東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

お祓いの準備

2010年12月17日 09時15分46秒 | 不動産屋の話
管理物件で「お祓い」をすることになった。オーナー様は遠方なのですべてこちらで手配をする。これまで何度か参列したことはあるものの、実際に手配した事は無かったので、正直なところ右も左も分からないまま、まずは神社に問い合わせる。今はこのような神事もメールでのやり取りである。非常に丁寧に親切に玉串料や手順、準備するもの等をお教え頂く。

神饌(お供え物)として

清酒(一升)   
お米(小一袋)
お塩(粗塩一袋)
海の物(鯛、又はスルメ・昆布・ワカメ)
野菜(5~6種類、数個ずつが目安)
くだもの(3種類、数個ずつが目安)

を準備するとのこと。お恥ずかしい事に私はお供え物は神社側が用意してくれるものだと思っていた・・・今まで実際に目にした事はあるものの、詳細には覚えていなかったのでへぇ~と感心しながら「お祓い慣れ」をしている地主さんや魚屋さんのオーナーさんにも色々とアドバイスを頂戴しながら準備を進める。「用意するワカメは生タイプなのか?乾燥タイプなのか?」にも迷いながらも、次々と選び、気が付けは買い物かごにはお供え物で溢れていた。(ちなみにワカメは乾燥タイプが多いそうだ)



そして迎えた当日。車にお供え物を詰め込み、現地へと向かう。まるで生協の配達のようだ。入口で宮司さんと待ち合わせる。「三方」「案」「榊」等のお祓いセットを若い宮司さんと一緒に部屋まで搬入する。二人だけの搬入なのでそれだけで結構時間を要した。運び入れた道具を宮司さんが手慣れた手つきで組み立て、用意したお供え物を飾り、厳かに二人だけのお祓いが始まった。



お祓いが済むと今度は二人で搬出作業が始まる。お供え物をどのように対処するものなのだろうか?と思っていたら神社に奉納するとの事だ。最終的に準備から撤収まで約一時間半と予想以上に時間が掛かったものの、何だか私も気持ち的に清々しくなり、改めて自分は日本人なんだな~と再認識した。

不動産屋の仕事には本当に色々あるものだな~と改めて思うのである。

有限会社やな瀬不動産
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