ベトナム人クーちゃんの畑に行くと、日本人とは違う作物がいろいろ植えてあるので面白い。クーちゃんのいるときときどき遊びに行くのだが、クーちゃんのいないときこっそり見に行くのも楽しい。
先日、朝早く行って見ると、びっくりするほど大きな豆の花が咲いていた。青くて、きれいで、見たことがない花。ベトナムでは普通によく植えているものなのだろうか?
ネットで調べてみると、蝶豆と言うらしくて、花で青いお茶を作ったり、実を食べたりするとのこと。やはりタイや台湾などではポピュラーらしい。
仕立て方も、縦ではなく斜めに棚を作っているのだけど、これもベトナム式か。
ふと横を見たら、びっくりするほど大きな黄色い花をいっぱいつけている畑。大輪の朝顔ぐらいもある花で、黄色い花畑になっている。前に会ったとき、「これトウガンですー。細長いのですー。好きですかー? あげますねー。」と言っていた。たくさん咲いているレモン色がかっているのは雄花らしく、ややオレンジがかった雌花が2つ3つある。
↑ というのは勘違いで、これはヘチマ。地這いで育てるのがベトナム流。そのヘチマを食べるのである。トウガンはこの隣の畑で白い花を咲かせていた。黒いもこもこの花蜂がブンブン飛び交っていた。
雌花の基のところに丸い球があるかと思ったら、それらしいものがない。本当になるのだろうか。しかしクーちゃんはハノイの大学の農学部出身だし、間違いはないだろう。
実がなるのが待ち遠しい。いくつかは私のものになるはずだ……。