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簡単で便利なダシ

2020-10-30 | 積み重ねる養生
こんにちは

訪問して下さりありがとうございます。

今日はスープを簡単に作る為のダシのお話をしようと思います。


私の薬膳料理教室ではお馴染みの方法ですが、初めての方には「えっ?」と驚かれる事が多いこの方法。

「こんなやり方でいいの?」

と不安に思う方もいると思いますが、私は美味しければそれでいいと思います!



スープを作るのに欠かせない「ダシ」ですが、皆さんどうされていますか?

お味噌汁なら昆布にかつおや煮干での方もいると思いますが、顆粒だしの方も多いのではないでしょうか?

便利で確実ですからね。


私は「ゆで汁」を使うことが多いです。

一番多いのは鶏ムネ肉。 朝のサンドイッチの常連具材なのでよく作ります。我が家はハムやツナ缶を使わず代わりに鶏ムネ肉を使っています。鶏ハムにはせずそのままで。その方がダシの塩分も気にならないし、その都度味付けを変えれるので。

次に多いのは豚肉塊や豚コマかな?

茹でた豚コマは冷しゃぶ風に合えものにする事が多いです。茹でた野菜と合わせてドレッシングで合えても。作りおき出来るので余裕な夕方を過ごす事ができます。

お肉系のゆで汁で脂が気になる時は、一晩冷蔵庫で寝かせます。そうすると脂が固まるので取り除きやすい。そして、同じ日にメインとスープの味が重なるのも防げます。お肉は冷めてから取り出したほうがパサつきを防げるのでよく冷ましてから取り出しましょう。

その次はお魚系。これは一尾の魚を買ってきた時のアラだったり、煮魚をした時の煮汁(!)だったり、焼き魚をした時の焼き汁(!)だったり、具材にサケやタラ、ブリ等の魚を使うときは昆布だけ使います。

そう、具材にお肉やお魚を使うときには他に動物系のダシを用意しません。

だから我が家では一般的なレシピのように「肉じゃがをカツオ出汁で作る」なんて事はありません。

動物系のダシは複雑に合わさらなくてもシンプルでじゅうぶん美味しいと思います。

(合わせるのは、動物系+植物系 これはそれぞれ旨味成分が異なり合わせる事で相乗効果が生まれるそうなので合わせた方が良い組み合わせ。)

これは料理教室でも多くの生徒さんが驚かれます。



ただ、一つだけ重要なポイントがあって、

お肉やお魚には下味をつける

を忘れないでください。

下味をつけていると締まるからか?旨味の流出が少ないように感じます。(お肉がダシガラになるのを防げます。もちろん茹で過ぎは禁物!) 

それでもダシとしては合格だと思います。

我が家の汁物は具がスイスイ泳げないくらい具沢山なので、具材からの出汁も合わさって一期一会の美味しいダシとなります。

一期一会。



「これすっごく美味しい!また作って!」



と言われても二度と作れない。

家庭料理の醍醐味ではないでしょうか♪

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