山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

Tana Toraja  色とりどりの食材

2008-07-28 | 山里
Colorful foods At Bolu Market,Tana Toraja

市場は色鮮やかです。とてもきれいです。
気合を入れた割にいい写真は撮れなかったけれど。

ざるに盛って、ブリキの缶ですくって量り売りしています。
ブリキの缶は結構みんな同じ大きさで、ときどき枡の役割もしていますが
秤で量るときもあります。

スラウェシ島は香辛料交易の拠点であったということで
いろいろな種類のとうがらしがありました。

今回残念だったのは、キッチン付きの宿が見つからなかったこと。
そのため、いろいろな面白そうな野菜やら香辛料やらの類を、試すことができなかった。あまり食材と仲良くなれませんでした。
レストランや食事処は、どこもかしこも、同じ定番メニューばかり並べていて
変化がありません。
どうも工夫が感じられない。
肉嫌いの私はどうしても食べるものが限られて
毎日同じものばかり。

これだけ食材があればいろいろなものが作れそう。
トラジャでレストランをやりたくなってしまいました。
(一緒にレストランを建てようと日本女性に言い寄りお金を騙し取る男が
インドネシアにはちょくちょく出現するらしい……
私もトラジャではないところで1名会いました。結構笑えました)

日本に帰ってきたら、すっかりキュウリとナスとトマトの季節に突入していて
盛大にそれらのものを買い込み料理しました。
いろんな野菜をふんだんに使う煮物や酢の物なんかが
食べられる幸せにひたっています。

Tana Toraja (タナ・トラジャ地方) お葬式の迎賓館

2008-07-27 | 山里
スラウェシ島報告です。
まずは、タナ・トラジャに敬意を払い、
この地方の名物、お葬式の建物。
お葬式が終わると壊されてしまいます。

Guesthouse of rambu solo(funeral)
in Tana Toraja, Indonesia.
Jul 2008.

※トラジャの友人のために下手な英語で……
実は英語力のなさに打ちのめされて帰ってきました。

異常な暑さ でも、ひぐらしが

2008-07-26 | めぐる季節と自然
インドネシア・スマトラ島のタナ・トラジャでは、6月末から7月下旬まで、雨の日のほうが多かった。
全く日本の梅雨と同じだった。
降っている日にはときに朝晩寒く、靴下を買い足したほど。

日本がこんなに暑くなってしまったのはいつからなのだろう。
私の子どもの頃は、30度を超え32度にでもなれば、酷暑だとニュースになった。
いまや日本は人の生きるところではない気がする。
早急に毎夏をどうすごすか考えなければならない。

とにかくこの暑さで、何をする気も起こらず、ただ天気に対してあきれるばかり。
今年も日本にいれば当たり前だと思っていたのだろう。

世界には気温が50度を超えるところもあるらしいが、
どんな感じなのだろう。
以前に中国西域の40度近くのところに行ったとき
そんなに暑いとは思わなかったけれど。

しかしながらスラウエシ島のこの時期の多雨は地球温暖化のせいで、
アジアのいろいろな国で、乾期がなくなっているのだと
途中で出会った日本人が言っていた。
そうなの?

1カ月の不在のせいで、今年はひぐらしを聞き逃してしまったかと思ったけれど
朝晩、まだ、なんとか鳴いていてくれる。