郵便を出しに馬籠(まごめ)に行ったところ、すごい人でした。
馬籠は木曽路、中山道の宿場町。大正か昭和の初めかに国鉄中央線が引かれると、沿線から外れてすっかりさびれたらしいのですが、昭和50年代頃のディスカバージャパンブームで観光地として発掘され、今やちょっとした街になっており、まあそれが元々宿場町のあり方だったと思うので、それもいいのじゃないかと思っているところです。
2年前までは外国人であふれていましたが、今日はほぼ日本人。それでもちらほら金髪の人や異国風の顔の人がありました。日本に住んでいる外人または元外人なんでしょうか。
初めて馬籠に行ったのは昭和60年代だったと思いますが、その頃はひなびた田舎の雰囲気で、静かで、ゆったりして、いい雰囲気でした。やっぱりあの頃はよかったなあと思わざるを得ない。古き良き田舎はなくなるのでしょうか。
名物の五平餅。この店はずっと前から変わらずほんとに頑張ってます。
宿場の通りの店の中には、この地方の名物ではないものを売っている店もあり。おやきとかですね……。
まあ、食文化も地続きのところには徐々に伝播していくものなので、よしとしましょう。あながち大外れでもない。
この町は西向きなので、西日が当たります。夕日がよく見えます。
斜光線がきれいです。
紅葉もまあまあでした。
一番上の写真は、馬籠から見た恵那山。冠雪しています。
▼黒猫がおとなしくみんなに撮られていました。人気者なのを知っていてサービスしているよう(動画)。
宿
馬籠 但馬屋旅館(別サイト)
妻籠 ホステル結庵(別サイト)