映画「犬神家の一族(1976年公開)」を改めて観直した。
【解説】角川書店が映画製作に乗り出した“角川映画”の第1回作品。旧家の名士犬神佐兵衛の遺言状が公開されるが、莫大な遺産の相続者は佐兵衛の恩師の孫娘である野々宮珠世と結婚した者と記されていた。佐兵衛の孫にあたる3人の男はそれぞれ珠世を我が物にしようと企むのだが、やがてそれは連続殺人事件へと発展していく……。
本ブログではこれまで2007年を筆頭に2012年、2016年、2019年と様々登場したが、時々観返したくなる作品でリビングで観賞していると妻からは「いつも観ている気がする」と言われるのも納得の鑑賞頻度である。自分の成長と共に複雑怪奇な人間関係も理解出来、観る度に新しい発見がある。
特に私が惹かれる理由は金田一シリーズ独特の時代背景と共に登場する街並みが好きなので、調べてみるとロケ地が長野県だと分った。さらに金田一が宿泊した宿も現存しているとのこと・・・と言う訳で明晩終業後に今年最後のひとり旅で長野県上田市へ向かうのである。