映画「クレイマー、クレイマー(1980年公開)」を観た。
【解説】8年目にして妻の自立心から破局を迎えた結婚生活。残された夫は幼い息子の面倒を見るのだが……。離婚と養育権という、現代アメリカが避けて通れない社会問題をハートウォームな人情劇を通して描いた80年の代表作品。ホフマン、ストリープ(助演女優賞)の他、アカデミー作品・監督・脚色賞を受賞。“フレンチ・トースト”と共に、絶対的母性を感じさせるトップ・シーンのストリープの横顔の美しさが印象深い。
公開当時、女性の自立を描いたこの作品は当時のアメリカの社会問題を描いた作品として、第52回アカデミー賞で最多の作品賞・監督賞・主演男優賞・助演女優賞・脚色賞の5部門を受賞。また息子・ビリー役のジャスティン・ヘンリーは助演男優賞にノミネートされ、史上最年少記録を樹立。所詮夫婦は赤の他人なんだと分かる親権争いの法廷での互いの「落ち度」探し。離婚はあくまでも当事者間の問題であるが、一番迷惑の掛かるのはいつの時代でも子供である。その他にも書きたいことは山ほどあるが・・・止めておこう・・・
観終えて気が付いた。原題は「KRAMER VS. KRAMER」なんだと・・・なるほどね。