュと呼ばれていた蒸留酒の横に新しい蒸留所を作り、それを新クライネリッシュと命名し、古い方をブローラに改名しました。だから同じ蒸留所のウィスキーが年代によってクライネリッシュともブローラとも呼ばれます。そのブローラも今はもう無く、樽も残りわずかだそうです。
僕にはウィスキーのことばを聴けないけれども 2004-07-29 21:52:41 | 日記・エッセイ・コラム 飛行機が苦手でスコットランドには行けず、アルコールが苦手でウィスキーが飲めない。 でもボトルを見ていると不思議と落ち着く。それはこれらを造った人々の思いがラベルから伝わってくるからかもしれない。 村上春樹様、貴方がうらやましい。
拝啓、ソフィア・ローレン様 2004-07-20 06:34:03 | 日記・エッセイ・コラム 久しぶりに雨の朝を迎えています。 涼しさが戻ってきました。 こんな時はこの方々から元気をいただきましょう。 一歩前へ。 もう少し。 ロシアほどのスケールはありませんが、まさに太陽の花です。
オリジナルの魅力 2004-07-11 07:38:29 | 本と雑誌 「世界の終わり・・・」が気になって。段ボールを引っかき回しました。 出てくる出てくる(^^)。全部で4種類。 1800円だったオリジナルは、2400円、3500円となっていく。 自分の中では、オリジナルの箱入り・ピンクが一番落ち着く。 全集の地図なんてふざけた物だった。 原作の重々しい世界がなくなっている。 ただ、少し手が加えられているので、作者の心の動きがわかります。 雨の降り続く中、不思議な世界に入り込みましょうか?
文學界昭和55年9月号 2004-07-05 20:46:56 | 日記・エッセイ・コラム 「街と、その不確かな壁」。 「世界の終わりと、ハードボイルドワンダーランド」の原作は、未だに雑誌に発表されただけで本という形にはなっていません。 全集にもとうとう収録されませんでした。 「螢」と「ノルウェイの森」の関係とは少し違います。取り込まれた作品ではなくて、本当に原作だなと思わせるものです。 自分としては、こちらの結末が好きです。興味のわいた方は図書館へ行って夢読みをしましょう。