6・6集会の成功をかちとろう!
国家権力と維新による差別・分断攻撃と地域から反撃 闘う全国水平同盟からの呼びかけを掲載します
プレハブ設置不許可とのたたかいで地域の団結を再生する挑戦
現在の医療崩壊の中、八尾市西郡地域では、私たちの命と健康の砦である八尾北医療センターが、コロナとの闘いの先頭に立っています。
八尾北医療センターでは昨年の4月から、発熱した住民と通常の診察に来た住民が接触をしないように「発熱外来用」のテントを設置し、患者さんと向き合っています。
しかし、特に夏の暑さや冬の寒さの中、テントでの診察には限界があり、末光院長と八尾北医療センター労働組合は、秋冬のコロナとインフルエンザの同時流行、医療崩壊を見据え、発熱外来のプレハブの設置を八尾市に申請しました。このプレハブの設置は患者さん・住民・八尾北医療センターのスタッフにとって、なくてはならない設備でした。
しかし八尾市は設置を許可しませんでした。私たちは八尾市に対し抗議行動とデモを行い、記者会見を開きました。八尾市は「この場所にプレハブを設置する必要はない」と回答しました。この場所に必要ないとはどうゆうことだ!死ねということか!本当に許せません。
(プレハブ設置不許可に抗議し八尾市へ申し入れを行う)
「ここに必要ない」とは西郡だけでなく全国のに必要ないという差別です。断じて許すことができません。
私たちは住民の怒りと共に八尾市への抗議行動とデモを行い、八尾北医療センター労組・守る会・共闘の仲間と共に地域の練り歩きで住民に戦闘宣言を発し、呼びかけを行いました。
現在、ムラの中に署名に入り、たたかいを開始しています。地域住民、若者はの声は怒りに満ち溢れています。「わたしたちはどうなってもええということですね」という怒りの声や「懇談会に声かけてもいいよ」という嬉しい声がありました。
またある人は、「プレハブ、テント絶対いるやん!八尾北潰したらあかんやろ」「何かあったら、いつでも言ってきてや」「生野の学校統廃合のこと知ってるで」「民族学級に参加してた」と意気投合し、以前狭山闘争にも参加していたことも話してくれました。
現在、住民との関係は点と点ですが、この点をどうつながるものにするかが課題で、本当に問われています。しかし、確実に私たちの声、思いは響いている!課題はあるけど必ず決起をつくりだせる!という自信になっています。
狭山闘争は青年の怒りを体現している!石川一雄さんの再審開始を勝ち取ろう!
そして、八尾北医療センターのたたかいと一体のたたかいが狭山闘争です。「石川一雄さんの不当逮捕58ヵ年糾弾!東京高裁は下山鑑定の事実調べを行え!再審を開始せよ!」と訴えます。
私たち全国水平同盟西郡支部は狭山第三次再審闘争を切り開く狭山闘争と一体で、維新大松桂右市長の差別発言を追及し謝罪と辞任を勝ち取る決意です。
現在の多くの青年が、労働組合の団結解体と絶滅攻撃、総非正規職化の攻撃の中、団結を奪われて育ってきました。権力犯罪と半世紀以上たたかい続けている石川さんの怒り、たたかいは、差別と分断の中で人間らしい扱いをされていない私たち青年の存在と重なります。
(5・23関西狭山集会でのデモ行進)
だからこそ、石川さんの闘いに感動し共にたたかう青年や学生の決起が始まっています。もっと根源の怒りを、青年、労働者、学生、労働組合に訴えていけば狭山闘争の爆発は必ず開かれます。私たちの根底の怒りで狭山闘争を爆発させ勝利しましょう。
そして、もう1つは関西生コン支部への弾圧です。武委員長へに対し懲役8年の求刑を断じて許さない。この弾圧は改憲・戦争へ突き進む差別分断、労働組合を否定し労働運動そのものをつぶす攻撃です。私たちは共に連帯したたかいます。
最後に、星野文昭さんの獄死から2年が経ちました。国家犯罪を追及し、大坂正明さんを必ずとりもどそう!と決意します。
改憲・戦争するな!生きるためにたたかおう!6・6関西青年労働者集会に決起しよう!と呼びかけます。共に闘いましょう!