年明け早々に娘が帰って来た。
約半年ぶりの再会だったが、帰って来てからも就活やバイトや遊びとほとんどおらず、いつもと変わらない生活だった。そしてまたわずか一ヶ月の滞在で先日早朝見送った。夏までのお別れである。ただ慣れって素晴らしいもので、感傷に浸ることも無く、普段通りに過ごす事が出来た。確実に子離れしていることを実感する。おぉぉ~父、大丈夫じゃないか
もうすっかり成人した娘に贈る言葉もそう見当たらない。搭乗出口でハグしながら、今回も同じ言葉で見送った。
「さあ!行ってこい!」
そのまま振り向かずそのまま駐車場へと向かった。そしてまだ夜も明けきらない高速道路で娘からのメッセージが届いた。「・・・楽しい一ヶ月をありがとう!」助手席の妻が読み上げる。
駄目だって・・・読み上げたら・・・