山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

汐川干潟

2006-09-27 | 森林環境教育
2~3日前まで昼間はTシャツを着ていたかと思ったら、今日は涼しいを通り越して寒い日です。8月の終わりの週ぐらいから、朝晩はひんやりする日が続いていました。今年は残暑というものが全くありませんでした。珍しいことです。ストーブがつけたい。と思ったのはこの秋初めてではありません。
10日ほど前にモズの声を聞きました。カケスも鳴き始めました。今はコオロギが鳴いています。


23日は、「ECOレンジャー21豊橋コース」デンソーという大企業がスポンサーとなって行っているものです。暑くもなく強風もなく最高の干潟日和でした。この日は秋分の日でしかも大潮。7月から9月の大潮(新月)の日には、カニたちが集団で産卵するといいます。それをねらったわけではないのですが、ベンケイガニの大群に出会うことができました。ベンケイガニの仲間、アカテガニの集団産卵は有名らしく、講師の高山さんも言っていたし、ネットでもいろいろ掲載されています。でもベンケイガニの情報はあまりありません。
驚いたことは、きていた子ども36人が、ほとんど豊橋の子なのに地元の汐川干潟には一度も行ったことがなかったことです。この日新たに36人の子どもを干潟につっこみ泥んこにしたことは大きな功績です。 子どもが大群でベンケイガニの大群を追いかけるので、どろが引っかき回されて、くさいこと……。でも子どもたちはおかまいなしでした。素手でどろを掘りまくるし。カニをおいかけずひたすら掘っている子もいました。この子たち、この日のこと忘れないでしょうね。


24日は夕立山森林塾の講座実施。
25日は名古屋に絶滅危惧種の調査の打ち合わせに行った後、午後から伊勢湾・三河湾のシンポジウムに行ってきました。汐川干潟を見た後だったから学習効果は高かった。海について勉強してしまったこの数日です。


写真を縮小するソフトが使えなくなったり、ちょっと体調崩したり、いろいろ行事が重なってバタバタし、しばらくブログから遠ざかっていました。今日は21時に仕事をやめたつもりだったのに、各所にメールしていたらこんな時間。どこからどこまで仕事なのか分からない生活。これは最高な生き方だと思います。

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