今年で終了する「午前十時の映画祭」で映画「スティング(1973年公開)」を観に行った。
【解説】ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウら名優たちが繰り広げる痛快ストーリー。1936年。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。悪い予感は的中。その金は、ニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害する……。
私はおすすめ映画として本作品をいつも挙げているほど大好きな作品で、同映画祭ですでに2014年にも劇場で観ているし、DVDもあるし、レコーダーにも録画されているのだが、「大きなスクリーンで観れるのはこれで最後かも知れない」と休日の朝に早起きをして劇場へと向かった。まあとにかく粋でお洒落な作品である。アイリーン・ブレナンもやはりいい味だしているし、たくさんのどんでん返しを始めすべてが好きなのだが、特に音楽と街並みも好きでその中でも地下の賭博場の雰囲気がやたら好きで、デジタルリマスター版でくっきりと隅々まで鑑賞。
最後の最後までニンマリさせてくれる何度観ても面白い作品である。