【本日は定休日。予告投稿にて】
先日の掲載されていた新聞の時事川柳。
「仲間にも 話して上げる 海のこと」
ついつい笑顔になってしまった。
何のことかお分かりだろうか?
今年3月に葛西臨海水族園から脱走し、先日捕獲された絶滅危惧種のフンボルトペンギンの幼鳥のことである。捕獲までの82日間、東京港周辺を泳ぎ回った。脱走当初、公開された出没画像が私にはどうしてもバイバイと「手を振っている」ように見えて仕方が無かった。
無事捕獲の記事の最後には「ちょっとマッチョになっていた」と書いてあった。どことなくほのぼのしたニュースであった。
果たして彼の82日間の生活は、恐怖に満ちていたのだろうか?それとも自由を謳歌していたのだろうか?