フモトミズナラ……、ぴったりの名前だが、思い出すまでにかなり時間がかかる。
ちなみに広木先生はトウカイナラがよかったなーといわれています。
5月26日に坂折棚田に田植えをしました。友人と3人で。苗を1本だけで植えたところと、3本ぐらい植えたところがあります。写真の、真ん中へんの2列は1本植えしたものです。大分ぶんけつして、周りの3本植えのところに追いつく勢いです。1本植えだと雑草がたくさん生えるといわれましたが、今のところそれほど差があるとも思えません。これからどうなるか楽しみです。今日見たらそれなりに雑草が生えてきていました。おたまじゃくしがいました。品種はミネアサヒです。
本日の坂折棚田です。イネが大分育っています。
昨晩はゲンジボタルが乱舞していました。上から見下ろすとそれはそれは美しく、うっとりするような余韻でした。ホタルの光があんなに大きく明るいとは知りませんでした。
本日、というかもはや日付が変わったので昨日、工場法面に「自然配植」という方法で緑化を行いました。ボランティアによる植樹祭です。一日雨が降る予定が、イベントの5時間の間だけ止んでいて、嘘みたいに幸運なお天気でした。金曜日から、絶対雨だと覚悟していたのですが。
難しい現場の植栽ですが、今後丁寧にフォローして何とかやっていくということでしょう。
私はまだ一人前ではないのでこれからも修業が続きますが、少し分かってきて、楽しみです。木が大きくなって花を咲かせたり枝を伸ばしたりしている様子を想像しているのは至福の時間です。
ついこの間までサクラだのシデコブシだのを追いかけていたと思ったら、もうあと半月もすれば梅雨に入る。そうすれば私の好きなヒグラシも鳴きだすだろう。九州では今日大雨だとか。
よくよく思い出してみれば、カザグルマやら、ヒトツバタゴやらも追いかけてみたりしていた。
今、山は緑に覆われ、コナラとアベマキが白い葉裏を返している。ホオノキの花が真っ盛りから終わりかけ。ことしは朴の花が目立つ。よく咲いている。
つまり、緑と白の季節。こんな色はかんかん照りよりも曇りや雨がよく似合う。田んぼでは魚たちが産卵し、カエルが鳴いている。雨の日はいい。気持ちが休まる。6月は潤いと命の季節。