山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

スラウェシ島でフェリー沈没

2009-01-11 | なんとなく報告
これはあくまでも小耳にはさんだ「噂」であって、ウラをとっていないことなので、信用したりしないでほしいが、
インドネシアのフェリーはアブナイと聞いたことがある。

今回沈んでしまったのは高波によるためで、フェリーの整備が悪かったとか操縦の仕方が悪いとかのせいではないと思う。インドネシアのフェリーがアブナイということを裏づけるものでは決してないと信じたい。

インドネシアのガイドたちは旅行のさまざまなルートを知っていて、ここからここへはフェリーで渡れる、とよく言う。なので、「それって危なくないか」と聞くと、絶対安全だ、と断言する。

ただし、サミュエルというタナ・トラジャのガイドは、スラウェシのマナドからトゲアン諸島をを経て内陸部に至る航路について、雨期の12月は危ないからやめろ、と言っていた。よって、私は、本来このコースをとるために2回目のインドネシア行きをするはずだったが、中止した。

やはり雨期の船旅は危険なようだ。

カリマンタンはボルネオ島のインドネシアの部分のことで、石油を産出していて仕事の口がたくさんあるらしい。そのため、仕事の少ないスラウェシの人たちの格好の出稼ぎ場にもなっている。そのような人たちが、家族の期待を背負ってカリマンタンに出かける途上、事故にあってしまったのだろう。ご冥福を祈る。

また、比較的長期の旅行者にとっては、スラウェシ-カリマンタン の組み合わせは、いいコースであり、前回は私もその予定だった(結局スラウェシだけにとどまったが)。もちろん飛行機で渡る方法もある。

あまりにも身近に思えるニュースに、背筋が冷たくなった。
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