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山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ジャワティー 3 ほこりを落として飲めば

2012-04-08 | 植物利用
先日インドネシアでいろいろ買ってきた紅茶。(前の記事の続き)

これは、ブランコ娘のパッケージのもの。
この写真は、大分残りのほうなので葉が小さいけれど、
実際にはびっくりするほど大きな葉が入っている。
白いのはジャスミンの花(だと思う)。

1000ルピア(8円)だったか5000ルピア(40円)だったか忘れたけど(全然違う!)
とにかく安い。
で、おいしいか、というと、
まあ、なかなかおいしい。インドネシアの屋台の味がする。

でも最初はがっくりした。
ジャスミンの花の香りが強すぎてムッとくるし、ほこりっぽくてまずい。
で、淹れるときに、まず茶葉に熱湯をたっぷり流しかけて
ほこりを落として、それからポットで淹れると
ちゃんと飲めるようになる。花の香りもちょうどよくなる。
つまりウーロン茶風の淹れ方。


トワイニングとか、ブランドの紅茶、とても高い。
それはそれでおいしい。

ジャワティーはまた違った味。別物。
雑味もいっぱいある、庶民の味。
安いけれど、結構おいしく飲める。

紅茶っていろいろな味がある。
これまでにすごくおいしいと思ったのは
マレーシアのスーパーで買った紅茶。

ジャワティー 2 お茶の産地とパカロガン

2012-04-06 | 植物利用
*前の記事の続き。

紅茶です。
この2つ、パッケージがかわいい。見ているだけでうれしくなる。
左側はブランコに乗っている娘さん。
右側は、農夫のお兄さん。背後は茶園じゃなく田んぼみたいです。

値段は、片方が日本円で8円(1000ルピア)、もう片方が40円(5000ルピア)。
激安です。
どっちがどっちだったかは忘れました。

どちらもジャスミンが入っています。
そして、ブランコ娘のほうは、
ジャワ島のパカロガンで作られた(販売された)ものです。

いろいろな紅茶を買ってみて分かったこと……
ジャスミンの入っていないもののほうが珍しいということ。
パカロガンの紅茶がとても多いということ。

パカロガンは、バティック(ろうけつ染めの布で世界遺産)で有名な、ジャワ島の北海岸にある町です。
ちなみに、バティックで有名なジャワの町はほかに、チルボン、ソロ(スラカルタ)、マドゥーラ(島)、ジョグジャカルタなどがあります。
パカロガン、って響きが素敵です。

パカロガンには行ったことがないけど、海辺の平野にあって、茶園はありそうもないので、
集積地なのだと思います。
本によると、その南、島中央部のバンドゥンという高原の町がお茶の産地だということ。
インドネシアのお茶の6割がバンドゥンで生産されているとか。

しかしバンドゥンの町には茶畑はありません(私は見てない)。
それよりずっと西に行った山岳地帯に、
見渡す限りの段々茶畑が広がっています。
それは見事な、とても美しい景色です。
高速バスがその真っ只中を走って峠を越えていくので
車窓から見ることができます。


紅茶の話は尽きません。

ジャワティーいろいろ

2012-04-05 | 植物利用
インドネシアは、島によって、紅茶中心の島と、コーヒー中心の島がある。
トラジャコーヒーで名高いスラウェシ島や、フローレス島は、コーヒー中心で、
島人は毎日数杯のコーヒーをガブ飲みしている。

しかし、首都ジャカルタのあるジャワ島は、みんな紅茶ばかり。さすが、ジャワティーの産地。

ちなみにバリ島では、コーヒー・紅茶どちらも好まれているけど、どちらかというと紅茶を飲む人が多いように感じました。


写真は、先日買い込んできた紅茶のいろいろ。
バリ島のスーパーで買ったものですが、産地はみんなジャワ島です。
とても安くて、パッケージが面白い。

日本では紅茶というとイギリスがイメージされて、パッケージも洗練された上品なもの……言い方によっては、気取った、親しみやすくないもの……だけど
ジャワでは庶民の飲み物だから、パッケージも庶民的です。

続きは次回。



野山の植物素材のかご 作品展 阿久比

2010-11-20 | 植物利用
かご作りには、アケビ、ブドウ、フジなどのつるがよく使われますが、
それ以外のものも籠にできます。
あっと驚く材料で作った籠のグループ展が
愛知県知多郡阿久比町で開催されます。

11月25日~29日まで場所は名鉄河和線阿久比駅近く
0569-48-8939アートギャラリーあぐい

私が前回行ったときには、つるのほか、サワグルミ、サクラなどの木の皮、黒米のわらなどを使ったものがありました。
ベーシックな編み方だけでなく、いろいろな工夫がされていました。
どれもとてもおしゃれでした。購入もできると思います。
私の知人が制作に参加しています。
ぜひおでかけください。

薬草いっぱい 大阿蘇万能茶

2010-09-30 | 植物利用
麦茶がなくなったので、薬草茶に替えてみた。
元祖十六茶とでもいうべきか。
このパッケージの側面には、入っている植物の絵が、一つ一つずらっと描かれている。
それがなんともほのぼのしていい感じ。

でも、夕べ眠れなかったのはこのお茶のせいかしら。
今日また試して見ます。

ヨシ原の名残り

2010-09-10 | 植物利用
愛知県・三河湾にアサリが「湧く」と言われる六条潟というところがある。
そこは今は大部分埋め立てられて工業地帯になっているのだけど。
豊川の流れ込むところに洲があって、昔そこがヨシ原だった。
まあ普通そういうところはヨシ原になりやすい。
そこのヨシを刈って海苔の簾にしていた。
六条潟は海苔の大産地でもあった。

ヨシは昔はほんとにいろいろ使われていて、北上川のほうでは壁土に入れたり(一般的には藁を使う)、屋根を葺いたりしていた。
地域共有財産のヨシ原もあったという。
これは『聞き書き 北上川河口地域の人と暮らし』という冊子に詳しい。
北海道大学の宮内泰介先生が中心にまとめられた本である。
宮内先生は「半栽培」、コミュニティー、市民による調査、の研究をしておられ
うちの本も読んだりしてくれている。

六条潟のくだんのヨシ原は地域の青年団の財産になっていた。
どうやらヨシ原っていうのはそういう性格をときどき担うらしい。


写真は、今は埋立地となったそのヨシ原のあったところ。
今は加藤新田と呼ばれている。
カンナの向こうに、今は使われないヨシが揺れている。
ほかにも随所にヨシの名残りが見られた。

お六櫛 頭痛とオノオレカンバ

2010-07-25 | 植物利用
オノオレカンバっていうカバノキ科の木があります。
ミズメの仲間です。
ミズメはよく見ますが、オノオレカンバはあまり見ません。というか見た記憶がありません。

斧が折れるぐらい硬い樺ってことですよね。
ミズメも硬くて重い木で、低地でカシが使われるところに、高地ではミズメが使われていることがよくあります。

長野県木祖村の特産品「お六櫛」はオノオレカンバで作るのが伝統的です。
ものすごく細かい目が挽かれた櫛なので、硬いだけでなく、よほど粘りのある木、というのか、割れにくい、もろさのない木なのだと思います。

この由来を聞いてびっくり。
お六さんという娘が、頭痛もちで悩んでいたけれど、オノオレカンバ(ミネバリと呼ばれていた)で櫛を作って使ったら、頭痛が治ったという。
それで、この幸せを多くの人に分け与えようと、櫛をいっぱい作ってみんなにあげた(売った?)のが始まりとか。


ただの昔話、迷信じゃなくて、ほんとにそうなんじゃないかと思う。
ミズメにはサロメチールという有名な成分があるし(サロンパスに使われている)、
オノオレカンバにも薬効があるに違いない。


しかしながらこの話を聞いたとき、私が木祖村を活動地に選んだのは、
神様のお導きかと思いましたね。
昨日も今日も頭痛な私です。

ウコギのおひたし

2010-07-19 | 植物利用
ウコギをさっとゆでて、ごまと豆腐と一緒にあえてみました。白和えなどという上品なものではありません。
でも大変な美味でした。

見た目もミツバに似ていますが、味と歯ごたえもミツバに似ていた。
でもウコギとミツバは他人です。
ウコギはウコギ科、ミツバはセリ科です。

山菜 ウコギ ブヨ ユキノシタ

2010-07-19 | 植物利用
半月ほど前、愛知県稲武町のある山里に行きましたら、ウコギがぎっしり生えていました。
大喜びで上の方の芽を摘み取り持ち帰りました。

ウコギは薬効もいっぱいある山菜で、ウコギ科です。
ウコギ科には、タラノキ、コシアブラ、タカノツメ、ウドなんかもあって、山菜どまん中な感じです。

一生懸命とっていたら、ブヨに4カ所も食いつかれました。
本当は塩をすりこむといいのですが、この日は塩を持っていなかったので、あわててヨモギの芽をもんですり込んでみました。
全然聞かなかったようでした。
薬草の本で確かめたら、虫さされに効くとは書いてなかった…

どっちにしても、蚊やブヨに弱い私の肌が、植物をもんですり込んだぐらいで事なきを得るとは思えません。

なのでスカートなどはかなきゃいいのですが、たいていいつもスカートを履いていて、虫に刺されます。
はっきりいって、バカです。

大変反省しまして、やはり夏はスカートはやめようと思ったのでした。
で、藍染めのパンツなど買ってみました。
藍はそれ自体薬効があって肌にいいだけでなく、虫除けにもなるといいます。
そんなことでブヨが寄ってこないとはちょっと信じがたいのですが
信じてみたい気もします。

翌日丸太ん棒のように腫れ上がった脚に、ユキノシタを貼り付けて出かけましたところ
ユキノシタが熱でカリカリになって、途中で割れてパリパリと落下してました。
ユキノシタが効いたようにも思われません。

よく氷で冷やせと言われますが、氷パックを乗せてもすぐ熱くなるし
やかんを乗せればお湯がわくのではないかと思うほどです。

で、ウコギの話でした…


この日に撮った写真は、ブヨに焦って操作を誤ったのかどうか分かりませんが、大半失われてしまいました。
なので、ウコギが生えている光景のステキな写真はありません。


磯の草 まつな

2010-06-21 | 植物利用
先日愛知県渥美半島の親戚のうちから、どどーんとアサリと夏みかんを送ってくれた。
夏みかんはそこの庭に生えているもので、毎年鈴なりに実をつける。渥美半島の家にはたいてい夏みかんの木があって、根元にぼたぼた落ちている。
放置してあるものなので、もちろん無農薬だから、マーマレードを作りたいと思って、「ほしい」とお願いしておいたのです。

アサリを即、酒蒸しにして、てんこもり食べた。めっちゃくっちゃおいしいのです。プリプリしています。こんなおいしいものが、スーパーの窓口で買うと、まったくおいしくなくなってしまう。鮮度の問題と、管理の問題か。
砂だしの処理なんかまったくせずに食べられます。
だから私はスーパーでは決してアサリを買いません。

で、その箱の中に一緒に、得体の知れない草が入っておりまして(写真)。
電話があり、磯の岩の上の、潮がかかるようなところに生えているマツナというものだそうな。松菜ですね。
で、アサリをゆでた汁で松菜をゆでて、酢味噌で和えて食べなさいと。
「洗っちゃいかんだでね」とも言われた。

それではアサリをゆでた汁がもったいないではないですか、と思いつつも、
断固として2度繰り返し言われたので、ゆでた汁を最小限松菜のために残し、
投入しましたら
見事に鮮やかな緑色に茹で上がったのでした。

酢味噌で和える前に味見してみようと恐る恐る(なんせ知らない食べ物なので)食べてみたら
でたらめにおいしいです!
草自体に塩分があるようで、アサリのゆで汁より塩味が濃くなっていて、
味付けはまったく不要でした。
そのままついつい全部食べてしまいました。

なんでもその地域特産でほかにはめったにないものだとか。
一見普通の草かと思ったら海草のようでした。

潮をいっぱい吸ってミネラルたっぷりだと思います。
体に大事なのはミネラルです。

植物の力

2010-06-01 | 植物利用
薬草の第一人者の先生の講座を受講してきました。
薬草茶etc. 植物が薬になることは知ってはいるのだけど
本当に効くということが信じられる講座でした(洗脳されたか?)
あとは自分で試してみるだけ。

ウドの力をたっぷり聞かされました。
帰りに森林組合勤務の友人に久しぶりに会いにいったら、
なんと、「今、山で採ってきた」と
ウドをいっぱいくれました。

その森林組合(飛騨高山)では、クロモジオイルの原料を出荷していると昨日聞きました。
2年ぐらい前に、デパートでクロモジオイルを見つけて驚いた話をこのブログに書いたのですが、その原料を作っていたのが知人だったとは。


庭の草が抜けなくなりました。
この春以来、うちの花壇には「雑草」と言われるものを選択的に残したり、植えたりしているのだけど、花がきれいだから気に入って生やしているものが結構薬です。
キランソウとか、カキドオシとか、ハコベとか。
カキドオシはほんとに大事ですねえ。
でも、効くほど生やそうと思ったら、もっと広い場所が要ります。

柿の葉茶もドクダミ茶も作りどきです。どちらもうちに生えています。
ほんとのお茶はぎりぎりまだいけるか。


講座で聞いた植物は、私の住むところでは、ほとんど身の回りで入手することができます。
ないのはビワぐらい。
今晩のおかずは山からふんだんに調達できる。
そういう自然を生かしきれていないのはほんともったいない。

ただ、野菜づくりと同じで、どれだけ自分の食に時間をかけられるかということです。
本当は、ほぼ全部の時間をそれにかけているのが人間の営みのはずなんですが。
この乖離はいつになったら埋めることができるのか、と自問してしまいます。
自分次第です。


先生に聞いたもの全部作って試してみたいけれど
それをしていると、多分1日4、5時間はそういうことにかけないといけなくなります。
それはシアワセな毎日でしょう。



新茶を作りました

2010-05-31 | 植物利用
もう10日以上前ですが、茶摘みして新茶作りました。
すごーくおいしかった。
最初の一瞬、ちょっとだけ青臭さがあるけど、香りがよくて、味もしっかりして、お茶らしい苦味もあって、最高。
総会で全部飲んでしまったけど
今思い出しても、もう一度飲みたくなる。

去年とはかなり違う製法です。
今年は自分の考えを入れてやったので、コツというか、ポイントが分かった気がする。

でも、茶摘みは本当に時間かかります。
1年分のお茶を作るって、すごく大変だと思います。

でもそのうちいつか(いつ?)
1年分のお茶全部作るような生活したいですねえ。

ナズナを食べる 春の七草

2010-03-10 | 植物利用
先日の記事のナズナ、食べてみて、何かに似ているけど思い出せない……と思っていたら、やっと気づきました。
カブの葉でした。


セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。春の七草のうち3種(ナズナ、スズナ、スズシロ)がアブラナ科です。

キク科は、ゴギョウとホトケノザ。今の野菜でキク科なのは、春菊、レタス、ごぼう。めずらしいところでチコリ。キク科の野菜って少ない。

セリはセリ科で、今の野菜ならにんじんとセロリとパセリとミツバ。

ハコベラはナデシコ科ですが、そういう野菜、思いつきませんね。ハコベ自体もおいしくない。

ナズナを食べる

2010-03-07 | 植物利用
伊那市の産直市場グリーンファームで売っていたナズナです。
ナズナだとは信じられないぐらい、生い茂ってる。
十分、野菜です。

出荷している人も一人ならず、3人。
1束100円だったと思う。安い。
採ってきれいにするまではそうとう大変。

買ってきて、胡麻和えにして食べたら、おいしい!
何かの野菜と似ているような気もするけど、思い出せず
歯ごたえもあるし、油気が強い感じがして、
あくはなく、普通に野菜でした。

野の菜ですね。

時期はお彼岸までだそうです。
うちのほうでは、もうどんどん咲いていますから。