山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

日本語で参加できる国際会議「プレ生物多様性COP10」

2009-01-11 | 森林環境教育
アジアの環境問題について、生の声が聞けるシンポジウムが今週末行われますのでご案内します。
非常に興味深い内容なのでおススメです。

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ベトナム語、インドネシア語、ロシア語、韓国語、中国語の
文化圏の発表者の方が全て日本語でお話しされます。
英語は全く使いません。

内容も資料もとても濃いものになってます。是非ともご参加ください。

<転載歓迎>

あなたも日本語で参加できる国際会議「プレ生物多様性COP10」
http://www.isemikawa.net/?eid=1121515

アジア人がアジアの生物多様性保全の実情と重要性を語り合うしゃべり場

2010年名古屋市に、生物の多様性を保全するための国際会議が正式に誘致されました。
そのプレイベントとしてアジアの隣人たちに、各国の生物多様性保護の実情報告をしていただきます。

そして、見る・聞くだけではなく、会場からも質問や意見が交わせる対話の場も設けました。
生物の多様性を犠牲にして経済発展を遂げてきた日本から、
これから発展を遂げようとするアジアの隣国の人たちへ、あなたならどんなメッセーを送りますか。

と き 2009年1月17日午後2時から
ところ 名古屋国際センター1F別棟ホール
入場無料(資料の準備の都合上事前に申し込みお願いします)

プログラム
開 場 13:30
開 演 14:00
各国の発表 14:10-15:30
内容と発表者

・メコンデルタの変貌 トゥエン・トゥー・ホースンさん
ベトナムからの報告

・スマトラ島 アチェのマングローブ オディ・アクヤルシさん
インドネシアからの報告

・シベリアの森林保護の実情 ガリーナ・トロスチャンスカヤ さん
ロシアからの報告

・韓国と日本、環境政策・意識の違い キム・ヒジョンさん
韓国からの報告

・「白色汚染」 孫 利偉 さん
中国からの報告

休 憩 10分
15:40-16:00 来場者との意見交換
16:00-16:30 バネルディスカッション

総合司会
辻 淳夫(伊勢・三河湾流域ネットワーク代表)
コーディネーター
鈴木清子(NPO法人縄文楽校理事長)


●ベトナムの発表者は、豊橋技術科学大学の大学院で、交通工学を学んでいる女学生です。
急激な経済発展を遂げているベトナムでの交通渋滞解消策を日本から持ちかえろうと勉強をしているそうです。発表内容は、大雑把なベトナムの紹介とメコンデルタ危うい変貌の現状です。

●インドネシアの発表者は、豊橋技術科学大学の機械工学の博士課程で学んでいる方です。
大地震と津波で痛めつけられた故郷のスマトラ島のマングローブ林の復興について発表をしてくれます。

●ロシアの発表者は、名古屋大学大学院で国際言語学を学ぶイルクーツク出身の女学生です。
発表内容は、東シベリアのタイガの違法伐採と、それを隠すために行われている森林への放火です。

●韓国の発表は、当初は韓国南部の干潟の保全の現状を予定していましたが、
写真集を翻訳してくれた方が、大事な用事で帰国してしまったので、
替わりを、韓国から日本に嫁がれて14年ほどたつ女性にお願いしました。
発表内容は、日本よりも進んでいるのではないかと思われるゴミ分別・再利用、
韓国で行われている児童への環境教育についてです。

●中国の発表者は、名古屋大学の大学院生です。
発表内容は、中国という大陸の広さからくる環境意識の格差、
都市部でようやく始まった人民の意識改革とそれを促す制度についてです。

1月17日はぜひぜひ名古屋国際センターホールに来ていただいて、
「衣食足りて、始めて環境に目が行く」では遅いことを発展途上にある隣人たちに、日本の失敗を手本に適切な助言をお願いいたします。

*この国際会議は、セブンイレブンみどりの基金の助成を受けています。

主 催 伊勢・三河湾流域ネットワーク
申し込み・問い合わせ先(資料の準備の都合上事前に申し込みお願いします)
山本 090-3306-1286 shigeo38あっとまーくsirius.ocn.ne.jp

紙芝居「しっぽの気持ち」の展示もあるよ。

チラシはこちら
http://hoerumedaka.up.seesaa.net/image/A3B2A3B0A3B0A3B9C7AFA3B1B7EEA3B1A3B7C6FCA5C1A5E9A5B720(1).pdf
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木と木材WS

2008-01-27 | 森林環境教育
26日の木と木材WSは、チラシを見て建築の話だと思った人も多かったかもしれないけれど、実は環境問題のWSだった。
木を使うことを通して、地球環境を少しでも悪くしないような社会のしくみを作ろうと、悪戦苦闘、日々自分で考え、自分の足で歩み続けている人ばかりだった。
講師は、コーディネーターとして岐阜県立森林文化アカデミーの原島さん、金子木材建築の金子社長、KTS(工務店)の堀尾さん、奥矢作森林塾代表理事の大島さん、林業家の安江さん。原島さんにコーディネーターをお願いしたのは大正解だった。コーディネーターは重要だということがよく分かった。
こんなに役者がそろって人が集まらないわけがない。

一日中、熱い語りが続けられた。
何かの分野の専門家になれるということはすばらしい。
参加者の皆さんもそのことを感じとられたようだった。
講師の方々と、スタッフをしてくれた仲間達と、熱心に聴講・参加してくれた参加者の皆さんには、本当に本当に、心からお礼をいいたい。

終わってからの交流会には、参加者54名のうち29名も参加された。ここでも熱すぎる語り合いが続けられていた。
宴会係のニワケンが休みなので安江さんに仕切ってもらった。
飲めないキコリンが乾杯の音頭をとったのにはひそかに笑えた。

みんな帰ってから、酔っ払って上機嫌の夕立山森林塾世話人の柘植さんが、奥さんの車を待つ間、夕立山森林塾のキコリンと佐藤さんと中神代表と私とカウンターに座っていたら「ちーと飲めや」という話になり、しばらく上機嫌の話をした。
この日の成功を祝いながら、何だか「みんな仲良く酔っ払い」みたいで、ほのぼのとした。

夕立山森林塾では年末ごろから何かと波乱もあったので、みんなが復活してうれしい。
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1月26日の募集は締切

2008-01-20 | 森林環境教育
木と木材の旅は定員に達したため、募集を締め切ります。
ありがとうございました。
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森の名手・名人フォーラム 1月12、13日

2007-12-04 | 森林環境教育
表題のフォーラムの案内を紹介します。私自身は主催者ではありませんので
お申し込みの方は以下団体に直接お願いします。


○場所/国立オリンピック記念青少年センター

○第一部「森の名手、名人」のお話や技の実演、学生による活動紹介
○第二部 分科会
 ①「森づくりの未来」浜田久美子
 ②「森と地域の暮らし」結城登美雄
 ③「手業を伝える」塩野米松

主催 共存の森ネットワーク http://www.kyouzon.org
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恵那山村塾を行います

2007-11-07 | 森林環境教育
※12月4日にこの記事の情報を修正しました。費用も変わっています。
正式な日程は、このブログの12月4日の記事を見てください


山あそび・里あそび・大人のあそびで結ばれる
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◆◆ 恵那山村塾への参加のお誘い ◆◆【転送歓迎】071107発
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ほんとうにおいしいものを食べましょう!
野山の恵みに満ちた楽しい山仕事の真髄に触れましょう!
山里の人々と交流しながら、役に立つ意見交換や学び合いをしましょう。
恵那山村塾は、岐阜県恵那市の木曽川北(笠周)地域で、森林・農・食を環にして活動し、山の人も町の人もともに豊かな気持ちになり元気づけられることを目指すものです。
山里で生きる技を掘り起こし学びながら、最終的には地域が生きる活動に結びつけていこうと考えています。

●恵那山村塾会員となると、3月まで毎週のように塾(活動)があります(忙しい!)。
その他、イノシシが捕れた(食べに来い)などのお知らせがあります。
ビジター(単発)の参加も可能です。
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

※恵那山村塾は、山里文化研究所が夕立山森林塾、坂折棚田保存会、恵那市と連携して運営します。林野庁補助事業「平成19年度山村塾事業」の助成を受けています。

【注】以下の日程・内容ともに仮です。
  確定後、恵那山村塾ホームページhttp://www.ena-sansonjuku.net/に掲載します。

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◆おいしいおにぎりを食べるための営み
かまどで森林と田んぼと食卓がつながります!
焚き火でごはんを炊きます。
お米は地元の棚田米。
そのための「かまど(くど)」を作ります。石も土も木も資源です。

 ○たきもの作り
 ○薪割り・焚き火の練習
 ○かまど(くど)づくり
 ○かまど開き・おにぎり作り

 ○石積み塾(坂折棚田) 11月24・25 講師:中野方の方
 ○石積み塾(笠置)  講師:笠置の方(調整中)
 ○休耕田の復田 3~4回

◆中野方・笠置地区の基本食を学ぶ営み
日本人ならこれが基本!の食べ物を作ります。
 ○こんにゃくづくり 2月3日   講師:栃久保集落の方
 ○豆腐づくり・芋ごねづくり
 ○味噌づくり 2月中旬   講師:坂折地区の女性

◆中野方・笠置地区の食文化取材
土地のお年寄りに山の食べ物のお話を伺い、聞き書きにまとめます。
小鳥、イノシシ、魚、山菜取りなど、一体何が出てくるか?!
  料理だけではないのです。
聞き書きの意義と手法を学んでから、山里に出かけます。
 ○聞き書き塾 12月22、23日講師:澁澤寿一さん(森の聞き書き甲子園企画運営)
 ※受講後、作品を提出していただき、聞き書き集にまとめます。

◆森林とかかわり木を生かす営み
 ○炭焼き 1月 講師:中野方地区の方
 ○人工林間伐・搬出・小屋材づくり 12月15・16
     【参加者限定/夕立山森林塾塾生またはそれに準ずる方】
 ○映画上映&公開座談会 2月上旬予定(調整中)
 ・木を使って生きてきた日本人の映画上映(演目未定)
 ・「木の流れ・初めから終わりまで」公開座談会(仮題)
木の生産者、販売者、建築家、消費者が話し合う
 
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●主催
 恵那山村塾(山里文化研究所・夕立山森林塾・坂折棚田保存会)

●参加費
 会員(まずは3月まで)大人1万円(予定)、中学生・小学生5千円、幼児無料
 1日参加 2000円(予定)
 ただし、材料費、燃料費、宿泊費など実費は別途いただきます。
 ※行事が上記より減る場合があります(増える場合もあります)。ご了承ください。

●応募のしかた
【記載事項】住所、氏名(ふりがな)、年齢、性別、連絡先電話(できるだけ携帯)、
     メールアドレス(ある人のみ)、応募動機
【方法】電子メール、ファクス、ハガキ。
【締め切り】
 会員の場合、12月5日まで。先着順。
 1回のみ参加の場合は、各行事の3日前。ただし先着順で定員になり次第募集終了。

●申し込み先・お問い合わせ先
⇒ 山里文化研究所
〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林1522-125メゾンオザワ102
 Tel・Fax(0573)68-6016
 Eメール:yamazatobunka@・・feel.ocn.ne.jp(←・・を削除して入力してください)※午前11時より前はなるべく電話しないでください

●活動場所
 岐阜県恵那市 坂折棚田、笠置町栃久保など
 岐阜県恵那市は名古屋からJR中央線でわずか1時間ですが、山と川と棚田の美しい山里風景がいくらでも見られます。特に坂折棚田(日本の棚田百選)、栃久保棚田の石積みは見事です。

●記録ボランティアスタッフ募集します。写真、映像、音声。


   以 上  発信元:山里文化研究所 清藤奈津子


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矢森協合宿・森林ボランティア

2007-02-15 | 森林環境教育

 

2月11、12日に矢森協合宿があった。私は記録係として参加させてもらった。私は森林ボランティア活動にはほとんど「仕事」で参加している。純粋なボランティアではない。ボランティアをしている余裕は私にはない。少なくとも今までは。

矢森協は矢作川水系森林ボランティア連絡協議会という長ったらしい名前で、設立はわずか3年前だが、2005年の森の健康診断の実施もあって、あっというまに全国に名をはせる団体になってしまった。そこにはニワケンの驚異的なプロジェクト推進力と人をひきつけ動かす力があることは間違いない。

今回はトヨタ車体さんからたくさんの補助金が出たため、レッスンプロの講師を6人も招いて技術の見直しと向上が行われた。講師は皆、若手。20代から40代までで、そろいもそろってカッコいい。どういうわけなんだろう。私はそのことを夜の交流会の席で話したが本当に言いたかったのはそのことではなく、そのような若手がうんと年上の団塊世代のボランティアやもっと上の地元山主たちに教えているという構図が、いい感じに思えたということだ。こと林業や人工林の話になると、オチは必ず悲観的になるのがパターン。そんな中で、こんなカッコいい若手が頑張っているというのは、ちょっと明るい光のように感じる。

それでも一時期と比べると、Ⅰターン林業をする若者は減ってきているという。やはり食べられないかららしい。カッコいいだけではやっていけないということである。

こんな話になると、誰も「これだ」という解答は出せない。どうすればうまくいくという正解がない。誰もが模索して、もがいている。

一方で、森林ボランティアにいそしむ人たちを見ると、ご苦労さんだなといつも思う。どうしてこの人たちは森林ボランティアをするのか、と疑問を覚える。疑問というのは、不思議だとか不賛成だということではなく、何が一部の人を森林ボランティアに駆り立てるのか、という疑問である。あくまでもごく一部の人なんだが。

それで交流会などでいろいろな人に「どうして森林ボランティアをやっているの?」と聞いてみたところ、誰もが「面白いから」と答えた。「わたくしは、日本と世界の森林の現状を憂い、CO2を削減し環境を守るために役に立ちたいと思い、森林ボランティアを志しました」と言った人は一人もいなかった。もちろんそういう理由にも裏打ちされてはいると思うが、やはり人を動かす第一の動機は楽しさなのである。もともと環境問題に興味のなかった人も、定年後、「そういう活動もあるのか」と初めて興味をひかれ参加している例もあった。

また、人工林のボランティアは、川の流域の下流に住む人が、自分の使っている水の水源を保全するために上流の森林の整備に参加するという理念が一つあるが、中には自分の流域とは関係のないところでやろうとしている人もいた。

そもそも森林ボランティアがする間伐によって、日本中の森林が保全できたり水源が守れたりするわけではない。よく言われる、「自分の楽しめることが世の中の役にもたつならそれもいいと思って」ということなのである。

しかしながら、本当にごく一部の人であるが、このような活動をしていることにひどく優越感を持ち、していない人を見下している場合がある。私はそういう人たちを「環境活動エリート」とひそかに呼んでいる。森林ボランティアだけでなく、環境保護活動をしている人の中には、「一般人」との間に壁を作っている人がいる。どんな活動でも、閉鎖的、孤立的になれば建設的ではない。

※写真は、抜倒する木にロープをかけるために、ワンタッチラダーというはしごのようなもので木に登るところ。プロの林業ではロープなどかけないが、森林ボランティア活動は効率より安全を重視するため、慣れるまでは必ず行うよう、矢森協では指導している。

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可愛すぎる!まつぼっくりのうた

2007-01-06 | 森林環境教育

まつぼっくり
http://www5f.biglobe.ne.jp/~azuground/pianoise/pianoise.htm#matu

私は、この歌のイラストを書いているうすだひさしさんのファンで、その人のメルマガでこの歌を知りました。詩も曲も絵もいいけど、歌っている子どもの声がとにかくかわいいのです。

こういう子どものつぶやきってほんとに楽しいですね。

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持続可能な食にびみょーな食い倒れ

2006-12-04 | 森林環境教育

昨日名古屋大学の環境総合館を会場に「持続可能な教育のための10年」に関するシンポジウムがありました。私は裏のお仕事もあり、交流会だけ参加。


ここでは、伊勢湾でとれた新鮮なツメタガイや、友達のヒロッチが作った不耕起無農薬米、それと日間賀島のタコを一緒に炊いた御飯、etc.もうひとつ友人のS君のこだわりの「名古屋コーチンのひきずり」が出されました。みんなおいしかった。

ひきずり、とはすき焼きのことだそうです。
写真はそれなんですが、これは「よくない例」です。こんなに食材をいっぱいいれたらすき焼きにならない、と後からS君は残念そうでしたが、あれだけ人数が多いとしかたありませんね。「とにかく若者を食わせなきゃ」で感じでした。

煮えるや否や、若者たちは鍋まで食べそうな勢いで箸をつっこんでました。
せっかくの名古屋コーチンもあまりありがたみを分かってもらえなかったかもしれません。

そういう上等なものは、おなかのすいていない人に食べさせた方がいいのか……。
鶏肉以外にも、尾張自慢のねぎも入り調味料もいいものでした。
ざらめなど、学生たちは見たことなかったらしいです。

交流会といいながら、みんなひたすら食べてました。

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ECOレンジャー21 あいち海上の森

2006-11-20 | 森林環境教育
ECOレンジャー21は(株)デンソーさんが社会貢献のために行っている環境教育プログラムです。私もそのお仕事にかかわらせていただいています。

あいち海上の森センター(旧愛・地球博瀬戸会場 里山遊歩ゾーン)の山の小径と呼んでいた雑木林の中がフィールドです。すでに落ち葉がいっぱい散り敷いていました。
こんな冬の雑木林は、とてもいい感じです。これから冬に向かって、林は日に日に明るくなるのです。夏よりもうんと明るいのです。

中津川から電車で瀬戸へ行く途中、窓から山々を見ていると、黄色いものは全くないので、目的の木の落ち葉が全部落ちちゃったと思ってがっかりしていたのですが、瀬戸ではまだ黄葉してなかったようで、何とか葉っぱがしがみついていてくれました。

先週の土曜日、小牧の山に行った日、ものすごく寒くて、そんなことになったらどうしようと、一週間ひやひやしていましたが、幸いにも暖かい日でした。

まずたねをさがし、次に幼樹をさがし、次に親木をさがす、という、単純といえば単純なプログラムなのですが、日ごろそういう目で森林を見たことのない人には、新鮮だったようです。
リーダーさんにはいろいろ苦労をさせました。
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ベンケイガニ

2006-09-28 | 森林環境教育

大群で現れた汐川干潟のベンケイガニ。脚が毛深いのです。


昨夜は夜中に自宅に帰りがまんできずにストーブをつけてしまいました。
朝から一日中寒かったのですが。
自分史上最も早いストーブです。
もう冬仕度しなきゃ、という感じです。

アベマキも10日ほど前から落ち始めました。今年は少し遅く思います。
アベマキが落ち始めるのとカケスが鳴き始めるのは毎年同時です。
カケスが鳴くと、アベマキが落ちたんだなと思います。
カケスの声は秋の訪れを教えてくれます。

今日はモズもよく鳴きました。
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汐川干潟

2006-09-27 | 森林環境教育
2~3日前まで昼間はTシャツを着ていたかと思ったら、今日は涼しいを通り越して寒い日です。8月の終わりの週ぐらいから、朝晩はひんやりする日が続いていました。今年は残暑というものが全くありませんでした。珍しいことです。ストーブがつけたい。と思ったのはこの秋初めてではありません。
10日ほど前にモズの声を聞きました。カケスも鳴き始めました。今はコオロギが鳴いています。


23日は、「ECOレンジャー21豊橋コース」デンソーという大企業がスポンサーとなって行っているものです。暑くもなく強風もなく最高の干潟日和でした。この日は秋分の日でしかも大潮。7月から9月の大潮(新月)の日には、カニたちが集団で産卵するといいます。それをねらったわけではないのですが、ベンケイガニの大群に出会うことができました。ベンケイガニの仲間、アカテガニの集団産卵は有名らしく、講師の高山さんも言っていたし、ネットでもいろいろ掲載されています。でもベンケイガニの情報はあまりありません。
驚いたことは、きていた子ども36人が、ほとんど豊橋の子なのに地元の汐川干潟には一度も行ったことがなかったことです。この日新たに36人の子どもを干潟につっこみ泥んこにしたことは大きな功績です。 子どもが大群でベンケイガニの大群を追いかけるので、どろが引っかき回されて、くさいこと……。でも子どもたちはおかまいなしでした。素手でどろを掘りまくるし。カニをおいかけずひたすら掘っている子もいました。この子たち、この日のこと忘れないでしょうね。


24日は夕立山森林塾の講座実施。
25日は名古屋に絶滅危惧種の調査の打ち合わせに行った後、午後から伊勢湾・三河湾のシンポジウムに行ってきました。汐川干潟を見た後だったから学習効果は高かった。海について勉強してしまったこの数日です。


写真を縮小するソフトが使えなくなったり、ちょっと体調崩したり、いろいろ行事が重なってバタバタし、しばらくブログから遠ざかっていました。今日は21時に仕事をやめたつもりだったのに、各所にメールしていたらこんな時間。どこからどこまで仕事なのか分からない生活。これは最高な生き方だと思います。
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環境教育プログラム会議と高校での講座・昨日の自然観察講座

2006-07-10 | 森林環境教育
午前は、ある企業さんが社会貢献で行おうとしている環境教育のプログラム検討会議。初めての会議でアイデア出しなどを行いました。
山里文化研究所が行うプログラムはここではすでに決まっているのでもっぱら聞き役。
大手の企業さんは、こういった社会貢献の環境教育を行うケースがよくあり、特に中部圏ではトヨタ系列の会社などもがんばっています。
昨年はデンソーさんがいろいろな環境教育の賞をとられ、うれしく思いました。

高校では、メタセコイアとコメツガの「種子のいれもの」(○○ぼっくり)を使い、ペイントして小物を作ってもらいました。
生徒たちは動物や顔を作るのが好きなようで、少々意外でした。明日も続きます。

その後、愛知県庁で「あいち環境学習推進協議会」のプログラムチーム会議。
昨年から継続していますが、終了後ほかの一人の委員さんと、昨年会議日当だけでたくさんのプログラムを執筆したことを思い出し、少々ため息をつきました。
でもこの会議にはそうそうたる実力者がこられているので、その方たちにお会いするのはいい勉強になります。特に今年はプログラムチームに水辺研究会のKさんが入ってくださったので、会議に行く楽しみが増えました。


昨日は、スタッフとして運営にたずさわっている夕立山森林塾の講座の一つ「夏の自然観察」を行いました。せんえつながら、講師もさせていただきました。
場所は恵那市の笠置山で、あまり知られていませんが、頂上付近はブナ、ミズナラ、ホオノキ、ヒノキの天然木などを主体とするブナ林です。
ヒカリゴケは2年前より増えてきれいでした。
午前と夕方、雨に降られ、帰りは道路に水が出ました。山で雨が降るとあなどれません。

夕立山森林塾の講座もこれで一区切り。肩の荷が下りたところです。
でもそれ以外の仕事が山積状態で、大変ですが事業主としては喜ばしいことです。
受託に追われて自主事業がなかなか進まないのがジレンマです。
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地元学を実施

2006-06-28 | 森林環境教育
6月25日の地元学は塾生と恵那市の皆さんで行いました。夕立山森林塾のブログに掲載しています http://blogs.yahoo.co.jp/yuudatiyama 
うまくいくか不安がなかったといえばうそですが、杞憂でした。私は留守番していましたが、塾生の皆さんはみんなとても楽しんで、得るものが多かったようでした。

27日の高校での講座は種をテーマにしました。市街地で種探しをしましたが、きのうは蒸し暑く少々ばて気味。名古屋駅周辺は雑草の種類が少ない。栄のNHKビル前の方がはるかにたくさんあります。
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